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こんにちは~ キートンです!(^-^)/
今週の米国株は、なかなか見どころの多い一週間でした。
大きな材料は、
FOMC
そして、
米イラン停戦合意
の2つです。
FOMCはややタカ派的に受け止められ、いったん株価の重しになりました。
一方で、米イラン合意によって原油価格が下がり、インフレ懸念が後退。
結果として、米国株は大きなショックなく通過した印象です。
そして今週、私が一番気になったのは、やはりAIインフラ関連です。
これまでAI相場といえば、エヌビディア、マイクロン、サンディスクなどの半導体・メモリー株が主役でした。
しかし、ここにきてウェスタンデジタルが急騰。
つまり、AIデータセンター需要は、メモリーだけでなくハードディスクにも広がってきたということですね。
さらにGEベルノバなど電力関連にも買いが入り、AI相場はGPUだけの話ではなく、
メモリー、HDD、電力、冷却、インフラ全体へ広がる段階
に入ってきたように感じます。
来週はいよいよマイクロン決算、そしてNVIDIA株主総会。
メモリーも、ハードディスクも、本当にこの流れが続くのか。
今週の米国株を振り返りながら考えていきます。
【3行で要約】
- 米イラン合意で原油が下がり、米国株はリスクオンへ。
- FOMCはややタカ派だったが、AI半導体・インフラ株は主役を維持。
- 次の注目はマイクロン決算とNVIDIA株主総会、そしてメモリー・HDD需要。
【こんな人向けの記事です】
- 今週の米国株の動きをサクッと整理したい人
- FOMC後の米国株をどう見ればいいか知りたい人
- マイクロン決算前に半導体株の流れを確認したい人
- WDC、SNDK、MUなどメモリー・ストレージ銘柄に注目している人
- AIデータセンター需要がどこまで広がるのか知りたい人 NVIDIA株主総会でAI相場が再加速するか気になる人 高値圏で買うべきか、ホールドすべきか迷っている人
今週の米国株を動かした主な材料
米イラン合意で一気にリスクオン
米国とイランが戦闘終結に向けた覚書に署名し、原油価格が急落。インフレ懸念と金利上昇圧力が和らぎ、ダウは最高値を更新した。
原油安で景気敏感株に買い
WTI原油は一時73ドル台まで下落し、ガソリン価格も4ドルを下回った。燃料高への不安が薄れ、航空・クルーズ・消費関連株に買いが広がった。
FOMCはややタカ派、株の重しに
FRBは政策金利を据え置いたものの、年内利上げの可能性も意識される内容に。市場は「思ったほどハト派ではない」と受け止め、ダウは一時大きく下落した。
半導体株は乱高下も主役継続
FOMC前後でSOX指数は大きく下げたが、米イラン合意後はマーベル、マイクロン、インテルなどが急反発。SOXは再び最高値を更新した。
インテルに大型材料、株価急伸
トランプ大統領が、アップルとインテルが米国内で半導体設計・製造で協力すると投稿。収益拡大期待からインテルは10%超上昇した。
ここからは、実際に各指数や金利、VIXを見ながら今の相場を整理していきます。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+0.7%(終値:51570.17)
- ナスダックが+2.6%(26517.93)
- S&P500が+0.9%(7500.57)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
今週は最高値を更新したもののFOMC後に利上げを嫌気して下がってます。しかしじわじわと上昇しており安定感を感じます。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10
今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはキャタピラー(CAT)。
どうもキャタピラーで売ってる発電機がAIデータセンター向けに爆売れしてるみたいで、今年と来年以降の売り上げ見通しを引き上げました。しかしPERは約50倍ですので、まだいいかな。って感じです。
↓↓キャタピラー(CAT)の株価チャート(日足)

ナスダック
下図をごらんください。
先々週のブロードコム&雇用統計ショックによる下落から反発が続くかと思われましたがFOMCでの利上げ観測により頭打ちとなってしまいました。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10
今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップはウェスタンデジタル(WDC)、ハードディスクの会社です。
↓↓ウェスタンデジタル(WDC)の株価チャート(日足)

モルガンスタンレーがウェスタンデジタルの目標株価を488→650ドルへ引き上げました。というのもHDDがこれから年50%伸びるのに供給成長は35%と。
でどんな会社かというと↓↓こんな感じです。ご参考まで!。メモリーの次はハードディスクが来ますと以前申しましたが早かった。。

S&P500
下図をご覧ください。
週の始まりは米イラン停戦合意の影響でジャンプで始まりましたがFOMCでの利上げ懸念で下落。
まだブルーの見通しラインの下ですのでホールドまたは買いでいいでしょうね。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10
今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10
下落銘柄は(下位10銘柄)

注目は上昇3位のGEベルノバ(GEV)
↓↓GEベルノバ(GEV)の株価チャート(日足)

