ウィークリー米国株ニュース 251220/ゲームチェンジャー、見・参!

ウィークリーニュース
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こんにちは~ キートンです!(^-^)/

AI関連株の決算発表2連敗、今年の利下げは終了、来年の利下げは1回、ともはやここまで。
かと思われた矢先にきた、米雇用統計の発表、マイクロンテクノロジーの決算発表、そして米消費者物価指数(CPI)の発表。これで決まりました。米国株ただでは転んではおりませんでした。

今週の出来事としては

  • 米雇用統計、11月の失業率は4.6%と市場予想(4.5%)を上回り、2021年9月以来の高さだった。
  • マイクロン・テクノロジーの決算発表は、売上高、利益ともに予想を上回り、次期売上高見通しも市場予想を大幅に上回った。
  • 米消費者物価指数は11月度年率2.7%と予想の3.0%を大幅に下回りインフレ鈍化を示唆した。
  • トランプ米政権がエヌビディアのAI半導体「H200」の対中輸出に向けた審査を始めたとのこと。

12月の波乱はおさまりそうですが、波は高くなることが予想されます。。天気晴朗なれど波高し。
ということで、いつものごとく今週の各種指数について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-0.7%(終値:48134.89)
  • ナスダックが+0.5%(23307.62)
  • S&P500+0.1%(6834.50)

ダウ

下図をご覧ください。
先週から5日連続の陰線ということで下げ続けてはいましたが21日線の上でなんとかふんばりました。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10

今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

 上昇トップのボーイング(BA)ですが旅行関連株として上昇。
旅行関連株カーニバル(CCL)が決算受け上昇 利益が予想上回る 復配も発表とのことで要は儲かったので配当復活します。これからも株主還元もがんばります!といった具合でしょう。
 ものがあふれているいま、もの消費からコト消費にシフトしています。こういったワンランク上の娯楽というものが庶民にも受け入れられていくので、注目したい銘柄です。

↓↓ボーイング(BA)の株価チャート(日足)

↓↓カーニバル(CCL)の株価チャート(日足)

ナスダック

下図をごらんください。
 週末からこれでもかというくらいに下げに下げて50日線をも下回り、10月11月の下値までいくかと思われた矢先、マイクロンテクノロジーの神決算で跳ねました。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10

今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10

今週下落したのは(下位10銘柄)

 上昇トップはマイクロンテクノロジー、最高値を更新!
次期見通しの利益が予想の2倍って!!

(9-11月・第1四半期)
・1株利益(調整後):4.78ドル(予想:3.95ドル)
・売上高(調整後):136.4億ドル 57%増(予想:129.5億ドル)

(12-2月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):8.22~8.62ドル(予想:4.71ドル)
・売上高(調整後):183~191億ドル(予想:143.8億ドル)

↓↓マイクロン・テクノロジー(MU)の株価チャート(日足)

これでAIバブル懸念は消え去りました。おかげでほかの半導体株サンディスク(SNDK)やウェスタンデジタル(WDC)なども急騰しました。

S&P500

下図をご覧ください。

 こちらも50日線を割り込んでからの、反発をみせ21日線を越えてフィニッシュです。

S&P500 週間上昇ランキングトップ10

今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10

下落銘柄は(下位10銘柄)

 上昇率トップはさきほどのサンディスク(SNDK)

↓↓サンディスク(SNDK)の株価チャート(日足)

最高値更新とまではいきませんでしたが、これからの伸びしろは充分ですね。

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.149%と先週から低下です。

雇用の弱さとインフレ鈍化の指標を受けて今週は下落トレンドです。
来年の利下げ見通しが強くなれば4%割れもすぐにやってくるでしょうね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

先週からグリーンが目立つようになってきましたが、ブロードコム(AVGO)は依然軟調です。
AI関連株すべてが全て上がるわけでなく、市場の評価は分かれているようですね。
ただブロードコムの粗利益率は60%を超えるバケモノですのでいずれ見直しがくると思います。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VCR(一般消費財 アマゾン、テスラ、ホームデポ
2位は
VAW(素材 リンデ、シャーウィンウイリアムズ、エアープロダクツ&ケミカルズ
3位は
VFH(金融 JPモルガン、バークシャハサウェイ、マスターカード

最近テスラがなんでか調子よく株価を上げてきております。PER200倍とかあるので私は触りませんが。確かに夢がある企業なので人気は抜群です。

↓↓テスラ(TSLA)の株価チャート(日足)

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
14.91と先週から低下です。

 先週はAI企業の決算2連敗と業績懸念により一時18程度まで上昇しましたが、
今週は利下げを促すような指標の発表もあり、だいぶ楽観ムードに傾きつつあります。
あと、今年はビッグイベントはクリスマスだけです。お祭り騒ぎが継続することを期待したいと思います(笑)

ドル円の状況

下図をご覧ください。
157.70円/ドルと先週から2円もの上昇です。

 日銀の0.25の利上げが正式決定されたということで、ドル円下落かと思いきや、こんどは大幅に上昇。
いよいよ世界に日本の財政が怪しまれ始めました。
あとは財務省にて為替介入がくると思いますが、時すでに遅しで、投機の餌食になりそうです。
なるべくドルはもっておきましょう!

