ウィークリー米国株ニュース250524/株価下落で買いチャンス!

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ムーディーズが米国債の格下げニュースから始まった一週間でしたが、過去と同様な大幅な下落からはなんとか免れてるようです。

ただ、株式は期待と雰囲気で上がります。下がった時は買いでいきたいと思います。

今週の出来事としては

  • 大型減税案が下院を通過し7月へ向けて成立を目指すとのこと。
  • 米10年債利回りが一時4.6%へ上昇
  • トランプさんがアップルに対しiPhoneをインドではなくアメリカで製造要望。でないと関税25%。
  • EUに対し6月1日から50%の関税をかける。

とどちらかというとネガティブニュースが注目されたのと決算発表も下火になって株価は下落停滞している状況です。
さて、今後はどうなるかですが、金利やFRBにもようやく注目が集まってくるのかと思います。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-2.5%(終値:41603.07)
  • ナスダックが-2.5%(18737.21)
  • S&P500-2.6%(5802.82)

ダウ

下図をご覧ください。
今週は、ユナイテッドヘルスの反発があってか上昇でスタートしたものの、ムーディーズの格下げで上値は重く、週間としては日々下落となりました。
価格は21,50,200日移動平均線のオンライン上への平均回帰ということで、
強すぎず、弱すぎずというところです。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

 上昇銘柄に大型ハイテク銘柄はひとつも入っておらず、今週は小休止だったことがわかります。
アップルは利益圧迫の懸念から下落傾向が続いております。

ナスダック

下図をごらんください。
 指数は21日移動平均線の上にあるものの低下傾向です。
このまま21,50,200日移動平均線を下へ割り込むかというと、そこまで悲観相場でないので
3つのどれかの移動平均線を支えに反発してくるものとと思いますので、押し目で買いが有効な状況かもしれませんね。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

 情報技術ソフトウェア企業のインテュイット(INTU)が好決算で上昇。
大型ハイテクはアルファベットがラインクインしているくらいで総じて水平飛行だったことがわかります。
さて、来週はエヌビディアの決算発表があります。
28日(水)の引け後ですが、これでまた半導体、AI、セクターの盛り返しがみられるのか。期待したいところです。

↓↓インテュイット(INTU)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

 関税ショックの影響で21,50日移動平均線は200日移動平均線を数年ぶりに下へデッドクロスしたのですが、今週ようやくすべてゴールデンクロスしたのが確認されました。
たしかにムーディーズによる米国債の格下げはあったもののこの下落トレンドは今後、移動平均線に支えられ限定的かと思われます。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)が先週大きく上昇しましたが今週は大きく下落。
一方、今週上昇率トップのGEベルノバは株式全体が下落地合いのなかでひときわ堅調さが浮き彫りになりました。

↓↓スーパーマイクロコンピュータ(SMCI)の株価チャート(日足)

↓↓GEベルノバ(GEV)の株価チャート(日足)

どっちを買いますかというと。。ねー。

ちなみにGEベルノバ(GEV)という企業、去年GE(ゼネラルエレクトリック)から分社化して
GEエアロスペース(GE)とに分かれました。原子力や風力、ガスなどの発電会社です。
GEはあの発明家エジソンの会社でかつてはダウにも組み込まれていた老舗かつ有名、優良企業です。
いちどは株価低迷してピンチの時期もありましたが、ここ数年は相場環境にかかわらず少しずつですがずっと右肩上がりの優良企業です。

分社化してから個人的には株価的には懐疑的な見方をしてましたが、嬉しくも完全に裏切られどちらも株価は伸ばしてきております。

GEエアロスペースはボーイングのエンジンを担っており、国にはなくてはならない存在です。

↓↓GEエアロスペース(GE)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.509%と先週から上昇です。

 160億ドル(2.4兆円)の米20年債の入札が不調で金利高傾向です。共和党が成立を目指している包括的な歳出歳入法案により、米国財政が一段と悪化するとの懸念が投資家の間に広がっているためです。今週一時は4.6超えもあり今は落ち着いてますが予断が許されない状況となってます。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 金利高傾向で株価は軟調となってます。

とはいえ、仕込みのチャンス!です。
来週はエヌビディアの決算発表ですが金利高による軟調相場を立て直してもらいたいものですね。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VGT(情報技術 アップル、エヌビディア、マイクロソフト
2位は
VIS(資本財サービス GEエアロスペース、キャタピラ、レイセオン
3位は
VCR(一般消費財 アマゾン、テスラ、ホームデポ

セクター別では先週と順位は変わらず。
全体的に上昇圧力がなくなってきております。来週のエヌビディアに期待!