AIデータセンター向けの電力需要テーマが再燃しました。
AIデータセンターに足りないのは大きくメモリ、電力と言われており、メモリは大注目されて株価上昇してましたが、ここにきて、「あれ?」電力銘柄もだよね。ってことで買われた感じです。
きっかけは今週、ベネズエラとの電力供給協力が出たことです。6月15日に、ベネズエラ政府とGEVが電力供給改善に向けた覚書を締結し、最初の24か月で1GW、4年で5GW超の電力供給を目指す内容が報じられました。
で、GEベルノバってどんな会社かというと

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米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.455%と先週から低下です。

米イラン停戦合意からの原油価格下落からのインフレ懸念低下からの下落
となりました。
ただFOMCでの年1回利上げ予想で利回り低下は限定的でした。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

こないだ買われたヘルスケアセクター、こないだまで買われていたエネルギーセクターが売られ、大型ハイテクが買われ、AI半導体銘柄ががっつり買われた感じです。
米国株はヘルスケアやエネルギーセクターがしっかり守り、攻撃側のハイテク銘柄がしっかり点を取るといった強靭な布陣で戦っているのがよくわかります。
戦うには盾と矛がそろっているのが基本ですね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

エネルギーセクター以外は停戦合意ムードで上昇してきましたね。
気になるのは情報技術(VGT)がまた反発していくか。
期待したいところですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
17.67から16.41とさらに低下です。

週をとおしてはほぼ横ばいだったのですが、月曜いっきにガツンと下がったのが効いてますね。
やはり米イラン合意は大きかったです。

ドル円の状況
下図をご覧ください。
160.19→161.25円/ドルと先週から1円上昇です。

どうせ為替介入くるでしょ。
と待ち構えているのが大勢だと思いますが、そうだと160円あたりで膠着しそうですが、もう構造的円安のために上がらざるを得なかった。というのが私の見解です。
ですのでもし、為替介入がきたら、そこで投機筋がここぞとばかりには買うでしょう。もちろん全力買いではなく、2段3段構えで迎え撃つと思われます。
したがってもし為替介入きたらまたもや、いや前回よりも早くもとに戻るような気がしますね。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察:メモリーも、ハードディスクも
まずはFOMCについてさらっと。
利上げについてですが
ドットチャートでは年一回と読み取れるだけで、ウォーシュ議長やメンバーが明言したわけではありません。
個人的には、ウォーシュ氏はこれから利上げではなく、むしろ「利下げ」を予想してると思います。
まず、停戦合意これは中間選挙を見据えてのトランプさんのスケジュールなので、継続は濃厚です。
すると原油価格は下がりインフレ後退の可能性が出てきます。
もう一つはこの後述べるAIの進化です。幾度か申してますが、
生産性向上→
→低コストでモノが作れる
→インフレ低下
→物価安定
→需要刺激
→設備投資
→生産性向上
…
と
これが生産性向上の典型的なパターン
当然株は上がる
が、AIはまだ始まったばかり
株価を上げて落とす
のではなく
株価を引いて飛ばした
トランプさんの戦略?がみえてきます。。
そして本題、今週の相場を見ていて、あらためて感じたのは、
AI相場はエヌビディアだけの話ではなくなっている
ということです。
これまでは、AIといえばエヌビディア。
そして、その次にマイクロン、サンディスク、TSMC、マーベル。
このあたりが主役でした。
ところが今週は、ウェスタンデジタルが強く買われました。
理由はシンプルで、AIデータセンター需要がストレージにも広がっているからです。
AIは大量のデータを使います。
大量のデータを使うということは、それを保存する場所が必要になります。
つまり、GPUやメモリーだけでなく、HDDやストレージの需要も増えるということです。
これはけっこう大事な変化だと思います。
AIデータセンターを作るには、GPUが必要です。
でもGPUだけでは動きません。
メモリーが必要。
ストレージが必要。
電力が必要。
冷却が必要。
ネットワークが必要。
サーバー筐体が必要。
工事も必要。
つまりAI相場は、
半導体単体の相場から、AIインフラ全体の相場へ広がっている
ということですね。
今週はGEベルノバにも買いが入りました。
これも、AIデータセンター向けの電力需要が意識された流れだと思います。
これまで「AIに必要なのはGPUとメモリー」と見られていましたが、ここにきて「いや、電力も必要だよね」という話になってきました。
これ、なかなか面白い流れです。
たとえるなら、金鉱を掘る人だけでなく、ツルハシを売る人、水を運ぶ人、道を作る人、電気を引く人まで儲かり始めている感じです。
だから、今のAI相場を見るときは、エヌビディアだけを見ていては足りません。
マイクロンのHBM。
サンディスクやウェスタンデジタルのストレージ。
マーベルのネットワーク。
GEベルノバやVRTの電力・冷却。
キャタピラーの発電機。
こういう周辺銘柄まで見ていく必要があります。
そして来週は、いよいよマイクロン決算です。
おそらく市場の期待はかなり高いです。
なので、たとえ決算が良くても、株価が素直に上がるとは限りません。
前回のように、いったん下げてから上がる展開もあり得ます。

