ウィークリー米国株ニュース 250510/FOMC無風で株も無風

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今週もまだまだトランプさんの一週間、おつかれさまでした。
ざっと書き出すとこんな感じです。

・ウォーレンバフェットがバークシャー退任で株価下がる。
・ISM非製造業景気指数が予想上回る
・トランプさん薬品への関税を発表するとのことで医薬品関係株価軟調。
・パランティアテクノロジー(PLTR)好決算でも株価大幅ダウン。
・FOMC(連邦公開市場委員会)開催し、ほぼ無風通過
 経済は堅調な状態
 関税について大きな不確実性がある
 事態の進展を見守り、明確になるのを待てる
・トランプさん半導体輸出規制撤廃するかも発言で株価上昇。
・アルファベット、アップルがAI検索するとのことで株価大幅下落。
・米中通商会議をスイスで開催との発表で株価上がる。
・米英貿易協定が合意なされ、株価上がる。
・週末は株価上昇したため一部で利益確定売り入る。

ということで今週もいろいろありましたが株価としては堅調でした。
トランプ関税騒動がだんだん落ち着きつつありますね。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+0.0%(終値:41249.38)
  • ナスダックが+0.0%(17928.92)
  • S&P500+0.0%(5659.91)
  • でした。

でした。

ダウ

下図をご覧ください。
今週はほぼ横ばいで推移、50日移動平均線を支えとなってます。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

 ディズニーが好決算で大幅高をつけました。中東にもディズニーランドつくるみたいですね。
エヌビディアもプラスで半導体輸出規制撤廃が効いてます。
一方ダウを押し下げたのが大手薬品関係銘柄でメルク、アムジェンなどなど一網打尽にやられました。
今の時期ちょっとディフェンシブ苦戦してますね。

ナスダック

下図をごらんください。
 こちらもほぼ横ばいですが、200日移動平均線をなんとか超えて終えてます。
21,50,200日移動平均線が近づいておりすべて右肩上がりになってきましたね。
3本の矢ではありませんが、これらがすべて支持線となる可能性は高く下値目途は限定的と言えるでしょう。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

 TTD(トレードデスク)は広告テクノロジー需要で好決算を発表し、株価大幅高となりました。
ただ第二四半期売上は予想をわずかに下回ってますので、様子見でいいかなと思います。

MCHP(マイクロチップ)はチップメーカーで決算が予想を大きく上回りました。需要の回復を示唆しております。

CEG(コンステレーションエナジー)ですが売上ミスったのですが株価上昇、21,50日移動平均線が200日を上回りゴールデンクロスを形成してます。いいかもですね。

AXON(アクソン)はキートンおすすめ銘柄で好決算をたたきだし大幅高となりました。

↓↓アクソンエンタープライズ(AXON)の株価チャート(日足)

TASER(テーザー銃)メーカーのアクソンエンタープライズ 。ボディカム市場のシェアも拡大。
最終的にはソフトウェア製品やバンドル製品の普及につながるという。
17 社中 14 社が「買い」以上、3 社が「ホールド」と評価、PT の中央値は 695 ドル
とのことです。

CRWD(クラウドストライク)はレイオフを発表しコストが約3600万ドルから5300万ドルの費用が発生するとのことでした。一旦は様子見ですかね。

↓↓クラウドストライク(CRWD)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

こちらもナスダックとほぼ同様でして、3本の矢に支えられ、もうすぐゴールデンクロスがやってきそうな雰囲気です。そうやすやすとなるかというとハテナですが、トレンドはその方向なので確率は低くはないでしょうね。

しかし4月のボラティリティはとんでもなかったですね。
月足でみると、大きく下ヒゲをつけて陰線でおえてます。(※ナスダックは陽線)
となると、5月は希望がもてそうな感じですが、アノマリーだとセルインメイ(5月に売れ)です。
指数だけの方は別に売らないでもいいのかなとは思いますが、いかがでしょう。
去年の8月みたいなのを狙う方は一旦キャッシュでもアリかもですね。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

PODD(医療機器メーカー、インスレット)
決算発表がありウェアラブルインスリンポンプの強い需要に支えられ、第1四半期の利益予想を上回った。とのことです。インスリンと言えば糖尿病に人に使う薬品ですね。

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.382%と先週から上昇です。

 FOMCで利下げ期待が遠のいた感触を受けたため、上昇してしまいましたね。
本格的なリスクオンはこれからということで、ますます楽しみですね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 強いのは半導体、弱かったのがヘルスケアで、あと訳アリ企業はマイナスで終えてますね。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VGT(情報技術 アップル、エヌビディア、マイクロソフト
2位は
VIS(資本財サービス GEエアロスペース、キャタピラ、レイセオン
3位は
VFH(金融 アJPモルガン、バークシャーハサウェイ、マスターカード

VGT(情報技術)が引き続きトップですが、一般消費財とヘルスケア除きどのセクターも持ち直してきてますね。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
21.89と先週から低下し落ち着いてきました。

