こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週もなんだかハラハラドキドキの一週間でした。
アメリカの物価上昇(インフレ)に立ち向かう、アメリカ中央銀行FRBの政策が発表されました。
まさかのCPI(消費者物価指数)の上昇によりFRBは急遽金利上昇の見直しを余儀なくされた格好となり、ちょっと後手に回った印象がありました。
別の言い方をすると臨機応変といえますが。
その金利を決定する会合FOMC(連邦公開市場委員会)後の発表では0.75%の利上げと非常に高い利上げ幅でしたが、強気の姿勢と好感されたのか株価は反発しました。
がしかし、やっぱり景気後退懸念は根強く、その翌日には反落してしまいました。
これからもまだまだ下がるかもです。
「今買うの?ダメでしょ!」
ということで
今週のセクター別騰落一覧
今週はすべてのセクターでさげてます。
とくにこれまで堅調だったエネルギーセクターが顕著な下げを見せました。
これは、アメリカの景気後退懸念だけでなく、全世界で利上げ、景気後退が懸念された影響とみられます。
もうここまでで、充分暗ーい気分になってしまうでしょうから、ここで話をかえます。
確かにインフレ率は下図のごとく、8.6%と高水準にありますが、過去を見ると10%を超える時代もあり、アメリカはそれを抑えて回復させてます。
どういうことかというと、アメリカにはそういう回復機能というか免疫力はこれまでの経験により鍛えられているということです。
つまり、今回のインフレ率も景気と刺し違えながらも抑え込む能力はあるということです。
利上げとQT(資産圧縮)のダブルの効果で少なくとも今年中には目途は立つと思います。
ですので、今は我慢して、一年後の株価に目を向けることがとっても重要な考え方となります。
もうひとつ
期待インフレ率という指標があります。
こちら、FRBが重要視している指標の一つで、今回0.75%という高い利上げをしたのはこの期待インフレ率が上がったからだとパウエル議長は申してました。
つまりこちらの期待インフレ率を抑え込めば、「勝てる」ということです。
あとはエネルギー価格が落ち着けば。。
とりあえず今週のアメリカ3指数をみていきましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数いずれも終値ベースで先週末から「続落」です。
下げ率はというと先週末比で
- ダウは4.8%マイナス
- S&P500は5.8%%マイナス
- ナスダックが4.8%マイナス
週またぎで急落したのは、もともと6月7月のFOMCでの金利上昇幅を0.5%と予告してましたが、ウォールストリートジャーナルの観測記事として「FRBは0.75%の利上げをやるかもよ」が先週末に出たからです。
当然この観測記事はFRBがウォールストリートジャーナルに書かせたものに間違いないのですがちょっと急だったかなと個人的には思います。
6月のFOMC
ではどんな結果だったのかといいますと
米連邦準備理事会(FRB)はフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を75ベーシスポイント (bp)引き上げ、1.50─1.75%としました。
パウエルFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通りです。
- 利上げを迅速に進めている
- インフレを低下させることが不可欠
- 労働市場は非常にタイトで、インフレ率が高すぎることは明白
- 継続的な金利引き上げは適切と考える
- 金融条件の引き締めは需要を抑制する見通し
- 労働需要は強く、労働力の供給は抑制されている
- 供給制約は予想以上に長く、物価上昇圧力は拡大している
- 中国のロックダウン(都市封鎖)、サプライチェーンの問題をより悪化させる可能性が高い
- インフレリスクは引き続き上向きとみている
- 高インフレリスクには非常に注意を払っており、インフレ率引き下げに強くコミット
- 5月FOMC以来インフレは驚くほど高進、より大幅な利上げが正当化されると判断
と、かなりタカ派な意見でこれまでのパウエル議長とは思えないくらい、危機感を表現してます。でも個人的にはまだハト派の意見ではないかなと思います。
というのは
過去のインフレ率をみてみると
今の8.6%に対し1980年はなんと15%ものインフレ率でした。
そしてその時の政策金利、フェデラルファンド(FF)金利はなんと20%もの高さでした。
これだとさすがに景気がぶっ壊れます。がそれをやったんです。でそれで回復したんです。
ですので今のフェデラルファンド(FF)金利が1.5%とかはまだまだなんで、もしかしたら次回CPIの数値も8.6を上回る可能性だってありますね。
ただ今の期待インフレ率がこのまま下落基調であれば希望はもてます。
ということでもはや口先介入だけではどうにもならなくなってきて、FRBも本気を出さざるを得ない状況となりました。
あとはバイデンさんが原油増産を働きかけてどうなるか。。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。31.12です。
ここまで下がってもまだ31.12です。
40まで上がったら買いといわれてますが、まだまだ株価が下がらないと買い場はこないですね。
「これ以上下がったら耐えられないよう」
という声が聞こえてきそうですが、我慢です。時間の問題です。
エネルギー需要が下火になるのは夏過ぎてだと思いますのでそこがエントリー準備のチャンスです。
それまでに十分、目を養っておくのと、銘柄の勉強しつつ知識を増やして置き、反撃にそなえましょう。
米10年債利回り
下図をご覧ください。一時3.5%まであがりましたが今はだいぶ落ち着き3.2%台で推移してます。
今後も政策金利は上昇しますが、この10年債利回りはコロナ前水準まできましたので、行っても3.5%が上限かなと思います。
つまり株価の底も近い?という見方もできるかなと。。
原油価格の動向
現在1バレル109.82ドル近辺で推移してます。
こないだ120ドルと高い水準でしたが、世界の利上げとそれにともなう世界の景気後退懸念で一気に昨日下げました。
これでエネルギー関連株も一気に下げ、このまま下がるのか?というとこです。
バイデン大統領の増産協力依頼がうまくいけばある程度下がるのでしょうけども、このエネルギーはどうも上げ圧力がまだまだ高いままだと思います。
サマーラリーはきますし、ロシアの制裁は解けないし、なんせ冬の準備がありますし。
エネルギー価格がこのままするする下がり続けて100ドル未満とかで落ち着くのはまだまだ先のことのような気がします。
個人的にはこのまま下がったままになるとは思えません。ウクライナ問題が挙がる前から需要は伸びるといわれてたエネルギーなので。。
また、景気後退懸念で原油価格が下がりましたが、実際に供給足りてるのか?といいますと。実際には現実足りてないと思います。今後も潤沢な原油在庫がもてるかというとかなり希望は薄いと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
つい先週ですよ、「今週一気に130円を超え急騰中です。」とお伝えしたのは。
もう135円目前です。ていうか、すでにこないだ135円超えました。。
FXは読めないのでやりませんが、メディアでのアナリストによるとどの方も今後はドル高円安基調とおっしゃってます。
たぶん、今後しばらくは100円/ドルを下回ることはないような気がします。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 220618
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
S&P500はもう底値つけたんじゃない?と思いがちですが、まだまだ下がると予想されてます。数字で言いますとあと14%くらいは下げ余地があるとのことです。また次の買い場は9月10月頃が適切なタイミングだそうです。
ということで合言葉は
「今買うの?ダメでしょ!」
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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