こんにちは~、キートンです!(^-^)/
1月後半やっぱりきましたね。
早かれ遅かれくると思ってましたが、ようやく霧が晴れたかの如く米国株はようやく目覚めたようです。
まさにあけましておめでとうございます!
強気相場はまだ不安の壁をよじ登っている最中のようですね。
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1月のゴールデンウィーク
今週上昇した要因はいくつかありまして
- 消費者物価指数(CPI)はインフレ鈍化。
- FRBウォラー理事が年3から4回の利下げ可能性を示唆。
- イスラエル、ハマス停戦合意。
- JPモルガン過去最高益更新。
- TSMC過去最高益更新。設備投資の見通し大幅増。
1/15(水)に消費者物価指数(CPI)の結果発表&JPモルガンの好決算を受けて、株価は大きく上昇したのですが、これまで年末から散々とことん売り込まれていたので、次の日はまあまあの利確売りが出てました。
とそこで登場したのがTSMCの決算発表で4半期ベースで過去最高の決算でして、設備投資の見通しも予想をはるかに上回り絶好のロケットスタートを切りました。
当然半導体関連株は上昇しお祭り騒ぎで、さらに上乗せでイスラエル、ハマスの停戦やら、FRB議長ウォラー理事のハト派発言が重なり、戻り売りをも吹き飛ばすように金曜の株価も上昇で終えてます。
基本決算前にはエントリーしないのですが、今回のTSMCについてはもう予想がついたのと株価に織り込まれてなさそうでしたのであらかじめエントリーしておきました。
エヌビディアについては売り圧力がすごく高く、130割れ、125割れが意識されていたのですが、ギリギリ130上あたりで反発したのでなんとかもちこたえ、そこからの逆転ホームラン級の上昇をみせております。
”TSMC 2024年10-12月期決算(前年比)”
売上高 4兆2000億円(+38.8%)
純利益 1兆7700億円(+57%)
今年の設備投資額は380億~420億ドルと最大41%増加するとの予想を示しました。
↓↓TSMC(TSM)の株価チャート(日足)
で、申し遅れましたが消費者物価指数はというと
総合は予想通りでしたが、コアが前月比、前年比とも予想下回ったため、利上げ懸念が後退し利下げムードが復活して株価上昇しました。
- 消費者物価指数(CPI) 12月[前月比]→前回0.3% 予想0.4% 結果0.4%
- 消費者物価指数(CPI) 12月[前年比]→前回2.7% 予想2.9% 結果2.9%
- 消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.3% 結果0.2%
- 消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.3% 予想3.3% 結果3.2%
これが今週の株価上昇のきっかけとなり
これまでうなぎのぼりだった10年債利回りがピークアウトして低下に転じ
インフレ懸念の後退へとつながりました。
次の日に発表された小売売上高は予想を下回ってこれまた利下げ意識を色濃くさせ、景気は堅調というなんとも神業的な数字でした。
そしていよいよ来週、トランプ新政権が誕生します。
半導体には関税が気になるところですが、週明けの米国株はご祝儀相場でまたもやお祭り騒ぎになるのではと思われます。
1/20(月)は米国株は休場なので残念なのですが、21日(火)が楽しみですね。
おっと、あと、いまは米10年債利回りは低下中ですし今は好材料がそろいにそろってます!
ちょっとここで前回の記事にざっくり、イベント概要を載せましたが今回もおさらいしたいと思います。
1月13日~:米)消費者物価指数
1月20日~:トランプ大統領就任
1月24日~:FOMC、PCEコアデフレータ
そこで株価予想はというと
1月13日~:米)消費者物価指数、決算発表→株価少し上昇
1月20日~:トランプ大統領就任→株価上昇
1月24日~:FOMC、PCEコアデフレータ→株価横ばい
と前回記事では予想してましたが
結果は
1月13日~:米)消費者物価指数、決算発表→株価「大きく」上昇
と予想を外しました。すいません。。
もう消費者物価指数が出たのでPCEコアデフレータも予想がつくため
1月24日~:FOMC、PCEコアデフレータ→株価上昇の公算大です。
ちなみにキートンはほぼほぼフルインベストメントです。NISAも今週で埋め終わりました。
迷わずいけよいけばわかるさ。
これ、1月は前半の下げ分をとりもどすどころか相当ヤバいかもです。
ショート勢はご愁傷様です。。
Q.なんでCPIコアが予想より低かったのがいいの?
A. コアはサービス業など賃金インフレしやすい物価指数でFRBも注目してるからです。
Q.じゃあ今はイケイケでどんな株でもOKなの?
A.いえ、今は金融相場なので「金融」、「不動産」、「情報技術」がいいと言われてます。
Q.金融ならなんの銘柄を買えばいいの?
A.金融セクターのなかでもっとも時価総額が高い銘柄でJPモルガン・チェース(JPM)が挙げられます。
Q.今買って大丈夫でしょうか?
