キートンのウィークリー米国株ニュース 240720/ナスダック調整来たけど。。

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

ナスダック調整来たけど。。

先週はいよいよ利下げか?
ということで記事を書きましたが、
今週はナスダックが4月中旬並みの下落に追い込まれました。

下げ材料としては

  • トランプ相場によるディフェンシブ買い
  • バイデンの中国に対する半導体規制強化発言
  • ASMLの見通し弱
  • クラウドストライク事件
  • トランプさんが台湾への敵視発言

といったところで、

TSMCの決算結果はもちろんクリアで株価を上げるに十分な材料でしたが
上記の諸々の発言にかき消され株価軟調です。
とはいえ、
TSMCしか大量生産はできないし、業績が落ち込むということは
ありえないので企業体質としては今後も頑強とみてます。

そして、昨日全世界で起こったWindowsのブルーバック事件ですが
これはセキュリティ会社のクラウドストライクがバグ解消のために
セキュリティソフトをアップデートして
ミスったという内容でして。

これはこれでクラウドストライクという会社の地位は下がるのでしょうけど、
挽回によっては復活もあり得るのかもと思ってます。
復活できなくても他にセキュリティソフト会社はもろもろありますし、一過性の事故ということで今後の対策に期待したいと思います。

このセキュリティ問題で昨日もハイテク銘柄の株価は下げてしまいましたが、これが尾を引くとは考えておりません。

世界はもうコンピュータ使わざるを得ない状況にありまして、セキュリティは強化していくしかないのです。
つまりAIが失速することはないと思います。

そして今ディフェンシブ銘柄に資金がいっておりますが

セクターローテーションをみますと
利下げ時期(金融相場時期)は
・金融
・不動産
・情報技術

に資金が流入しやすいといわれております。

セクターローテーションとは?
セクターですが実は歴史や流行が繰り返すのと同様、好調なセクターがかわるがわる入れ替わりローテーションしていくのです。このセクターローテーションの知識があれば、今どんな相場なのかがわかり次にどんな相場がきて、どんなリスクもしくはリターンがあるのかを察知でき、どんな行動をすればよいのかを判断することができます。

たしかに金融や不動産はセオリーどおり上昇基調ですが、情報技術だけ下げてますね。

となると、、今後は

情報技術も上げやすい局面にさしかかってきます。

最近は株価上げすぎてたので、ちょっとした悪材料でも下げるといった地合いになって
売られたのかなと思います。

エヌビディアをはじめ大型ハイテク銘柄の業績に影があるかというと
それはないですよね。

今週の下げが呼び水となって来週も下げる可能性はありますが、来週は経済イベント満載で政治的材料よりかは株価に影響を与えそうです。
金利やVIXが低下トレンドにきたらエントリーでいいかもですね。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+0.7%(終値:40287.54)
  • ナスダックが-3.6%(17726.94)
  • S&P500は-2.0%(5504.99)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。

ディフェンシブ銘柄に買いが一時集まりましたが、いってこいで若干の上昇で終えてます。

今週上げたのは

今週下落したのは

と アップルやマイクロソフト、アマゾンといった大型ハイテク銘柄がやられてます。
そこまで売るかといいたいのですが、いい調整とも思ってます。

ナスダック

下図をごらんください。

引き金はトランプ銃撃事件となっており、ちょうどディフェンシブが売られまくって、ハイテクが買われまくってたタイミングでしたので、ハイテク株の多いナスダックとしては大きくさげてしまいましたね。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位より)

今週下落したのは(下位より)

上昇銘柄の時価総額は10B~100Bの割と小型株で
下落銘柄は100B~の大型銘柄となってます。

ちなみに王者エヌビディアは-8.75%となかなかの下げを記録してます。

S&P500

 こちらも先々週が5500台でしたのでいってこいで調整してます。

最近すごく一本調子の上げで大型株がことごとくやられてますので、当然の結果ではありますが。。
こういった下げ局面のとき、気分的にはみんなウキウキとはいかないと思います。
でもこういった現実を見ることで、なにも知らない恐怖と戦うよりははるかに健全で、しばらくすると免疫もついてきます。
すると意外と冷静な目で相場を見れ、いい判断につなげることができます。
インデックス投資であればガチホ&株式忘れる、が最強ですがね。。

