あけましておめでとうございます。
キートンです!(^-^)/
今年もよろしくお願いします。
米国株は年末年始は忙しいので、さっそく行きたいと思います。
でました、「雇用統計」
・12月非農業部門雇用者数(前月比)
→結果22.3 予測20.0万人 前回26.3万人
と、予想より高かったのですが、前回からまた下がってます。
・12月失業率
→結果3.5 予測3.7 前回3.7%
と低いのですが、こちらは分母の問題かと。。
と
・12月平均時給(前年比)→結果4.6% 予測4.9% 前回5.1%
・12月平均時給(前月比)→結果0.3% 予測0.5% 前回0.6%
とま、雇用は強いが伸びは鈍化してきてる
FRBが一番気にしている賃金インフレが収まってきている
といってよいでしょう。
ちょっと下記記事をご覧ください。
”シルバーゲートの「最悪シナリオ」現実に、仮想通貨巡り懸念広がる”
bloomgergより
米銀行業界で最大級の暗号資産(仮想通貨)への賭けを行っていた銀行持ち株会社シルバーゲート・キャピタルがここにきて預金取り付けや多額の損失に見舞われている。仮想通貨交換業者FTXの経営破綻は金融システムに波及し始めるとの懸念が強まっている。
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、ジャレド・ショー氏はシルバーゲートの発表後にリポートで、同社にとって「最悪のシナリオが現実になったようだ」と指摘した。同社株は一時49%安と、上場来最大の下げを記録した。
とニュースがでてます。
また仮想通貨かよ!もう勝手にやっててくれといいたいところですが
FTXが破綻し仮想通貨にはきびしい向かい風がきております。
株式と直接は関係ないので株価に影響するところは少ないのですが、
今回のシルバーゲートという「銀行」は実はFRBが管轄する銀行なのです。
FTXは登録もなにもない管轄されてない企業なのでFTX単独で燃え尽きたのですが、シルバーゲートの破綻騒動はそうはいきません。
小さい地方銀行ですので数量的には世間に影響がないのですが、一番影響あるのがFRBの管理下にあるという位置づけです。
FRBとしてはかなりばつが悪く、世間からの批判がきてもおかしくない状況です。
ここで近く2月1日にはFOMCがありますので、そこでのパウエル議長への質疑ではかなり回答に窮することと思われ、それが呼び水となって、金融緩和のほころび的な発言を見せるかもです。少なくとも気持ちは金融緩和でしょうが。。
もひとつ、今のFRBにたちはだかる難局としては金融緩和のタイミングです。
ついこないだ、FRBは金融引き締めのタイミングを外し、世間よりバッシングを受けました。
それが2022年の最初でそこからあわてて金融引き締め(利上げ)を敢行したというバタバタしてなんとかかんとか一年が終わったところです。
ここで一息。とはいかず、今度も(緩和の)タイミングを逃すとFRBは世間に目も当てられませんよね。
景気が息しなくなってきており、雇用もようやく鈍化してきた。
そしてFRBとしての格好が悪くなってきた。
さらに次回CPIもおそらく前回より高いことはないでしょう。
となると、金融引き締め鈍化の態度をみせる絶好のタイミングにさしかかってきたのではないでしょうか。
というシナリオから、我々は他の市場参加者や機関投資家が買いにむかう前には、株式に資金をおいておきたいところです。
さ、それでは昨日の雇用統計の反応ふくめ、
今週1週間を振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
ダウは1.5%プラス(終値:33630.62)
ナスダックが1.0%プラス(10569.29)
S&P500は1.5%プラス(3895.07)
でした。
ダウは相変わらず堅調な動きで50日移動平均線を支持線として前回高値を狙っていきはじめました。
ナスダックは10月の安値付近でずっと横ばい状態でして、これから上がるとしても上げは限定的になるかもです。今月50日移動平均線を超えれば御の字ではないでしょうか。。
S&P500は50日移動平均線を超えてきましたんで、次の200日移動平均線を狙いに準備しはじめたとこです。
世間の投資家は今、FRBやパウエル議長の発言により株価に対してビクビクしており、いつまたタカ派発言がくるかとかなり日和って、売りが優勢となっております。
つまり、FRBの発言如何によっては株はどうにでもなる状況です。
ちなみに今、数字はどうですか?
