こんにちは~ キートンです!(^-^)/
怒涛のイベントラッシュの一週間、おつかれさまでした。
ざっと書き出すとこんな感じです。
- ファーウェイ半導体開発進んでるんでエヌビディアピンチで売られる
- 米とインドで関税交渉進んでまっせ!ほぼ完了!byベッセント財務長官
- トランプ政権、自動車関税一部限定で免除
- メタがハンパないくらい設備投資を上方修正しエヌビディアも恩恵受ける
- マイクロソフト、設備リース解除でAI縮小かと思いきや契約の見直しのためだった。需要は強い。
- メタとマイクロソフト、超絶好決算で株価跳ねる。
- GDP(1~3月期)前年比-0.3%とマイナス成長でナスダック一時下落。
- FRB注目のPCEコアデフレータが予想通り&先月から低下でインフレ懸念後退。株価上昇。
- スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)暫定決算ミスって株価-11.5%。エヌビディアも連れ安。
- アップル、アマゾン決算ミスって株価下落するも他影響なし。
- 4月度雇用統計、失業率4.2%と予想通り、雇用者数は前月比上回り、株価上昇。
- 日銀政策決定会合では金利0.5%で据え置き今年利上げないかも。円安加速。
良し悪し凸凹はありますが総じて地合いはよくなってきてる感じです。
関税はじめてからの4月の主なハードデータの雇用統計が出たのですが、ほぼ予想通り通過し市場は好感触でしたね。
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+3.0%(終値:41317.43)
- ナスダックが+3.4%(17977.73)
- S&P500+2.9%(5686.67)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
先週からずっと右肩上がりがつづいており、50日移動平均線をを突破して今週は終えてます。
欧州に資金が流れていると聞きますが、米国株もそん色ないくらいで伸びてるかと。。
まだまだ伸びしろはあります。
そろそろ戻り売りなどで下落局面あるかと思いますが、トレンドは上なのでもってていいでしょう。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

マイクロソフト(MSFT)がダークホース的な超絶好決算を発表し、株価が飛びました!

もってはなかったのですが指数やほかの銘柄も押し上げてくれたのでかなりのポジティブサプライズでした。
内容としましては下記の通りとなります。
「1〜3月期の売上高は前年同期比13%増の700億6600万ドルと、市場予想(684億4000万ドル)を上回った。成長率は24年10〜12月期(12%)を上回り
4〜6月期の売上高見通しは14%増と市場予想(12%増)以上。」
ちなみにアップル(AAPL)の決算はというと
売上高と利益がともに市場予想を小幅に上回ったものの第3・四半期(4─6月)に約9億ドルの追加コストが生じるとのこと。また、自社株買いプログラムを100億ドル縮小とのことでした。
これで株価は4%ほど下落という場面がありました。
ナスダック
下図をごらんください。
先週から引き続き好調で、50日移動平均線を突破、さらに200日移動平均線をもなんとかもぎとり突破です。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

上昇トップテンはひきつづき、AI関連ソフトウェア企業が並んでますね。それにともなうエネルギー関連の銘柄もあり、やはりAI需要は強そうで活況を呈しております。
上昇トップ1のデックスコム(DXCM)ですが、ヘルステクノロジー銘柄でして、決算の売上が予想越えで株価は一時的に跳ねてます。利益とかはちょっとイマイチのような。。
ナスダック100連動ETFのQQQですが一気に半値を超えてしまいました。
やはり米国株の精鋭たちの勢いは目を見張るものがありますね。
さすがに来週は一服するのではと思いますがどうでしょうねー
↓↓ナスダック100連動ETF(QQQ)の株価チャート(日足)

S&P500
下図をご覧ください。
50日も200日移動平均線も一気に突破して200日を確実に支えにして値固めできております。
パフォーマンス的には3指数のなかで一番かもです。

しかし4月のボラティリティはとんでもなかったですね。
月足でみると、大きく下ヒゲをつけて陰線でおえてます。(※ナスダックは陽線)
となると、5月は希望がもてそうな感じですが、アノマリーだとセルインメイ(5月に売れ)です。
指数だけの方は別に売らないでもいいのかなとは思いますが、いかがでしょう。
去年の8月みたいなのを狙う方は一旦キャッシュでもアリかもですね。
今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

さきほどのデックスコム(DXCM)を上回る銘柄が3つもあります。
1位のCARR(キャリアグローバル)、2位はANET(アリスタネットワーク)、3位はTT(トレーンテクノロジー)
です。
いずれも優良銘柄でこれから乗っていってもいいかなと個人的には思います。とくにキャリアいいですね。
(PR)↓これ1冊で米国株のファンダメンタル分析は完璧!!