米10年債利回り

下図をご覧ください。

4.241%と先週から若干上昇しました。

 小売売上高は強かったのでその影響だったと思います。
がしかし、チャートをみるとギザギザで低下トレンドなので、もうこのトレンドは引き続きつづくものだと思います。

ちなみにいまの利下げ見通しは下図の通り、9月がほぼ90%超えてます。
「ほぼトラ」ムードなので、もはや大統領選挙に遠慮することなくFRBは利下げできますね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

左上:赤
右下:緑

ハイテク大手がだいぶ焼け野が原で
ディフェンシブ銘柄が元気ですね。

 エヌビディアは-8.75%とおおきくやられてますが、さらにAMDやMUが2ケタマイナスで、半導体銘柄がピンチです。
業績はもちろんこれからで今も絶好調で目標株価もさらに上なのですが、
今週はトランプ相場ショックでやられたということでしょう。
来週落ち着きをとりもどしてくれるといいですけどね。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

1位は
VNQ(不動産関連 プロロジス、アメリカンタワー、エクイニクスなど)
2位は
VFH(金融関連 JPモルガン、バークシャーハサウェイ、マスターカード)
3位は
VDE(エネルギーセクター エクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップス)

 と今週は、セクターローテーションがきてます。
ん??
たしか利下げ局面だと金融、不動産、情報技術の3セクターが上昇するのですが
情報技術がありません。しかもビリです。。
 このギャップが今後の株価にどう影響するかですが、さすがに情報技術が下げすぎたので来週以降どこで反発くるか見ものだと思います。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
 16.51と先週から急上昇です。

 決算シーズンなのでこのまま低空飛行かと思われましたが、ちょっと波乱の決算シーズンとなっております。この悪い流れがこのまましばらく続くのか、はたまた決算かなにかで天井を打つのか
ちょっと様子見が必要ですね。
 ですので、VIXが下げ始めてから本気でエントリーしていくのがいいでしょう。

ドル円の状況

下図をご覧ください。

円高ムードは引き続きで一時155円台までいきました。
これもトランプ事件の影響で、トランプさんは円安を批判しております。
ま、でもこれはある意味米国株(ドル)を買うチャンスで、またじわじわ上がってくるのかもですね。

経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

  • 小売売上高 06月[前月比]→前回0.1% 予想-0.2% 結果0.0%
  • 小売売上高 06月[自動車除くコア・前月比]→前回-0.1% 予想0.2% 結果0.4%
  • 鉱工業生産指数 06月[前月比]→前回0.9% 予想0.4% 結果0.6%
  • 鉱工業生産指数 06月[設備稼働率]→前回78.7% 予想78.5% 結果78.8%
  • フィラデルフィア連銀景況指数 07月→前回1.3 予想3.0 結果13.9

来週のイベント

  • 中古住宅販売件数 06月→前回411万件 予想402万件 結果
  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 07月[製造業PMI・速報値]→前回51.6 予想 結果
  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 07月[非製造業PMI・速報値]→前回55.3 予想 結果
  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 07月[コンポジットPMI・速報値]→前回54.8 予想 結果
  • 新築住宅販売件数 06月→前回61.9万件 予想65.0万件 結果
  • 実質GDP(速報値) 第2四半期[実質GDP・前期比年率]→前回1.4% 予想1.8% 結果
  • 実質GDP(速報値) 第2四半期[個人消費・前期比年率]→前回1.5% 予想 結果
  • 耐久財受注(速報値) 06月[前月比]→前回0.1% 予想0.6% 結果
  • 耐久財受注(速報値) 06月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.1% 予想0.2% 結果
  • PCEデフレータ 06月[PCEデフレータ・前年比]→前回2.6% 予想2.5% 結果
  • PCEデフレータ 06月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回2.6% 予想2.6% 結果
  • ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値) 07月→前回66.0 予想 結果

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240720/ナスダック調整来たけど。。」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

今週の下げが呼び水となって来週も下げる可能性はありますが、来週は経済イベント満載で政治的材料よりかは株価に影響を与えそうです。金利やVIXが低下トレンドにきたらエントリーでいいかもですね。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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