こんにちは~、キートンです!(^-^)/
表題にもあります通り、トレードをしないということが最高のトレードになりえることがあります。
下図は去年2024年末から昨日までのナスダックのチャートです。
米国株の年末は利益確定売りから年初もいまいち株価パッとしませんでした。
今週はこれでもかというくらいに売り込まれた感じがありますね。
例えばこの手前(12/26)で手仕舞っておけば、相場の下落に巻き込まれずゆっくりお正月を過ごせたことでしょう。
わたくし去年はかなり痛い思いをしましたからね~
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休むも相場
有名な相場格言で江戸時代の言葉ですが、今でも現代の投資家にも広く受け入れられています。
「休むも相場」とは、株式投資において重要な格言の一つです。この言葉は、投資行動には「買う」「売る」だけでなく、「何もしない」つまり「休む」ことも大切な選択肢であることを意味します。
この言葉の教訓は以下の通りです。
- 冷静な判断の重要性:常に取引を行うのではなく、時には市場から距離を置き、客観的に相場全体を見る機会を持つことが大切です。
- 無理な取引の回避:相場の先行きが不透明な時や、自信がない時には、無理に取引せず休むことで損失を防ぐことができます。
- 投資目的の再確認:休む期間を利用して、自分の投資目的を見直し、短絡的な思考に陥っていないか確認することができます。
- 心身のコンディション調整:休むことで、目のくもりを払拭し、心身のコンディションを整えることができます。
- 次の機会への準備:休んでいる間に、市場環境や相場動向を観察し、次の投資機会に備えることができます。
ということで
休む必要な時期とは一般的に、
- 利益確定売りがある年末や月末、週末
- 長期休暇の前
- 重要な経済指標発表時
- FOMC前後
- 地政学リスク
- 長期金利が上昇中のとき
などなど
です。
ま、とはいうものの
強気相場ではいったん下がった株価はすぐに持ち直す傾向にありますので、そのまま持っておくのが
一番楽かもです。
ただ今回の年末売りみたいなのは結構高確率でやってきますので、そこは自分の感覚を研ぎ澄ますことで、なにか感じるものがあれば事前に売っておくと、安心して年末年始、お正月が過ごせることでしょう。
はて、2024はAIだったり選挙だったり利下げだったりで株価に追い風の年だったのですが、2025は一転して弱気になるのでは?と思いがちです。
がどうでしょう、去年あれだけいわれてた景気後退はどこ吹く風で、アメリカの経済はスーパー絶好調です。先日テレビでずっとクレジットローンがヤバいと言い続けていたある経済アナリスト?でさえ、意見ひっくり返したほどでしたからね。
とくにAI半導体は道半ばでして、市場はちょっと休憩してるだけだと思います。これからもまたAI相場、半導体は立ち上がってくるものと思われます。
今年は選挙はなく、利下げも少ないので、イベント的にはこのAI、半導体がどう相場をけん引するからにかかってそうです。
ですので、ここらもう一度洗いなおしてエントリーしていくのもアリでなないかと思います。
こうやって休んでるうちに考えるのも休むも相場なのでしょうかねー
Q.相場を休むメリットは?
A. ・投資のストレスが軽減される ・下落相場を回避できる。・含み損を常に気にする心理的負担がなくなる。・冷静で客観的な視点を取り戻せる
Q.相場を休むデメリットは?
A.相場の上昇局面で利益機会を逃す可能性がある。
Q.「休むも相場」は米国株にもあてはまる?
A.・米国にも同様に「Sell in May and go away」(5月~9月は休め)という格言があります。・「夏枯れ」と呼ばれる現象があり、7~9月の株価が下がりやすいことがデータで示されています。
Q.つみたて投資にも休みは必要ですか?