Fear & Greed Indexも62とひさびさにGREEDへ転換しました。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
145.36円/ドルと先週からひきつづき上昇です。

 50日移動平均線の146円が壁になってますが、あと数回トライしたら上抜けるかもしれませんね。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

ISM非製造業景気指数 04月→前回50.8 予想50.2 結果51.6
貿易収支 03月→前回-1227億ドル 予想-1220億ドル 結果-1405億ドル
FRB政策金利(FOMC) 05月 [上限金利]→前回4.50% 予想4.50% 結果4.50%
FRB政策金利(FOMC) 05月 [下限金利]→前回4.25% 予想4.25% 結果4.25%

来週のイベント

2025年05月13日(火)
消費者物価指数(CPI) 04月 [前月比]→前回-0.1% 予想0.3% 結果
消費者物価指数(CPI) 04月 [前年比]→前回2.4% 予想2.4% 結果
消費者物価指数(CPI) 04月 [食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.1% 予想0.3% 結果
消費者物価指数(CPI) 04月 [食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回2.8% 予想2.8% 結果

2025年05月15日(木)
小売売上高 04月 [前月比]→前回1.4% 予想0.0% 結果
小売売上高 04月 [自動車除くコア・前月比]→前回0.5% 予想0.4% 結果
フィラデルフィア連銀景況指数 05月→前回-26.4 予想-9.6 結果
鉱工業生産指数 04月 [前月比]→前回-0.3% 予想0.1% 結果
鉱工業生産指数 04月 [設備稼働率]→前回77.8% 予想78.0% 結果

2025年05月16日(金)
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 05月→前回52.2 予想53.0 結果

考察

関税ショックから市場のセンチメントは和らいできましたね。
今週はFOMCが開催されましたが、FEDは政策に右往左往することなく冷静に様子見姿勢です。
いまは金利や地政学リスクなどの金融情報はトランプ関税の報道にくらべて株価に影響を与える度合いは低いです。まだまだトランプさんから目が離せないのですが、ショックからは時間たちましたので
これから金利などの情報にも市場は敏感になっていくでしょう。

一方企業決算はというと、こちらはさすがに個別ピンポイントの株価には影響があり、今回はマグニフィセント7というより中堅どころの決算が大きく動いたような感じです。
いま大人気のパランティアテクノロジーですと大きく上げて大きく下げました。さすがにPERが340倍ですから実態が追っついてないですね。

↓↓パランティアテクノロジー(PLTR)の株価チャート(日足)

GAFAMも冴えない、パランティアもちょっと怪しくなってきたとなると
米国株オワコンか??と

いやいやいるじゃないじゃないですか
キング株
エヌビディアが!

↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)

株価はだいぶ落ちましたがまた復活してきてます。

ファーウェイ半導体が破竹の勢いで開発をしているとのことでエヌビディアを脅かすのではと懸念されますが、そこはお互い切磋琢磨しあって今後も成長することを期待します。

で、テスラもかなり自動車販売が落ち込んでますが
ロボティクスや宇宙事業、ロボタクシーの実現がいよいよ現実味を帯びてきています。
となるとこれらのシナジー効果でテスラの成長は果てしなく伸びると感じないわけにはいきません。

いつその先端技術に目が向けられ、テスラの評価が飛躍向上するかですが
おそらくもう目の前に迫ってるのではないかと思います。
それが予想数字に出てきたとき、テスラの株価は一気に跳ねることでしょう。

↓↓テスラ(TSLA)の株価チャート(日足)

と、大型株だけではなく、中型小型もさがせば優良銘柄はゴロゴロ転がっています。
今回の記事で出てきたAXONだったり、NETだったり、DUOLだったり。。

それだけでも目移りしちゃうのですが、ちょっと反則技で外国株に目を向けてみると。。

イギリスが14連騰とかしてますので、欧州株についてもアリかなと思います。

とりあえず今はドイツが調子いいのでドイツを見てみましょう。

DAXですが下図の通り4月のトランプショックから一本調子で右肩上がりです。

ドイツ銀行はというと。
こちらもずっと右肩上がりです。

ドイツは政権が変わり、財政政策も拡大するよう変わりました。国としての信用もG7のなかではトップくらすなので安心感もあります。

ということで分散という意味ではこういった外国の銘柄もポートフォリオに少し組み込んでおくのもアリかもですね。

Q.トランプ関税今後どうなる?

A.交渉フェーズにはいってきました。好材料に期待です。

Q.トランプ関税の収束はどうなる?

A.中国との交渉次第ですがまだ時間かかりそうです。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.はい、トレンドフォローでいいかと。個別銘柄はストップロス入れておいて下さい。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!

最後に

以上、「ウィークリー米国株ニュース250510/FOMC無風で株も無風」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
 今週注目のFOMCは金利とパウエル議長の発言ともに想定どおりで終えました。
株価は横ばいで推移しましたが、あとはトランプさんの関税政策がどう転ぶか。
あまりネガティブにはならないような。。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/

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