こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週はというか年初は売りに押されて下げっぱなしの一週間でなんだか滅入ってしまいます。。ちょっとパニック売りみたいな感じでダダダーっと落ちていきましたね。でも今回この下げはナスダック系のハイテク銘柄に顕著に表れ、逆にヘルスケアなどのディフェンシブはむしろ上がっていってます。
今日は冒頭、私キートンの個人的な話をしたいと思います。おそらくみなさん、年初の下げでびっくりしてらっしゃいそうなので。
私キートンが年末までにもってた保有銘柄はハイテク銘柄がほとんどでして、年始(1/2)に株価は売りの逆指値を下回り、そこで利確損切りを行いました。
しかし、ここは仕込みどころということで、一旦、利確損切りをずらりとやったうえで別途銘柄選定をしエントリーした次第です。そのときディフェンシブで新値をとってきている銘柄がありましたのでMACDの上抜けてる場合で絞って17銘柄を選定、そして信用取引で買いを資金の7分の1から投入していきました。ここからふるいにかけて銘柄を絞っていくわけですが、2日たって調子が出ない銘柄が2つあったので即、損切りしました。
CFDでもラッセル2000とナスダックを利確を行い、そこからさらに短期トレードをしようとしましたがすべてが逆にいって失敗しました。なので、そこでキャッシュ90%にして上昇トレンドに乗るため買いの逆指値を設定し、注文いれてます。
まあまあの銘柄数でしたので年初からかなり忙しかったです。。
どこが底になるかわかりませんので時間で分散投資してます。そして逆指値を都度いれてます。
で、キャッシュはまだあるので、来週以降、IWMの買いの逆指値が執行されたときをメインに現物でNISA口座でQQQ他に突っ込んでいこうかと思ってます。
このように年始も株式に熱心に向き合ってますが、その理由の一つは今年のトレンドはもう決まっているからです。
そう、今年の株式のトレンドは「上」です。しかもS&P500が史上最高値を更新しようとしてます。
となると早いうちに株式を買って温めておく必要があります。利下げは3月との市場予想ですが、いまはなんともいえないところです。労働市場は堅調だけどISM製造業、非製造業景気指数が50を割っております。そして今年は大統領選挙もありますので株価を上げておく必要があります。そうなると利下げ3月は妥当なところではないかと思います。
ということで、年初はおもちでも食べて上昇する株価のチャートでも眺めようかなーと思ってた今週の米国主要3指数について振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは-0.6%↓(終値:37466.12)
- ナスダックが-3.2%↓(14524.07)
- S&P500は-1.5%↓(4697.23)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。見た目そんなには落ち込んでません。
時価総額の高いアップルやマイクロソフトは今週かなり下落しておりますが、ヘルスケア関係のメルク、アムジェンなんかがとても調子よくダウを引っ張っています。もちろんほかにもベライゾンやエクソン、JPモルガンなどもかなり堅調な値動きだったかなと思います。
やっぱりアップルの投資判断引き下げがかなり効いてますね。どうも今年のIPHONEの売れ行き見通しがかなり厳しいようです。とはいえそんなことは当のアップルはわかってるはずでしょうからなにかしら手を打ってくるのは間違いないです。
今後の政策金利の利下げで株式全体が上昇基調になることは予想できるのですが、それでもやはりセクター別で違うと思います。
S&P500ひとつでも全く問題ないのですが、利益の最大化を図るためにはそれなりに上昇する銘柄を選定しておく必要があるかと思います。そこで今はメルクやアムジェン、ユナイテッドヘルス、JPモルガンなどは年始の下落トレンドにはまったく無関係な値動きをしてますので、チャンスありかもです。
ナスダック
今週なんと3.2%の下げです。11、12月に上げすぎた分のおつりと思えばなんてことはなく、こんな調整はふつうで当たり前です。がしかし、いままでグングン上昇してたのが年初でこれだけ下げるとリセッションがくるのかと身構えてしまいます。
がしかし、このまま下がり続けることはありえませんし、悲観する必要はないです。
むしろ安くで買える喜びが湧いてくるので、ここでしっかりエントリーしておきたいですね。まずはQQQやラッセル2000(IWM)などのナスダック関連ETFと個別では半導体関連(AMD、NVDAなど)、ハイテクのIOTやMNDY、SNOWなど。です。
さあ、来週はどうでしょう。これだけ下げて、値幅もまあまあおおきいわけですから、反動チックな動きがあってもおかしくありません。
QQQ、昨日はフィボナッチの23.6%(下図の赤の横線)ではねてくれてよかったです。ここから反転攻勢いけるか見ものですね。↓↓QQQのチャート
S&P500
今週は-1.5%とS&P500にとってはまとまった下げだったと思います。なんといってもアップルの下げが一番痛いですね。連れ安銘柄を増やしてしまってます。。ディフェンシブ系は安定してじわじわ上げてる感じですが、ナスダック系銘柄の回復の確認が必要ですので来週はナスダック先物で様子みて一日中プラス%で安定してそうであれば買い出動してもいいかなと思います。
来週はCPI(消費者物価指数)の発表もあります、ここで回復薬をのんで来週末にはまた上げ始めてほしいですね。
なんといっても最高値更新目の前ですので、今月越えられることを願ってます。