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
22.28と先週から上昇し20超えになってきました。

来金利上昇、利益確定売り株価下落で上昇基調なのが気になりますね。
もう関税ニュースには慣れてきたころでしょうからもしかしたら来週は押し目買いが集まり株価上昇に転換する可能性もあると思います。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
142.52円/ドルと先週から大幅下落です。※仕込みチャンスです。

 円が買われているというよりかはドルが売られているといった状況かと思います。ドルインデックスは100を割り込み99となってます。日本のほうも国債金利が高く利上げはできない状況となっており金利差は今後も縮まる傾向ではなさそうですので、米国債の見直し買いが発生するとまたドル高となっていくのではと思います。ちなみに日本国債は絶望的になりそうな予感です。。

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経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

  • PMI05月 [製造業PMI・速報値]→前回50.2 予想49.9 結果52.3
  • PMI05月 [非製造業PMI・速報値]→前回50.8 予想50.9 結果52.3
  • PMI05月 [コンポジットPMI・速報値]→前回50.6 予想50.2 結果52.1
  • 中古住宅販売件数 04月 [中古住宅販売件数]→前回402万件 予想417万件 結果400万件
  • 新築住宅販売件数 04月 [新築住宅販売件数]→前回72.4万件 予想71.0万件 結果74.3万件

来週のイベント

2025年05月27日(火)
耐久財受注(速報値) 04月 [前月比]→前回9.2% 予想-8.2% 結果
耐久財受注(速報値) 04月 [輸送除くコア・前月比]→前回0.0% 予想0.0% 結果
コンファレンスボード消費者信頼感指数 05月→前回86.0 予想87.0  結果

2025年05月29日(木)
実質GDP(改定値) 第1四半期 [実質GDP・前期比年率]→前回-0.3% 予想-0.3% 結果
中古住宅販売成約指数 04月 [前月比]→前回6.1% 予想-1.1% 結果

2025年05月30日(金)
PCE価格指数 04月 [PCE価格指数・前年比]→前回2.3% 予想2.2% 結果
PCE価格指数 04月 [コアPCE価格指数・前年比]→前回2.6% 予想2.5% 結果

考察

 冒頭申しました通り、今週はムーディーズによる米国債格下げのニュースで米国株がどうなるかといったビクビクモードで始まりました。
ところがS&P500は月曜日なんとか0.08%高で引けて、格下げのニュースはあまり影響せずでした。

ただその後米国債には売りが発生、10年債利回りの金利は4.6%を超える場面もありということで、深層心理には格下げのニュースが少なからずともあるのではと推測します。

このようなボディブローのようにあとあと効いてくるネガティブニュースがどこまで尾を引くかですが
ここにはおそらくトランプ、ベッセントさんも気にしているでしょうから、来週もしくは再来週にはなんらかの手を講じてくると思われます。
関税ショックのときのトリプル安に刺激されなんとかしようと当時はあらゆる緩和手段をとってきましたからね。財政不安による債券売り金利上昇もベッセントさんにかかればすぐにトーンダウンするでしょうね。実際今回の売りは長くは続かなかったみたいだし。。

 ただ、週末にはEUに50%の関税を発動と発表がありましたので、市場には不透明感を懸念し株価はひきつづき下落し関税不安がひろがりました。ただトランプさん、これにはまたディールの要素たっぷりで、これにより週末から週明けにかけてEU側からなにか引き出そうと揺さぶりをかけてます。
ディールの内容によってはというかおそらく米国側に有利な内容となりそうな感じですのでまたポジティブサプライズで株価上昇の材料になりえそうな雰囲気です。


といったことを踏まえるとこれはつまり押し目買いのチャンスとみてよいでしょう。
あ、あと来週の月曜日は米国株式市場は休場です。交渉の時間はたっぷりありますね。

一方来月行われるFOMCでの政策金利は下図の通り、利下げナシの確率が96%となっております。ここはまた無風となりそうですが経済指標にもし変化があれば、いわば失業率が上がり、インフレ鈍化となれば雰囲気も変わるので、来週発表のPCEコアデフレータには注目です。

CMEフェドウォッチ

そして来週注目すべきはやはりエヌビディアの決算発表と今後のガイダンスでして、
これにはおそらく米国の全企業いや、全世界がかかわってくる重要イベントだと思われ、なにかしらポジティブサプライズがあれば、米国株の株価は息を吹き返してくると思います。

個人的にはエヌビディア買いです。決算発表後株価上昇したら、次の日買います。下落しても次の日買おうかと。(笑)

↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)

Q.トランプ関税今後どうなる?

A.いったんは落ち着きましたが7月に向けて、各国がどういった合意を形成していくかで株価に影響が出そうです。

Q.トランプ関税の収束はどうなる?

A.あとは欧州が難しそうですが、この勢いだとあっさりいく可能性も出てきてると思います。

Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?

A.はい、トレンドフォローでいいかと。個別銘柄はストップロス入れておいて下さい。

Q.売りのサインはなんでしょうか?

A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!

最後に

以上、「ウィークリー米国株ニュース250524/株価下落で買いチャンス!」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
 関税ショックからだいぶ株価は上昇し、ショック前付近の株価まで戻して市場はほっと一安心となりましたが今度は財政不安による金利上昇が注目され始めました。しかしエヌビディア決算前はなんだか胸騒ぎしますね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/

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