ウィークリー米国株ニュース250531/エヌビディアの決算

ウィークリーニュース
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とうとう5月ももう終わりで、今年もセルインメイは崩れまして株式市場はいい感じで盛り上がってるようです。

今週の主な出来事としては

  • アメリカがEUに対する50%関税を6/1からの予定を7月へ延期。
  • イーロンマスク氏が政府効率化省を退任しテスラ集中へ
  • エヌビディア決算発表
  • トランプ大統領とFRBパウエル議長が会談
  • 裁判所(米国際貿易裁判所)がトランプ政権に関税停止を命ずるも、控訴し連邦裁判所が関税差し止めの一時停止を発表。
  • 個人支出(PCEコアデフレータ)が鈍化とインフレ抑制が進む。

と毎日毎日びっくりするようなニュースばっかりでまったくもって今年は飽きませんね。
しかし、企業の業績は順調、インフレはおさまってきており、
大筋アメリカ経済は至って健全かつ好調でないでしょうか。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+1.6%(終値:42270.07)
  • ナスダックが+2.0%(19113.77)
  • S&P500+1.9%(5911.69)

ダウ

下図をご覧ください。
先週の下落から一転、上昇に転じ、21,50,200日移動平均線をサポートにして
推移してます。
いいですね~

ダウ 週間上昇ランキングトップ10

今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

 先週から様相が少し変わって、上位に大型ハイテク銘柄がランクインしてきました。
下落銘柄は少なく、明らかな上昇相場だったことが分かります。
エヌビディアは好決算で上昇したのですが、トップではなく他銘柄も分散して買われたことが分かります。

ナスダック

下図をごらんください。
 こちらも先週の下落から反発し、50日移動平均線が200日をブレイクアウトし
まあまあ強気がうかがえます。
最終日のローソク足については下ヒゲがおおきくついてますので、来週には期待したいと思います。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10

今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

 もっとも上昇したのはソフトウェア関連銘柄のアップロビン(APP)で
最新のニュースはつかめておりませんが、ここ最近は至って株価順調で、まだまだ伸びる勢いです。
個人的にはこないだ諸事情で利確しましたが、まだ補欠枠には入っており、
下げたときには拾っていきたい銘柄です。

アップロビンについてもうすこしいうと
主な事業は広告ソフトウェア企業で
モバイル広告市場やモバイルゲーム市場の急成長が、アップロビンの主力事業である広告プラットフォームやゲーム事業の収益拡大に大きく寄与しています。
あとアップロビンサイドからはTIKTOKの提携、買収提案までも公式にアナウンスしており、かなり強気な企業です。
業績面はというと2024年の年初から9カ月間で、前年同期比43%増の33億ドルの収益を記録しています。
収益性も大きく改善しており、黒字転換やフリーキャッシュフローの拡大が投資家から高く評価されています。

↓↓アップロビン(APP)の株価チャート(日足)

まだまだ伸びしろたっぷりですね(笑)

S&P500

下図をご覧ください。

 ナスダックと同様、3つの移動平均線は強気相場を示しており、ようやく価格ともに浮上してきました。
さて、これから高値を目指していけるのかというとやっぱりPERが気になるところで

ファクトセットによりますと
12ヵ月先のPERは21.3倍で、5年平均(19.9倍)、10年平均(18.4倍)を上回る。
このPERは、第1四半期末(3月31日)のフォワードPER20.2をも上回っている。
と、確かに高いっちゃ高いですね。
でも今はAI需要でかなり期待は高いです。ですので個人的には妥当っちゃ妥当かな?と思います。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10

今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10

下落銘柄は(下位10銘柄)

上昇トップはアルタビューティ(ULTA)といって化粧品会社です。
決算発表で下図のとおり株価跳ねました。今年の秋ころにオンラインマーケットプレイスを開くみたいですね。
移動平均線もブレイクアウトして調子いいとは思いますが、
ローソク足が長い上ヒゲで終わってますので、ちょっと様子見ですかね。

↓↓アルタビューティ(ULTA)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.398%と先週から低下です。

 トランプ米大統領が「中国は米国との合意に違反した」と非難したことを受けて、米中貿易摩擦が再燃するとの懸念から安全資産とされる債券に買いが入ったとのことです。
安全資産としてみられてるということはトリプル安懸念はいまのところ落ち着いていると思ってていいでしょう。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 こちらも先週から一転、オールレッドからオールグリーンへの転換でした。
やはりエヌビディアの決算が効を奏したといってもいいでしょう。
また、個人支出の伸びが低下したことでインフレ退治も終盤という見方が後押しした部分も大きいようですね。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VGT(情報技術 アップル、エヌビディア、マイクロソフト
2位は
VCR(一般消費財 アマゾン、テスラ、ホームデポ
3位は
VIS(資本財サービス GEエアロスペース、キャタピラ、レイセオン