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察

マイクロン・テクノロジーと米消費者物価指数の発表で
下落続きの株価を急反転させました。

これは単なる反転ではなく、継続的な上昇を意味するものと思います。

というのも
これまで市場は関税でインフレが止まらないのでは?AI投資はやりすぎではないか?という懸念が蔓延しており、利下げ相場にもかかわらず一定の心理的下圧力がかかってたのは間違いなかったと思います。

ということで「噂で買って事実で売る」この逆が今起きてます。

AIバブルがーとか(バブルではない)
インフレがーとか(再燃してない)

つまりどういうことかと言うと市場は見誤ったということです。

この見誤りがギャップとなり株価を動かす原動力になってきますので、おそらく今年中には最高値更新を超えていくのではと推測します。ただ途中で戻り売りなどはあると思いますが、今週は特別な株式市場の転換点だったと言えるのではないでしょうか。

ですので行動としてはホールド、買い増し、押し目買い、なんでもいけますが
売ることだけはやめた方がいいかなと
ショート、ダメ、ゼッタイ

再三お伝えしてますが今は金融相場でAI相場です。セクターは情報技術関連でよく、電力銘柄もありかと思います。ご参考まで。

さて、米国株はようやく混とんとした空気から脱出しそうですが、救いようがなく深刻なのが日本です。それも日本円。

日銀が政策金利0.75%への利上げを決めた一方で、政権は財政出動とあべこべな方針を打ち出してます。引締めなのか、緩和なのかわけわかめですよね。
ドル円は昨日金利を上げたあと大きく円安に振れ、日本国債誰も買わないぞ日本の財政やばいよ、と気づきだし円買いポジションを解消したものと思われます。
普通日米金利差が縮小すると円は買われて円高になるのですが、そのまったく逆になりました。
もうこれは異常事態です。

ではどうすれば?
はい、ドルをもっておきましょう。米国株で大丈夫、S&P500で十分です。
というのもこういうことは20数年前にも他でありまして。

ブラックウェンズデー
1992年の世紀のポンド売りです。
イギリス中央銀行を投資家が倒したのです。

ある投資家がイギリスの中央銀行相手に莫大なポンド売りガチンコ勝負を挑みました。
当時イギリスはもはや西欧の威厳などなく存在感は低下しており
不況のまっただなかで金利を上げられない状況でしたが、
当時のイギリスのメージャー首相などは絶対ポンドを守ってやる、準備資金も潤沢にある!などと公言してました。
一方その投資家はイギリスが無理くり利上げしてきても、そんな通貨など誰も欲しがるわけがないと判断。
ブラックウェンズデー当日市場開始からポンド売りが殺到。英中銀は買い支えるもたまらず2%利上げ。しかしそれが通貨毀損と受け取られさらにポンド売りが加速。英中銀は190億ドル準備してたが1時間で20億ドル減っていく。
一方その投資家の保有はレバレッジで約100億ドル保有と相手の半分以上をもっていました。
しかしイギリスはどこの国からも支援が受けられず英中銀は朝から一日中買い支えをしましたが
その投資家と世界中が莫大なポンド売りを浴びせ、英中銀はたまらず買い支えを停止しその日の午後4時ERMの離脱とポンドの切り下げを発表し白旗を上げました。

その投資家とはいまだ健在あのヘッジファンド、ソロスファンドのジョージソロスでした。

ただソロスはイギリス国民からは恨まれずむしろ
愚かな政府から10億ドルかすめ取った現代のロビンフッドなどと称賛されました。

ショートストーリーはここまでですが
なにか今の日本と似てませんか?
もうすでに「世紀の日本円売り」を企ててる投資家がいるかもしれません。
いや、いるでしょうね。

私キートンもFXはちょっと苦手でしたが、今回の利上げによる円安をみてドル買いユーロ買いもアリかと思ってしまいましたね。
繰り返しですがドルを買っておくのが最低限ですかね。

日本にいながら米国株が保有できるなんて昔からみたら夢のようなことでして、ほんと米国株には感謝しております。

ちなみに今のキートンの個別銘柄は下図のとおりです。

今週はHPを削られましたがまだかすり傷。張り切ってまいりましょう!

Q.来年2026年の相場は?

A.まだまだ金融相場ですので情報技術、金融、不動産がねらい目です。

Q.来週の相場は?

A.今週が転換点でしたね。来週も引き続き好調を維持すると思います。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.買い(ホールド)ですね。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!

最後に

以上、「ウィークリー米国株ニュース 251220/ゲームチェンジャー、見・参!」
いかがでしたでしょうか
今週のMVPはマイクロン・テクノロジーといってよいでしょう。
先週のAI銘柄2連敗を見事に打ち消してさらに米国株上昇へ導きました。
ようやく霧がすっきり晴れましたね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/

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キートン@米国株投資 (@masterkeaton19) on X
米国株で現物、信用取引、CFD取引やってます(NISAも)。ブログ「キートンの米国株投資」も是非見てやって下さいm(__)m バイクが好きなフツーの会社員です。よろしくお願いします。愛車はYAMAHA TZR250R 3XV 1992 ✨🌙*゚

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