ここは注意ですね。
ただし、もしマイクロンの決算でHBMやデータセンター向けメモリー需要の強さが確認されれば、AI半導体相場にはかなり大きな追い風になると思います。
そして同じタイミングでNVIDIA株主総会もあります。
NVIDIAがAIインフラの未来をどう語るか。
マイクロンがAIメモリー需要をどう見せるか。
この2つがそろえば、AI相場はもう一段上に行く可能性もあります。
もちろん、FOMC後の金利警戒は残ります。
ウォーシュ議長の発言は、市場から見ると思ったほどハト派ではありませんでした。
なので、金利が再び上がれば、高PERのAI銘柄には逆風です。
それでも、AI需要そのものは崩れていません。
むしろ今回見えてきたのは、
AI需要がメモリーからハードディスクへ、そして電力インフラへ広がっている
ということです。
この流れが続くなら、AIスーパーサイクルはまだまだ終わっていない。
むしろ、主役が増え始めた段階なのかもしれません。
なので、私は引き続きAI関連銘柄はホールド中心で見ています。
ただし、決算またぎは値動きが激しくなりやすいので、買うなら少量ずつ。
上がればホールド、下がれば内容を確認して分割買い。
このくらいの距離感がちょうどよいと思います。
↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(週足)

ちなみに去年の株主総会時は上昇しました。

それではキートンの個別の保有銘柄はというと。こんな感じです。

来週の注目ポイント
- マイクロン決算が最大注目
来週の主役はマイクロン決算です。HBM、DRAM、NANDの需要がどこまで強いのか、そして次期ガイダンスが市場期待を上回るかがポイントです。Reutersも、マイクロン決算をAIラリー継続の重要な確認材料として報じています。 - NVIDIA株主総会でAIインフラの未来が語られるか
NVIDIA株主総会では、GPUだけでなくAIインフラ、ロボティクス、データセンター、ネットワーク関連への発言に注目です。エヌビディアが「AI時代のインフラ企業」としてどう見られるかが焦点です。 - WDC・SNDKなどストレージ株の流れ
今回の記事では、WDCが上昇トップとして取り上げられています。AIデータセンター需要がメモリーだけでなくHDDやストレージへ広がっているかを確認したいところです。 - 米10年債利回りとFOMC後の金利警戒
FOMCは据え置きでしたが、ウォーシュ議長の初会見はタカ派的に受け止められました。市場では、利下げよりも当面の高金利維持や利上げリスクが意識されています。 - 原油安が続くか
米イラン合意で原油が下がったことは、インフレ懸念の後退につながりました。原油安が続けば株には追い風ですが、再び中東情勢が悪化すれば警戒です。
Q.来週の相場は?
Aマイクロン決算とNVIDIA株主総会が最大の注目です。ここでAIメモリー需要とAIインフラ成長が確認されれば、半導体株に再び買いが入りやすいと思います。
Q.おすすめの銘柄は?
A.引き続きAI半導体・AIインフラ関連です。マイクロン、サンディスク、ウェスタンデジタル、NVIDIA、TSMC、マーベル、GEV、VRTあたりは注目したいですね。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.S&P500は高値圏ですが、本文で使っている見通しラインの下にあるなら、分割での買いはアリだと思います。ただし、決算前の一括買いは避け、少量ずつが現実的です。
Q.売りのサインはなんでしょうか?
A.AI関連企業のガイダンス悪化、SOX指数の崩れ、米10年債利回りの急上昇、原油再上昇、マイクロン決算後のHBM需要鈍化。このあたりが出たら警戒です。
最後に
以上、「メモリーもHDDも来た!AI需要で半導体・ストレージ株が再加速【ウィークリー米国株ニュース 260620】」
いかがでしたでしょうか
今週は、FOMCと米イラン停戦合意という大きなイベントを通過した一週間でした。
FOMCは少しタカ派的でしたが、米イラン合意で原油が下がり、相場全体としては大きく崩れませんでした。
むしろ、AI関連銘柄にはしっかり買いが入り、半導体やストレージ、電力関連まで物色が広がってきました。
個人的には、ここがかなり重要だと思っています。
AI相場は、もうエヌビディアだけの相場ではありません。
メモリー、ハードディスク、電力、冷却、ネットワーク。
AIデータセンターを支える企業全体に、少しずつ資金が広がってきています。
来週はマイクロン決算とNVIDIA株主総会。
ここで強い材料が出れば、AI相場はさらに一段進むかもしれません。
もちろん、期待が高いぶん値動きは荒くなると思います。
なので、焦らず、でも乗り遅れず。
余裕資金を残しながら、AIインフラ相場に寄り添っていきたいですね。
それでは今日はこのへんで。
みなさんの投資ライフに少しでもお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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