相場混迷のとき、あなたならどうする？　その３

こんにちは～、キートンです！(^-^)/

「節分天井、彼岸底」という格言がありますが、さすがにこれは今年には当てはまらないようです。
節分はご存じの通り2月3日ですが、今週末に日経平均が30000円行くかと言われるといかないでしょうし、アメリカも当然、ダウ、ナスダックは軟調のまま推移するのではと思います。

そこで、３月の底まで何もしないのかというと、そうではありません。株式に投資しない代わりにいまのうちに色んな指標やら銘柄の品定めなどに専念するのもありかなと思いますので、そういった視点で今後のチェックリストに入れておきたいと思います。

経済指標
仮想通貨
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)・S&P500
最後に
役立つアイテム

経済指標

一週間のうちに数回、国の様々なデータの指標などが公表されます。
たとえばアメリカでは次回2022年2月1日24:00に「ISM製造業景況指数」というものが発表されます。
下図のように予想値と結果値がありまして、予想を上回るか、下回るかでその後の株価や為替に影響してきます。

ちなみにこの「ISM製造業景況指数」というのは
米供給管理協会（ISM：Institute for Supply Management）が製造業約350社の仕入れ担当役員にアンケート調査を実施して発表される、景気転換の先行指標と言われています。非常に早い段階で発表される事から(翌月第１営業日)、注目度が非常に高い指標です。この指数が50％を超えれば景気拡大、下回ると景気後退を示しています。
Yahooファイナンスより

今回は1月度の結果が発表されるわけですが、オミクロン株の影響があったせいで、予想値は前月よりも下げているとみてます。
コロナ感染者数はピークアウトしてるため、次回からは少しずつ回復していくのではと期待しております。

各種経済指標の発表時期については下図の通り、Yahooファイナンスの「FX為替」→「経済指標」で確認できますので、これも毎日チェックしておきましょう。

仮想通貨

結論から言うとこちらは距離を置いとく方が賢明だと思います。

実はこれも値をさげておりまして。先日65000ドル近辺だったのが、今では37000ドル位へと急落してます。下図をごらんください。

このチャートをみたただけでも、かなりの乱高下に酔っぱらってしまいますね。
なんとついこないだの去年2021年11月から４０％超の急降下をしてます。
わずか３か月です。。
で、これだけでなくその前に2021年7月には29000円だったのがその４か月後には２倍になっているわけですから、ＦＸ以上の投機性をもっており、ちょっとこのギャンブルにはついていけないですね。
全財産をビットコインにつぎこんで破産した人もいるわけでして。やるとしても少額でパチンコ感覚でしょうね。。

あとこの仮想通貨の利益ですが半分くらい税金でもってかれますのでご注意ください。。

VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)・S&P500

これらETF関係もいまはエントリー時期ではありません。（長期投資はアリです）
短期、すなわち今年から利益だしていきたいという方には残念ながら不向きです。
今年は利上げの年ですので完全にグロース中心の銘柄で構成されているこれらのETFはモロに逆風ですので避けておくのが賢明です。

昨年、一昨年はS&P500もしくはVTに投資しておけばそれでほったらかしでOKでしたが、今年みたいに厳しい年もあるので、今年が終わってから、あれ？儲かってない！とびっくりしないよう気を付けてください。

これらVTやS&P500が復活してくるタイミングとしてはおそらくインフレがFRB目標の2.5%に到達する見通しができたとき、もしくは利上げ終了時期と見てます。
ですので、今年中にはなんとかインフレをやっつけられるとは思ってますが、もしかしたら長期化するかもしれませんので、そこは常に様子見ておきましょう。