キートンのウィークリー米国株ニュース　231028

こんにちは～、キートンです！(^-^)/

　もう、株式投資やーめた。もしくは、やめようかな。。という方が出てくる今日この頃です。
　つまり、売りが売りを呼んでるところで、ある意味いい場面だと思います。
　いいかえると、めちゃくちゃ欲しかった洋服がシーズン過ぎて２０％ＯＦＦ、３０％ＯＦＦとセールに入ってきてるということです。
　で、これから１年のなかで最も株価が上がる１１月、１２月、１月に入っていくところです。
ここで買わないでいつ買うの？はい
今でしょ！！
　という絶好のチャンスです。１０％下がったところで買って、その後また１０％下げたところで問題ありません。死ぬ気で踏ん張るところだと思います。誰も底はわかりませんので毎日の株価の上下に一喜一憂しないで、足元でなく先を見ておくのが重要です。明日でなく、来月に視点を置いておけば、足元は見ずに済みますのでゆったり余裕の気分で過ごせるでしょう。

　株式投資のチャートなんてのは大半が心理現象の現れですので、そこでバタバタ気をもんだほうが負けです。ですので最近の調整局面で投げ売りするというのは避けるべきだと思います。

　さてさて、それでは、絶賛バーゲンセール真っ只中の米国株式市場の３指数について今週を振り返ってみましょう。

ダウ、ナスダック、S&P500
米10年債利回り
今週のセクター別騰落一覧（ヒートマップ）
ＶＩＸ（恐怖指数）
ドル円の状況
経済イベント（経済指標）
最後に
役立つアイテム

ダウ、ナスダック、S&P500

３指数は終値ベース、先週末比で

米国主要３指数

ダウは－２．１％↓（終値：32417.60）
ナスダックが－２．６％↓（12643.01）
S&P500は－２．５％↓（4224.15）

でした。

ダウ

　アップルやジョンソンエンドジョンソン、ユナイテッドヘルス、ＪＰモルガンなど今週大きくさげてます。さらに大きく下げたのはシェブロンで１３％もの下落です。中東情勢での懸念拡大と原油が思いっきりさげていってます。２００日移動平均線からは大きく下に離れていっており、５０日移動平均線が２００日移動平均線を下にクロスしようとしているところです。

　図のように１０月は上げて、大きくさげた１か月でした。各社決算内容としてはそこまで悪くなかったのですが中東情勢が余計でして、１０月は株式としてボラティリティが高い月ということで知られてますが下げて終わりそうです。
　個人的にはここまで下がるのはちょっと売られすぎだと思います。なので、ここでも買い増しします！

ナスダック

　長期金利が５％超えで株価下落、大型ハイテクの決算まちまちで株価下落、と今週も悲観ムード一色の一週間でした。しかし後半は米１０年債利回りは下落し少し落ち着きを取り戻そうとしてる状況です。
　ハイテク大手の決算についてはマイクロソフトとアマゾンだけが良好な結果となり上昇しましたが、一方グーグルやメタはネガティブな反応で下落、メタには期待してましたが、中東情勢の関係で広告収入の見通しが不透明ということが大きな要因でした。
まだまだ決算発表は続き、来週はいよいよアップルの決算発表があります。

S&P500

　こちらも今週は大きくさげており、下げ止まりがどこになるかというのが気がかりです。来週は経済イベントが盛りだくさんで、まずは雇用関連指標の発表があってＦＯＭＣがあり、そして雇用統計（雇用者数、失業率）の発表があります。そしてアップルの決算発表が木曜にあります。

　今は押し下げ圧力がかかった状態で、ちょっとしたネガティブニュースでガクンと下がる可能性がありますので、まだ気が抜ける状態ではありません。ただ、先ほども申した通り、もうバーゲンセール状態ですので、エントリーの準備はしておきましょう。

米10年債利回り

下図をご覧ください。

４．８３９と約０．１弱先週から下がってます。
ここらがピークだとは思いますがしばらく高止まりするかもしれませんので重視しておきましょう。
いまは決算よりもこの米１０年債利回りのほうが重要かもです。

今週のセクター別騰落一覧（ヒートマップ）

　今週もまあまあ赤い面積が多数でして、良い決算の波にうまく乗れてません。アップルが好決算を出して引っ張ってくれればよいのですが、なんとか金利だけでも下げてくれればと思います。来週のＦＯＭＣで利上げは発表しないとは思いますが、今年に利上げがないというニュアンスでも出してくれたらおそらく株価上昇のきっかけになれるかもしれませんね。いまはかなり売られすぎの状態ですので、そういったきっかけがあるとドカンと爆発する可能性があると思います。

下図をご覧下さい。１か月のセクター毎の株価指数の推移です。

いずれのセクターもここ１か月は下落してマイナスで終わってます。
比較的一番下げが抑えられたのはＶＧＴ（情報技術）で、次がＶＯＸ（通信）、ＶＡＷ（素材）と並んでおります。
やはりここでエントリーすべきは情報技術関連のグロース株で、大型より小型がジャンプする可能性が高いです。ＩＷＭ（iシェアーズ　ラッセル2000 ETF）とかバンガードの小型グロースETFのＶＢＫあたりが仕込み妙味がありそうです。