こんにちは~、キートンです!(^-^)/
高所恐怖症になると、ちょっとした揺れでも何倍にも恐怖を感じることがあります。
つまり、たかがそんなことで?というような出来事で株価は落ちてしまいます。
そしてそういったときにこそ、悪い事象にばかり注目がいくもので。
FOMC議事録で注目されたのは今後の利上げ懸念が高まるといったタカ派意見をさらにぶり返してしまいました。
今年のリセッションはない発言はまったく取りざたされず、こないだのFOMCでのパーティみたいな会見の雰囲気を思い出させるような発言はありませんでした。
季節性とはやっぱりやってくるもので。。
日本でいうと、1月はお正月、3,4月は卒業、入学、入社のシーズン、5月は行楽、6月、12月はボーナス、7,8月は夏季休暇、といったサイクルが決まってあります。そうなるとこのサイクルにお金もついてまわるわけで、どこで余剰資金がうまれて株式に投資しやすいか。とか、どこで支出が増えて余剰資金がなくて困ってるか。とかが時期的に色分けされてしまうのは否めないのかなと。それが株式の季節性アノマリーにつながってると思われます。
これはこれでデータがあり、ある程度信憑性がありますので、株式トレードの重要ファクターとして考えておいてよろしいかと思います。
ちなみにアノマリー的に9月が一番株価が下落する月ですので、これから気を引き締めてまいりましょう。
だいーぶ株価下がりまして、逆に一安心といったかたもいらっしゃるのではないでしょうか。それでは今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
いよいよ50日移動平均線を完全に割り込んできました。
昨日はいったん上昇したものの、今後もずるずると下げていくかもしれません。ウォルマートやボーイング、ユナイテッドヘルスが上昇に寄与しており、アップルやマイクロソフトといったハイテク関連株はあきらかにさえない状況です。
ナスダック
こちらも50日移動平均線を割り込んで200日移動平均線を試す展開となっております。ここからⅤ字回復という流れは季節がらほぼみこめませんので、9月末までは軟調ペースで行くと思います。
S&P500
こちら、ナスダック同様といってよろしいかと思います。今週は、グロース、ディフェンシブともにやられましたが、金利上昇の観点からこれからはディフェンシブ優勢になっていくと思います。
ただ、ディフェンシブの上昇もそこまで大きくなく、下落が小幅にとどまる程度と思ってた方が無難かもしれません。
ですので、9月末まではキャッシュポジション高めにしといて、少量をQQQショート(売り)でもっておくとよいかもですね。
今週の下げには私キートンも無傷ではありませんでした。調整がくるのはわかってたのですが、かなり早めにきてしまったので慌てて手じまいしました。ですが、ポートフォリオコアの高配当株やVT、FMは現物でもちつづけており、積み立てS&P500もそのままです。コアはそのまま、サテライト(信用取引など)の個別、ETFを手じまいしたというわけです。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.257とまたまたまた先週から上昇しました。
このように10年債利回りが上がり続ける場面ではかならずといっていいほど株価(とくにグロース)は下がります。現に大きくさげており、ようやく夢からさめたみたいにせのたけに応じた株価になっていってるのではと思います。
直近の株価にはマイナスですが、長い目で見たらこの調整があればこその上昇となりますので、これは健康的な株価の動きですし、このまま上昇しつづけるとバブルになってたかもしれませんね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
おっと、一気に全セクターがマイナス(真っ赤っか)となってしまいました。ほんとはレイバーデー9月初旬あたりから下げ始めるのが通例ですが、今年はなんだか早めに調整がかかりました。たしかに4,5,6,7月と4か月も上昇してたら、みんな行ったことない高値までに登ってしまって高所恐怖症で降りたい気分マンマンだったかもしれません。それで米国債や銀行の格下げだ、中国不動産が、中国景気が、など悪材料を格好のネタにしてさげていったのでしょう。
ブル相場であればどんな材料きても上がり続けるんですがね。今回は季節性も相まってわかりやすい下落となりました。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
先週はグロースとディフェンシブの明暗がつきはじめた週でしたが今週は全セクターで下げてます。ただ強く生き残ってるのがエネルギーセクターVDEとなっております。VGT(情報技術)はひきつづき下落して最下位となっております。
ですので、グロースをショート(売り)、ディフェンシブをロング(買い)なのかと思うのですが、これからの時期、買いは避けて置き、せめてショート(売り)でトレードかなと思います。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
17.29と先週から3ポイントちかく跳ね上がりました。高い位置でとどまるならショート(売り)確定ですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は145.36円近辺で、先週から上げてきてます。
今週半ばでいったん、146円台まであげましたが、やや落ち着きを取り戻しております。
アメリカ長期金利が昨日いくぶん下がりましたのでドル円もすこし調整はいってます。
FRBの利上げ懸念がおさまらなければドル円も高いまま推移するものと思われ、この秋9月末までは長期金利が高くドル円も高いままだと思います。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230819
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
高所恐怖症になると、ちょっとした揺れでも何倍にも恐怖を感じることがあります。そしてサマーラリーが終わりを告げました。これからいろんな指標、ニュースが出てきますが、これらはこれまでと違って市場はネガティブ面に反応しやすく株価は下落基調と思われます。
重力同様、株価は登るスピードはゆっくりですが、下がるスピードは一瞬です。
ちなみに去年は9月末までものすごく下げて10月から反発しました。株式投資は波乗りと同様、どこで力(資金)をいれるか、どこで力(資金)を抜くかが重要です。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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