A.休んではいけません。ひたすら積み立てて下さい。
ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは-0.6%(終値:42732.13)
- ナスダックが-0.5%(19621.68)
- S&P500-0.5%(5942.47)
でした。
ダウ
下図をご覧ください。
金曜日に上昇したものの50日移動平均線の下にあり、まだちょっと距離があります。
上昇トレンドの揺り戻しなのか、はたまた単なる調整で金曜の上昇を起点に反発に転じるのか踏ん張りどころと注目してよいでしょう。
今週上げたのは
今週下落したのは(下位10銘柄)
ずっと上昇上位だったボーイングがTOP10から外れ下落の上位に。
とってかわったのがエヌビディア。ブロードコムからバトンを渡されたかのように、また目覚めて動き出しました。
↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)
あと、アップルがここで失速しております。
中国での安売りなのかsiriの漏洩問題なのかわかりませんが先週はこのアップルだけが下落の一途をたどりました。
ただ、どちらも企業の根幹を揺るがすほどのものではないので、また時間が経てば戻ってくるものと思われます。
ナスダック
下図をごらんください。
今週、利確りがあったものの、金曜の反発により21日移動平均線の上で取引終えてます。
ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)
今週下落したのは(下位10銘柄)
コンステレーション・エナジー(CEG)はカーボンフリーエネルギー生産企業ですが、バイデン政権による水素生産規制を緩和したとのことです。これによってほかの公益株も上昇しております。
ついこないだまでうなぎのぼりを見せていたテスラやアップル、ブロードコムがたたき売られてます。
ま、でも金曜の上昇がどうも起点(底)となりそうですので、そろそろエントリーしてもいいかと思われます。
↓↓コンステレーションエナジー(CEG)の株価チャート(日足)
S&P500
下図をご覧ください。
なんとかかろうじて50日移動平均線の上で終えてます。年初から厳しい滑り出しですね。
今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)
下落銘柄は(下位10銘柄)
各大型銘柄がフルボッコにあってる間、木曜、金曜とビストラ(VST)が大陽線をつけて跳ね上がってきてます。今年ナンバー2の銘柄でして、ちなみにこれまた公益株(電力関連)です。
2025年も引き続き強いような気がします。
↓↓ビストラ(VST)の株価チャート(日足)
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米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.602%と先週から若干の低下です。
ようやくうなぎのぼりが停滞し、これから横ばいか低下に転じるのか目が離せませんね。
金曜日は金利上昇したにもかかわらず株価も上昇したというのは、よほど株価が売られてしまっていて自律反発したのが伺えます。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
ぱっとみエヌビディアとエネルギーのみが上昇した感じですね。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
このトップ3のトリオは依然パワフルですね。
まだ、テスラやアマゾン、メタ、エヌビディアなどの大型ハイテクの火は消えてないということです。
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
16.14と先週からは若干上昇です。
トレンドが落ち着いたのかここらがいいとこなのか、
21、50、200日移動平均線がほぼ重なってますね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
157.27円/ドルと先週から若干下落です。
一旦踊り場を形成しつつありますが、1月での日本の利上げ見通しがどうなるかでまた動き出すのでしょうね。1/23が日銀政策決定会合です。
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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
今週のイベント結果(経済指標の結果)
中古住宅販売成約指数 11月→前回2.0% 予想1.0% 結果2.2%
PMI 12月[製造業PMI・確報値][前月比]→前回48.3 予想48.3 結果49.3
来週のイベント
2025年01月07日(火)
耐久財受注(確報値) 11月[前月比]→前回-1.1% 予想-0.5% 結果
耐久財受注(確報値) 11月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.1% 予想0.2% 結果
貿易収支 11月→前回-738億ドル 予想-785億ドル 結果
JOLTS求人件数 11月→前回774.4万人 予想771.0万人 結果
ISM非製造業景気指数 12月→前回52.1 予想 結果
2025年01月08日(水)
ADP雇用者数 12月[前月比]→前回14.6万人 予想13.2万人 結果
2025年01月09日(木)
FOMC議事録 12月
2025年01月10日(金)
雇用統計 12月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回22.7万人 予想15.0万人 結果
雇用統計 12月[失業率]→前回4.2% 予想4.2% 結果
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 01月→前回 予想 結果
株式資産公開
これまで私キートンの株資産は公開しませんでしたが、楽天さんのをお見せしておきます。
まだまだですが頑張ります!先週から若干下落。。
最後に
以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250104/休むも相場 」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
米国株の年末は利益確定売りが続き、年初もいまいちパッとしませんでして、今週はこれでもかというくらいに売り込まれた感じがありますね。したがってトレードをしないということが最高のトレードになりえることがあります。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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