こんにちは~ キートンです!(^-^)/
表題にあるとおり、今週はこう言わざるを得ません!
先週に急落、ナスダックやS&P500が弱気相場入りと血の海と化した株式市場がなんと今週急展開!
関税戦争が勃発した全世界。さて、今週どんな事件があったのでしょうか。
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今週の出来事をざっといいますと。
4/7
・アメリカが中国へ9日から50%の追加関税
・トランプさんが90日間関税停止と伝わるも否定
4/8
・アメリカが中国へ関税を104%に
4/9
・トランプさんが中国以外の国の90日間相互関税停止を発表
4/10
・中国がアメリカへの関税を84%にする。
・アメリカが中国へ関税を145%にする。
・米消費者物価指数(3月分)発表
4/11
・中国が今後アメリカがさらなる関税を課したとしても無視すると。
・中国がアメリカからは輸入しないと。
・FRBの高官「必要であれば市場の安定化を支援する用意がある」
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+5.0%(終値:40212.71)
- ナスダックが+7.3%(16724.46)
- S&P500+5.7%(5363.36)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
月曜日から先週に引き続き関税の重しから株価は大きく上下へ
さらにはトランプさんから中国へさらなる関税を発動するとの発表。
でしたが上記に述べたように、中国以外の関税を一時停止すると発表して急騰しました。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

これまで売られまくっていた大型ハイテク株も金融株もあらゆるセクターで急騰しました。
ただ、株価の位置はまだ下落幅の半分も戻してません。さてこれからどうなることでしょう。。
ナスダック
下図をごらんください。
ダウ同様、今週は上がって下がっての繰り返しでしたが、上昇トレンドを示しつつあり、
もし、来週月曜日に大きく上昇、出来高を伴えば、「フォロースルーデイ」といって反転のサインを出すことになります。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

ブロードコム(AVGO)がトップと半導体オワコン説がどうも怪しげな感じになってきてます。
当然、エヌビディア(NVDA)も上昇とハイテク株ここで強いです。
また、パランティア(PLTR)はやっぱり優良企業で上昇銘柄の常連さんになってきました。
ちなみに下落トップは中国企業TEMUなどを手掛けるPDDです。
↓↓ブロードコム(AVGO)の株価チャート(日足)

先週はショート(空売り)もありかという話をさせていただきましたが、もうそういった状況の時には市場はへとへとで誰かが救いの手を差し伸べるものなのだということを学びました。
ただいつでもではなく、さすがに利上げ局面などではあきらめるしかないでしょうね。
S&P500
下図をご覧ください。
先週はほんとにみるに堪えないチャートでして、もうお先真っ暗でしたよね。
で、実は今週は5000を割っちゃって4982まで下がりました。

これはちょうど1年ぶりで2024年4月19日に4967をつけてます。
なんだったんだこの一年といいたいところですが、ここが陰の極、また値幅をとっていけばいいじゃないですか。
去年も実はその日がボトムでそこからほぼほぼずっと右肩上がりでした。8月急落あってもです。
ということは去年の4967がサポートラインとして今回機能したわけで、
となるとそこが底となるわけでして、これから下がってもそこなし沼にはならなそうですね。
今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

おっと金鉱株のニューモント(NEM)がトップです。
金はわたくしもってませんが、かなり魅力的ですよね。しかしリスクオンになった場合はどうなるかですね。すでにその雰囲気はありそうです。
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米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.497%と先週から大幅上昇です。

月曜日にどうも中国が米国債を売ったのでは?ということで急上昇してます。
たぶんこれをうけてトランプさんはピンチと思ったのかもで、それで中国以外の国の相互関税90日停止を決めたのかもですね。
ま、それもありますが、ヘッジファンドなどがマージンコールを受け債券売却したり、ミシガン大学が発表した期待インフレが5.0%から6.7%と上昇したりと、ちょっと債券にネガティブが重なったようです。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

もう笑うしかないっすね。
先週真っ赤っかでしたよね~
いやーでもこのジェットコースターは楽しかった。だいぶやられましたけどね。。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

てな感じなのですが、今週から決算発表シーズンが本格化しました。
とりあえずJPモルガン売上、利益とも予想上回り、株価も上昇といった具合です。
来週の決算予定は下図の通りです。

個人的に注目してるのはユナイテッド航空(UAL)、ASML、TSMC、ネットフリックス(NFLX)ですね。
とにかく地合いがもどって良かったです。これで安心して買えますね。
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
今週月曜日がどうもピークでしたね。なんとその日の始まりは60つけてました。
そこからはさすがに上ヒゲつけて下降トレンドを形成しております。
このチャートからだと買いに妥当性が出てきてます。

さっきからフォロースルーデイを目安にといってきましたが、打診買いなら今はいつでもいいかもですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
143.44円/ドルと先週から大きく下落です。