セクター別では先週とトップ3の銘柄は変わらず。
これから金利に注目がいくとは思いますがなかなか金利は下がらない雰囲気ですので
あとはトランプ政策がどんなポジティブサプライズをだしてくるのか、はたまたネガティブニュースがまた出てくるのか、来週はちょっと揺れそうな予感です。。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
18.57と先週から4ポイント低下しました。

株価上昇、10年債利回り低下ということで、好調な相場だったことがうかがえます。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
下図をご覧ください。144.04円/ドルと先週から上昇です。

 最近の傾向から見ると
142円台が底で、なにかしら株価にポジティブサプライズがあるとポーンと跳ね上がる傾向です。
となると株価にポジティブだとドルが買われるわけでやはり米ドルは強く、長期で見た場合ドル円は上のようですね。
となるといまのうち為替は気にせず仕込みのチャンスでもあるかなと思います。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察

 さて、トランプさん、上記にも記したようにFRBへの圧力に乗り出したみたいで、こんどは金利を何とかしようとしているのでしょうね。6月もFOMCがありますし、経済指標も落ち着いてきてます。もしかしたら利下げの可能性が高まってくるのかもしれませんね。

そして大型減税案が下院を通過し7月へ向けて成立を目指しますし、徐々にトランプさんの政策が軌道に乗り始めた感があります。

ただ関税についてはまだ着地するには道のりは遠く、中国との交渉がどうなるのかここに焦点はまたあつまりそうです。
 鉄鋼の関税が25%から倍の50%になりそうですし、これからも株価の上下の振れはつづいていくので短期トレードは難しいかと。
一方、企業の業績は決算発表がひととおり出そろいましたので、めぼしい銘柄が絞り込めスイングトレードで粛々と落ち着いてやっていくのが今の相場にはあってるかなと思われます。

そしてエヌビディア決算についてですが、
テレビでもSNSでもみなさんがおっしゃるとおり、粗利益率も見通し良く、素晴らしい決算だったと思います。それで株価は上昇しましたもんね。

私キートンが注目したのはエヌビディア決算の内容ではなく、その内容に対する市場の反応にちょっと異変が起こったことです。

とかくこれまでエヌビディア決算については好決算でガイダンスも申し分なかったと思われますが、株価がどうも期待外れだとかでボラティリティが大きくなかなかトレードしずらい、持ちにくい銘柄でありました。

がしかし今回は市場は素直に受け取り株価上昇は2ケタとか突拍子もない数字でなく3%台と割とおとなしい反応でしたよね。

さすがに手垢がつきまくってみんなのおもちゃになってたエヌビディアですが、もうみなさんおもちゃに飽きたみたいで、成長株としてでなくコモディティ化したみたいな扱いに変わってる気がします。

例でいうといまでいうマイクロソフト的な位置づけで、成長はするんだけど、もはや1社独占の半導体ワールドの王様できな風格にレベルアップした感じです。

となると今後のエヌビディア「株」
というのは、ボラティリティは低下して堅調さが出てさらに魅力的な銘柄になっていくのではと思います。
これまで買ってはおおきく売られ、買おうかどうしようか迷っていたのももうなくなり
これからは買いでもっておく銘柄になったのではと思います。※金曜また下げてますが。。

↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)と決算内容

あ、あともひとつ言い忘れましたが手短に
下図をご覧ください。

↓↓ナスダック(IXIC)のチャート(日足)

ナスダックの上昇の推移をブルーの直線でなぞってますが
大きい上昇のあと小さい下落
これのくりかえしが今の相場でして
先週の小さい下落がありその後上昇に転じようとしてます。
でなおかつ
小さい下落は時間を追うに従い、下落幅が小さくなっていってることが分かります。

さてこれを見てなにを思うかは人それぞれですが
私キートンはいまほぼ毎日少額を狙った銘柄につぎこんでいってます。
下落のときに大きく仕込めればいいのですがね。。

ましかし、これがずっと続くわけではないので、
いまのトレンドについてくくらいの気持ちでストップロスは必ずいれて
粛々とこのトランプ相場乗っていってみようと思ってます。

Q.トランプ関税今後どうなる?

A.いったんは落ち着きましたが7月に向けて、各国がどういった合意を形成していくかで株価に影響が出そうです。

Q.トランプ関税の収束はどうなる?

A.あとは欧州が難しそうですが、この勢いだとあっさりいく可能性も出てきてると思います。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.はい、トレンドフォローでいいかと。個別銘柄はストップロス入れておいて下さい。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!

最後に

以上、「ウィークリー米国株ニュース250531/エヌビディアの決算」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
 エヌビディアが好決算と良好な見通しで株価上昇しました。
すぐに利益確定売りがでましたけど。。
でも以前に比べてだいぶ変動は少なくなったような気がしますので
ここで買いはアリかなと思いますね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/

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