ただ希望的観測のみで投資するのはゼッタイやってはいけないことですので、悲観的観測も持ち合わせどっちにいっても納得できるような心構えが必要かと思います。
ジェシーリバモアの自伝「欲望と幻想の市場~伝説の投機王リバモア~」にもわかりやすい例を基に記載されております。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.050と先週からずっと右肩上がりです。
FRBのFOMC議事録ですが、サプライズはなかったのですが、データ次第では利上げもありうるなどといったタカ派の文言がきっちり残されており、FOMCのパウエル議長のハト派の会見からくらべるとタカ派に映ったようです。
また、今週の民間、当局の雇用統計の強さからやっぱり利上げやらないといけないかも。。といった憶測が飛び交ったのも一因だったかもしれませんね。
ただ一方、ISM製造業、非製造業景気指数は50を割って、景気が悪いことが示唆されてますのでこれをうけると利下げだね~。ということになります。つまりいまはいろんなデータで金利を綱引きしてる状態です。
とはいえ、あれこれ見てるときりがないので、やはりPCEコアデフレータもしくはCPIコアをメインに判断するのかもしれませんね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
今週はまあ、ハイテク企業は真っ赤で焼け野が原です。改めてみるとだいぶひどいですね。アップルやテスラ、インテルが-6%越えです。一方イーライリリーやメルクが+6%越えでディフェンシブがしっかり守りを固めております。
さてさて来週後半からいよいよ決算発表シーズンが始まります。まずは金融セクターからということでJPモルガン期待買いでしょうか小幅ながらプラス1%で上昇しました。こちらも年末年始の下落に巻き込まれておりませんので安心してエントリーしてよいかと思われます。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
ハイテクセクターの緑が年末から一気に急降下しており、いよいよビリにつけました。VCR(一般消費財)も同様に急降下しておりアマゾン、テスラが軟調です。
そのかわりトップ3はディフェンシブで上からVHT(ヘルスケア)、VFH(金融)、VOX(通信)となっております。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
13.34と先週から上がっており、すこしガチャガチャ動いてます。これは金利の変動も大きくあったためで、最終的には下落で落ち着いてます。今年はしょっぱなからかなりアクティブにいろいろと動いてます。取り残されないよう情報を常にアップデートしておこうかと思ってます。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
今週だけで約4円動いてます!お・そ・る・べ・し。おそるべしです!
これ、もしドル円ショートをやめてなかったら。。こえーーー!!
ちなみに先週の記事の抜粋です↓↓神のお告げ
「先週はドル円ショートでヘッジをかけるのもありと申しましたが、私キートンはドル円やっぱり向いてなくショートを決済しました。というのもほんとにこのまま円高ドル安でいけるのだろうか?と疑問に思ったからです。」
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
- PMI(購買担当者景気指数) 12月[製造業PMI(確報値)]→前回48.2 予想48.4 結果47.9
- ISM製造業景気指数 12月→前回46.7 予想47.2 結果47.4
- JOLTS求人件数 11月→前回873.3万人 予想885.0万人 結果879.0万人
- ADP雇用者数 12月[前月比]→前回10.3万人 予想11.3万人 結果16.4万人
- 雇用統計 12月[非農業部門雇用者数]→前回19.9万人 予想16.8万人 結果21.6万人
- 雇用統計 12月[失業率]→前回3.7% 予想3.8% 結果3.7%
- ISM非製造業景気指数 12月→前回52.7 予想52.5 結果50.6
- 耐久財受注(確報値) 11月[前月比]→前回5.4% 予想5.4% 結果5.4%
- 耐久財受注(確報値) 11月[コア・前月比]→前回0.5% 予想0.5% 結果0.4%
来週のイベント
- 貿易収支 11月→前回-643億ドル 予想-648億ドル 結果
- 消費者物価指数 12月[前月比]→前回0.1% 予想0.3% 結果
- 消費者物価指数 12月[前年比]→前回3.1% 予想3.3% 結果
- 消費者物価指数 12月[コア・前月比]→前回0.3% 予想0.3% 結果
- 消費者物価指数 12月[コア・前年比]→前回4.0% 予想3.8% 結果
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240106」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
ドル円、今週だけで約4円動いてます!お・そ・る・べ・し。おそるべしです!
もしドル円ショートをやめてなかったら。。こえーーー!!
FXやっぱ向いてないや。。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
では、また!(^-^)/
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