国債が売られまくって、株も売られまくって、ドルまでもが売られてます。
アメリカ大丈夫か?と周りが疑いの目でみてるということです。
直近の安値は2024年9月につけた140.61円/ドルとなり、そろそろ底打ちっぽくなってきております。
となるとまさに今が米国株が買いになる絶好のチャンスかもしれませんね。
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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)
FOMC議事録 03月
消費者物価指数(CPI) 03月 [前月比]→前回0.2% 予想0.1% 結果-0.1%
消費者物価指数(CPI) 03月 [前年比]→前回2.8% 予想2.6% 結果2.4%
消費者物価指数(CPI) 03月 [食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.2% 予想0.3% 結果0.1%
消費者物価指数(CPI) 03月 [食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.1% 予想3.0% 結果2.8%
04月 ミシガン大学消費者信頼感指数→前回57.0 予想55.3 結果50.8
来週のイベント
2025年04月16日(水)
小売売上高 03月 [前月比]→前回0.2% 予想1.4% 結果
小売売上高 03月 [自動車除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.4% 結果
鉱工業生産指数 03月 [前月比]→前回0.7% 予想-0.3% 結果
鉱工業生産指数 03月 [設備稼働率]→前回78.2% 予想78.0% 結果
2025年04月17日(木)
ECB政策金利 04月 [ECB政策金利]→前回2.65% 予想2.40% 結果
フィラデルフィア連銀景況指数 04月→前回12.5 予想6.7 結果
考察
結論、来週は上がる可能性が非常に高いです。というのも今週実は月曜除いて好材料ばっかりだったわけです。
今週は3月のCPI(消費者物価指数)の発表があったのですが、
なんと前月比マイナスとなってます。(&ココ数か月にわたり明らかな鈍化がみられる)

ちょっとさすがにヤバくない?って感じですが
これは実はFRBにとっては渡りに船で、利下げができる口実になります。
これでトランプさん気にせず利下げできそうな感じですが、今回は債券を買うという手で救いの手を差し伸べるとのことです。(どうも5月にセットしたみたいですね)
ちなみに次回FOMCでの政策金利の予想ですが

0.25%利下げの確率は40%にまで徐々に上がってきております。
これはもしかしたら利下げに踏み切るかも。。
そして次の日のというか、昨日の4/11金曜は2大ビッグニュースが実ははいってます
冒頭にも書いた通り
・中国が関税合戦から手を引く
・FRBが市場の安定化を支援します(どうも国債買い入れる)
とのことです。
こちら蛇足ですが昨日のナスダック100のチャートでして
なんだかきれいな教科書みたいなチャートです。
ダブルボトムをつけてから大きく上昇、一旦売られるもサポートラインで反発して
また上昇と。。
↓↓ナスダック100先物のチャート(5分足)

もう、これってトランプさん、アメリカの勝利といっているようなもんですね。
ここで買いを入れてもよかったのですが、やっぱり不安でちょっと日和りました。。
で、いつ買うかですが
下図をご覧ください。ナスダック100に連動するETF、「QQQ」の日足チャートです。
↓↓QQQ(ナスダック100連動ETF)のチャート(日足)

こちらフィボナッチさんが発明した数列(黄金比)を利用してチャート分析する方法ですが
色のついた横線がサポートライン、もしくはレジスタンスラインとして見ることができ
かなり有効な手法といわれてます。
それで実際、には「黄色の線」0.382の線を来週の月曜日に超えてかつ終値で460超えかつ出来高が前日よりあきらかに上回っていれば「フォロースルーデイ」となり、買いをいれましょう!!
ですので引けの時間(日本だと火曜日の朝5時)直前にいれると有効ですね。
ま、下がったら下がったで「赤の線」0.236で反発するのかどうか観察しておきましょう。
Q.トランプ関税今後どうなる?
A.中国包囲網がほぼ完成しつつあるので一旦は落ち着いたかと思われます。
Q.トランプ関税の収束はどうなる?
A.ただまだまだ中国からの輸入品には高関税がかかっているので収束はまだかなと、あと各国への相互関税も終わったわけではないので、これから交渉というフェーズになります。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.難しいとこですが個別銘柄は少しずつ買ってもいいかなと。積み立てはしっかりやっていきましょう!
Q.買いのサインはなんでしょうか?
A.フォロースルーデイです。前日からの上昇を1日目としてそこから4日目以降で株価指数が前日比で1%~1.25%以上上昇かつ出来高が前日よりも増加したときです。
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250412/全面大幅”高”!」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
関税戦争に中国が白旗を上げアメリカが主導権を握り、FRBが重い腰をあげて支援に乗り出してきました。やっぱりアメリカ最強です。MAKE AMERICA GRATE AGAIN!
※日本もがんばれ
先週はヒドイやられかたで今週も現物売って不足金つくってました。
しかし!
まだまだ余力を残してますで、来週からまた元気にトレードしていきますよ!
MAKE KEATON GRATE AGAIN!(笑)
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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