A.はい、今がいいでしょう。好決算出したし、金利が下がってきてるので。
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+3.7%(終値:43487.83)
- ナスダックが+2.4%(19630.20)
- S&P500+2.9%(5996.66)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
さあ21日移動平均線が上へ切り返しました。そして株価は21、50日移動平均線の上に出ております。なんというつばめ返し。相当下押し圧力がかかってた証拠です。
今週上げたのは
今週下落したのは(下位10銘柄)
ゴールドマン、JPモルガンといった金融が強いですね。アメックス、ビザもトップ10入りです。
いよいよ金融相場本番に突入ってとこでしょうか。
しかし、ハイテク大手が上昇TOP10に全く入ってないですね~。市場の目は金利より決算に目がいってるのでしょうね。※アップル危険。
ナスダック
下図をごらんください。
はい、こちらも50,21日移動平均線を一気にクリアし12月初旬の値まで戻してきております。
下押し圧力がなんせ強いですね。けど木曜の下げである程度ガス抜きができたのかもです。金曜の戻り売りは木曜ほどではなかったので。。
ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)
今週下落したのは(下位10銘柄)
やっぱりマイクロストラテジー(MSTR)きましたか。上がる時は3倍ブルなんかよりはるかに大きいですからねー。そして来週はトランプ大統領就任ということで、これまた大幅上昇するかもです。ちなみにこちらビットコイン銘柄です。
↓↓マイクロストラテジー(MSTR)の株価チャート(日足)
S&P500
下図をご覧ください。
21,50日移動平均線を軽くクリアしており、戻り売りも消化しきったかもです。
おそらく来週は6000を試す展開となるのではと思われます。
アップルがんばれよ。
今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)
下落銘柄は(下位10銘柄)
ビルダーズ(BLDR)がトップです。ということは。。いよいよ不動産株くるかもですね。
金融相場の三羽がらす(金融、不動産、情報技術)ですからね。
まあしかしヘルスケア、薬品系弱いですね。イーライリリー(LLY)なんて、こないだまで誰もがもてはやされてましたが今はもう。。
↓↓ビルダーズ・ファーストソース(BLDR)の株価チャート(日足)
(PR)↓これ1冊で米国株のファンダメンタル分析は完璧!!
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.623%と先週から1.4ポイントも低下してます。
とはいえ、この数字まだまだ高いです。まだたか~い、こわ~い、と思いますが
これ200日移動平均線の4.2まではかなりの道のりがあります。
つまりここまでの下げ幅分は株価は上昇するということです。
楽しみですね~
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
いや~ひさびさに明るいグリーンがみれました!(アップルとメタ以外)
とくに左下の金融と右下のエネルギーはめっちゃ明るいグリーンですね。
もう、どれ買おうか迷っちゃいます。
ちょうどマグニフィセント7でアップルとメタはもってなかった、ふ~。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
2週連続トップはエネルギーセクターです。
たしかに原油が年初からぐんぐんあがってますよね。
あとVPUの公益いいですよね。コンステレーションエナジー(CEG)やベストラ(VST)が入ってます。
↓↓コンステレーションエナジー(CEG)の株価チャート(日足)
↓↓ベストラ(VST)の株価チャート(日足)
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
15.96と先週から大きく低下しました。
10年債利回りがかなりの勢いで低下してますので恐怖指数も大きく低下してます。
がFEAR & GREED INDEXはまだFEARの38ということで、買いチャンスですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
156.26円/ドルと先週から1.4円ほど低下です。
いよいよ今週から動き出しましたね。さて日銀VS投機筋の戦いが起こります。
200日が152円なので、個人的にはあまり気にしてません。
むしろ下がったら買いです。
来週利上げしたらまた日経平均下がるんだろうな~
いま日本はコストプッシュのインフレなので泣きっ面に蜂というか傷口に塩というか、死体蹴りというか。。
来週、逆に利上げなしとなると~。。
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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
消費者物価指数(CPI) 12月[前月比]→前回0.3% 予想0.4% 結果0.4%
消費者物価指数(CPI) 12月[前年比]→前回2.7% 予想2.9% 結果2.9%
消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.2% 結果0.2%
消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.3% 予想3.3% 結果3.2%
小売売上高 12月[前月比]→前回0.7% 予想0.5% 結果0.4%
小売売上高 12月[自動車除くコア・前月比]→前回0.2% 予想0.5% 結果0.4%
フィラデルフィア連銀景況指数 01月→前回-16.4 予想-8.0 結果44.3
鉱工業生産指数 12月[前月比]→前回-0.1% 予想0.4% 結果0.9%
鉱工業生産指数 12月[設備稼働率]→前回76.8% 予想77.1% 結果77.6%
来週のイベント
2025年01月24日(金)
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[製造業PMI・速報値]→前回49.4 予想 結果
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[非製造業PMI・速報値]→前回56.8 予想 結果
PMI(購買担当者景気指数・速報値) 01月[コンポジットPMI・速報値]→前回55.4 予想 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250118/1月のゴールデンウィーク」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
先週まで株価は総崩れだったのですが、いよいよ1月のゴールデンウィークがやってきました。そして来週も??。1月後半は前半の下げ分をとりもどすどころか相当ヤバいかもです。ショート勢はご愁傷様です<(_ _)>
※昔なんかそんな曲ありましたね、♪12月のエイプリルフール?
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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