米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.308%と先週から上昇です。

4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が17.7万人増と予想を上回り、景気後退の確率さがったということです。ちなみに、FRBの利下げは少し遠のきました。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

決算ミス企業を除いてはほぼほぼグリーンですね。
あえていうならエネルギーセクターが原油下がってるだけにやっぱり弱いです。
でもこれ、、上昇ばっかでセルインメイを思わせられないですねー
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

VGT(情報技術)があっという間に抜き去り、ぶっちぎり状態です!
来週の決算予定は下図の通りです。

大型ハイテク株はほぼ終わりましたが、来週のほうがなんだかワクワクします。
注目はPLTR、MAR、CEG、HIMS、APP、AXON、VST、MELI、NET
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。22,67と20近傍まで落ち着いてきました。

Fear & Greed Indexも43とFEARでありますが、だいぶ改善してますね。

ドル円の状況
下図をご覧ください。
144.95円/ドルと先週からひきつづき上昇です。

日銀の政策発表がありましてそこでは今年は利上げないような雰囲気を醸し出すようなコメントでしたので一気に円安に走りました。200日移動平均線は150円くらいなのでここまでは一旦目指すのではと思います。
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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)
- JOLTS求人件数 03月→前回756.8万人 予想752.0万人 結果719.2万人
- コンファレンスボード消費者信頼感指数 04月→前回92.9 予想87.0 結果86.0
- ADP雇用者数 04月 [前月比]→前回15.5万人 予想12.5万人 結果6.2万人
- 雇用コスト指数 第1四半期 [前期比]→前回0.9% 予想1.0% 結果0.9%
- 実質GDP(速報値) 第1四半期 [実質GDP・前期比年率]→前回2.4% 予想0.4% 結果-0.3%
- 実質GDP(速報値) 第1四半期 [個人消費・前期比年率]→前回4.0% 予想1.2% 結果1.8%
- 中古住宅販売成約指数 03月 [前月比]→前回2.0% 予想1.1% 結果6.1%
- PCE価格指数 03月 [PCE価格指数・前年比]→前回2.5% 予想2.2% 結果2.3%
- PCE価格指数 03月 [コアPCE価格指数・前年比]→前回2.8% 予想2.6% 結果2.6%
- 04月 [製造業PMI・確報値]→前回50.7 予想50.7 結果50.2
- ISM製造業景気指数 04月→前回49.0 予想48.0 結果48.7
- 雇用統計 04月 [非農業部門雇用者数・前月比]→前回22.8万人 予想12.5万人 結果17.7万人
- 雇用統計 04月 [失業率]→前回4.2% 予想4.2% 結果4.2%
- 耐久財受注(確報値) 03月 [前月比]→前回9.2% 予想9.2% 結果9.2%
- 耐久財受注(確報値) 03月 [輸送除くコア・前月比]→前回0.0% 予想0.0% 結果0.0%
来週のイベント
2025年05月05日(月)
ISM非製造業景気指数 04月→前回50.8 予想50.2 結果
2025年05月06日(火)
貿易収支 03月→前回-1227億ドル 予想-1220億ドル 結果
2025年05月08日(木)
FRB政策金利(FOMC) 05月 [上限金利]→前回4.50% 予想4.50% 結果
FRB政策金利(FOMC) 05月 [下限金利]→前回4.25% 予想4.25% 結果
考察
改めて申し上げますが、”セルインメイ”という投資格言というかアノマリーってのがあって
”5月に売って9月(レイバーデイもしくはセントレジャーデイ)にもどってこい”という格言があります。
これを裏付ける資料としては下図のようなものがあります。

ま、たしかに6月、8月、9月はマイナスで成績が悪いので、売ってキャッシュにしといたほうがいいってのは理解できますね。
がしかし、下図をご覧ください。
こちらは年別のS&P500のチャートです

ここ最近の数年は売らずに持ってて右肩上がりなので利益に影響はなく、むしろ増えてます。
下手に売買すると損失にもなりかねないので、
セルインメイというのは信じてもいいのですが、
実践には及ぶものではないと個人的には思います。
ただ、2024年の8月みたいな急落の場合もあるので
基本方針(戦略)は2つ
- 指数のNISAや現物は我慢してもっておく。
- 個別や信用に関してはストップロスで切れるようにしておく。
でいいかと思います。
さらにいいますと
足元はトランプ関税一色でようやく霧が晴れつつあるというところです。
トランプさんの政策にはアメとムチという切り口という見方もあって
アメは減税など景気をもたらすもの
ムチは関税などの一時痛みをもたらすもの
こんかいトランプワンとは順番が異なって
アメよりムチを最初にもってきたのでこないだみたいな急落があったのですが
アメはこれからですのでムチからの痛みがひいたところにアメの報酬が舞い降りてきます。
これセルインメイしてるともらえる大量のアメをもらいそびれちゃいますね。
ということで「セルインメイじゃnaiかもね」と言うことができ、個人的にはむしろこれから買っていってもよいくらいと思います。
Q.トランプ関税今後どうなる?
A.交渉フェーズにはいってきました。好材料に期待です。
Q.トランプ関税の収束はどうなる?
A.中国も反撃にでましたので妥協点が出てくるといいのですがしばらくかかりそうですね。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.はい、トレンドフォローでいいかと。個別銘柄はストップロス入れておいて下さい。
Q.売りのサインはなんでしょうか?
A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!
最後に
以上、「ウィークリー米国株ニュース250503/セルインメイじゃNaiかもね。」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
去年の今頃も同じようなタイトルで記事出したような。。
セルインメイ、一理あるとは思いますが、まるっと実践はしないほうがいいかもです。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/
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