こんにちは~、キートンです!(^-^)/
「リセッション」「景気後退懸念」と毎日のように騒がれてますが、
専門家たちの意見はまちまちで、「リセッションは必ずくる」とか「ソフトランディングできる」とかあんまり意見は一致してないような感じです。
しかし楽観的な見方は禁物ですのでリセッション(景気後退)がきてもダメージを受けないように準備しておく必要があります。
リセッションとは?
定義としては下記の2つ
1)リセッションとはNBER(全米経済研究所)発表による景気循環日付における「山(peak)から「谷(trough)」までの期間をさす。この場合、NBERに付属する「景気循環日付判定委員会」が主として商務省景気一致指数に基づき判定する。
2)リセッションとは、実質GDP成長率が2四半期連続でマイナスを記録することをさす。その起源は、財政収支均衡法の「リセッション・エスケイプ条項」(実質GDP成長率が2四半期以上連続してマイナスを記録すると見込まれる場合、同法に規定される一律強制削減措置を回避することができることをうたった条項)にさかのぼることができる。
となっております。
で今のアメリカの実質GDP成長率はといいますと
2021年10~12月期が
+6.89%
2022年01~03月期が
-1.57%
2022年04~06月期が??
こちらは2022年7月28日に発表されますが、予想としてはマイナス2.1%となっており、2四半期連続のマイナスですのでリセッション(テクニカルリセッション)となります。
ここでFRBが景気後退だから利下げです。とはさすがに言わないでしょうし、もはや次回7月のFOMCでは0.75%の利上げが予想されてます。
もしかしたらそこで0.5%となる可能性はあるかと思います。
それのカギを握るのが来週発表されるCPI(6月度消費者物価指数)となることでしょう。
ちょっと前置き長くなりましたが、そんな目で株価をみていくとどんな行動をとればよいかというのが見えてくるかと思います。
それでは今週のアメリカ3指数をみていきましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数いずれも終値ベースで先週末から「反発」です。
上げ率はというと先週末比で
- ダウは1.8%プラス
- S&P500は3.0%%プラス
- ナスダックが5.5%プラス
でした。
アメリカ債券市場では米連邦準備理事会(FRB)の将来の利下げ転換を織り込む動きが進んでいるとのことです。ゆくゆくは利下げによる経済の下支えが必要になるとの見方が強まってるためでして、長期金利は低下が続き、ついに2年債利回りを下回って景気後退の予兆とされる逆イールドが発生しました。
てなわけで10年債利回りが低下してハイテク株のアップルなどが今週は上げてきて、ダウ、ナスダック、S&P500が上昇した形となりました。
とはいえ、労働市場が依然強いことでFRBが利上げしやすくなってことで、再び10年債利回りが上昇、ふたたび3%台に乗りました。
ではまず
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.08%です。
利下げを織り込みに行くのか、はたまたまだまだ利上げを見込んで上がっていくのか
どちらにしても当分は3%前後で推移していきそうです。
逆イールドとは
こちらも下図をごらんください。
2年債利回りが10年債利回りを上回った状態を逆イールドと呼びます。
この状態がリセッション(景気後退)の予兆と一般的に呼ばれております。
銀行は短期金利(2年債利回り)で貸して、長期金利(10年債利回り)で回収します。
短期が長期金利を上回っているので、これじゃ利益とれないんですね。
それなので銀行はお金貸せません。貸し渋ります。
そして企業にお金が貸せなくなって、企業は事業を回せなくなりが事業が滞ってしまいます。よって景気が悪くなっていきます。
景気が悪くなっていくのに利上げをして、さらに景気が悪くなるということをFRBはやろうとしてます。もうそれは宣言してますね。
つまり、覚悟してください。今のうちに逃げてください。ということの警報を鳴らしているわけです。
ふつう、景気後退となると利下げをして景気を回復しようとします。
が
今回は傷に塩を塗る形で痛みをさらに拡大させてなんとかインフレを抑え込む姿勢です。
こういうことは1974年にもありましたがそのときのS&P500は半値になりました。
となると今回もその可能性は低くはないということですので、そういうリスクシナリオももっておくのがよいかと思います。
ところが。。
6月雇用統計
昨日、6月度雇用統計がでましたね。
市場予想25万人増を大幅に上回り、37万人増という結果でした。
平均時給は前年同月比5.1%上昇と伸び率は市場予想5.0%を上回りました。
景気の指標として雇用が重要で
経営者は労働者をさらに雇い、生産活動の強化(好況)につながります。
となると、依然として景気は悪くないということが言えるわけで。。
それだと、いったいどっちなんだ?景気は悪いのか?いいのか?悪いのか?
という疑問におちいってしまいますね。
今の景気が良い、悪いはどうであれ、
これからインフレ抑制のための利上げをやってきますので、景気は悪くなると思っておいたほうがいいでしょう。
そしてFRBがどういう利上げの仕方をしてくるのか、来週の6月消費者物価指数(CPI)次第で変わってくるでしょう。
当然次の7月8月の消費者物価指数によって利上げペースを変えてくる可能性はじゅうぶんありますので、随時ウォッチしていきましょう。
今週のセクター別騰落一覧
今週は10年債利回りの下落のおかげでハイテク株中心に上昇してます。
原油価格下落の影響でエネルギーセクターが引き続き軟調です。
下図は各セクターの株価推移です。
今年前半はエネルギーセクターが調子よかったのですが、ここ1か月は急落してます。
そして、株価上昇しつつあるのが「ヘルスケアセクター」「生活必需品セクター」です。
UNHやJNJ,PG,KOといった大手が堅調です。買い場に備えキャッシュは準備しておきつつ
セクター乗換えはお早めに!
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。25を切って24.65です。
FOMCが終わるとスルスルと下がっていくのがVIX指数です。
となると7月末にはまた上がって株価が下がるんでしょうかね。
FOMC前には売って、FOMC後に買う。というのがセオリーになるかもしれませんね。
今月は決算発表もありますので、そちらもにらみながらポジション調整を行うとよいでしょう。
原油価格の動向
現在1バレル104.78ドル近辺で推移してます。
景気後退で需要が減るとの見方ですが、ちょっと甘いような気がします。
秋口から年末にかけては上げていくのでは?と思いますが。いかがでしょうか。
セクターローテーションではエネルギー株は下火ですので、保有は控えめでもいいかもしれませんね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。136円前半で推移してます。
景気後退となると世界の基軸通貨であるドルが買われます。
つまりドル高、円安となり、これからさらにドル高円安になっていくものと思われます。
140円台もまもなくかともいわれております。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 220709
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
さ、6月雇用統計が終わりました。利上げの準備は整いつつありますが、来週はいよいよ6月消費者物価指数(CPI)が発表になります。
ここでFRBがどう出てくるか見ものです。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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