金融緩和の準備には適した数字がでてきていませんか?
それはだれしもが気づいているはずです。
要は時間の問題だけです。
これからは株価に好材料の数値がでてきやすく、それからのFRBの発言でポーンと上がる地盤はできてますので
株式にエントリーして、「ガチホ」がっちりホールドしておくことをおススメします。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.56%と先週から約0.3%程度下げてます。
これはもう昨日でた雇用統計に端を発してまして、債券の出番がいよいよきたかなって感じです。
債券といっても債券ETFがおススメかなと思います。
もっともおススメなのが
バンガードが出してる
「EDV / バンガード・超長期米国債ETF」」
金利が上がると債券価格は売られて下がる
金利が下がると債券価格は買われて上がる
ざっくり債券のイメージです。
で、この「EDV」というETFですが
経費率0.06%
配当利回り3.16%
というめっちゃ優秀な債券ETFです。
超長期ということでボラティリティ(変動)が激しいのが玉に瑕ですが、
これからの利下げトレンドを展望すると、今が絶好のチャンスかもしれませんね。
ちなみにチャートはこんな感じです。
前回高値の94ドルを目指して、下値を切り上げながら上昇中です。
いまちょうど押し目から反発したところですので買い時ですね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
せっかく、雇用統計が株価に追い風をもたらしたかと思えば、GAFAMが向かい風を吹き付けてます。
アマゾンが1万8000人以上の解雇を発表したため、若干株価上げてます。
グーグルも同様、レイオフ(解雇)の流れに乗らざるを得ないという雰囲気になってます。
こうしてモンスター企業がようやく体質強化策を実施しはじめました。
がしかし、これが効いてくるのはまだまだ先かもです。そして功を奏すかどうかわかりません。
テスラもすでに値下げ合戦ですでに一般化しつつあり、もはや飽きられ始めてるような感じです。
個人的にはテスラ買うよりアウディのほうがまだましかなと思いますね。。
ソニーとホンダが手を組みましたし、これからもテスラ越えの企業がどんどん出てくると思われます。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
エネルギー、電気通信、金融セクターが上位にいます。
しかしエネルギーしぶとく強いですね。
情報技術、一般消費財セクターが下位を独走中です。首謀者はGAFAMです!
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。21.14と先週とさほど変わっておりません。
昨日の株価上昇で、ストンと落ちましたね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
いったん134円/ドル近辺まで上昇したのですが、
雇用統計からの利下げ観測による日米金利差縮小からドル円は132円まで下がりました。
昨日はさすがにわかりやすかったです。
ちなみにボラティリティ(変動)はここ最近小さくなってきてますね。
経済イベント(経済指標)
過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
※非農業部門雇用者数のグラフの推移がどんどんさがってきてますね。
<今週>
12月製造業PMI→結果46.2 予測46.2 前回46.2
12月ISM製造業景気指数→結果48.4 予測48.6 前回49.0
12月FOMC議事録
12月ADP雇用者数(前月比)→結果23.5 予測14.4万人 前回12.7万人
11月貿易収支→結果-615.0 予測754.0 前回-782.0億ドル
12月非農業部門雇用者数(前月比)→結果22.3 予測20.0万人 前回26.3万人
12月失業率→結果3.5 予測3.7 前回3.7%
<来週>
12月消費者物価指数CPI前月比→結果 予測0.1 前回0.1%
12月消費者物価指数CPIコア前月比→結果 予測0.4 前回0.2%
12月消費者物価指数CPI前年比→結果 予測6.6 前回7.1%
12月消費者物価指数CPIコア前年比→結果 予測5.7 前回6.0%
たぶんCPIはまた下がると思います。するとまた金利低下の風が吹き、株高の予感がしてきますね。ただもはやCPIはそこまで重要でなくなってきたので、影響は限定的かと思います。あまり期待しないでおきましょう。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230107
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
年初めのニュースが明るいニュースで始めることができ大変うれしく思っております。
みなさんガチホしてますか?まだまだガチホで行きましょう!
今年はブル(BULL、上げ)相場です。
自分のポートフォリオを最強銘柄軍になるように
再構築、ブラッシュアップしていきましょう!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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