こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週は世界でもっとも時価総額が大きい、Appleの決算発表がありました。
主力製品のスマートフォンの回復が鈍く、3四半期連続で前年同期を下回ってしまいました。。
そして株価は-4.8%と大きく下落。
一方、GAFAMの一角であるアマゾンドットコムは売上高、利益とも予想を上回り、株価は8%もの上昇をみせてくれました。
ただやっぱりトップのAppleが調子悪いと株式全体にも悪影響がでて、今週は軟調で終わりました。
スマホはみんなもう持ってるし、高性能でなんら不便は感じませんし、あんまり買い替える理由がないですよね。
また、今週前半の米国債格下げのニュースもまだ若干尾を引いたうえでの悪材料でしたので、なかなか厳しい週だったかなと。
これでおおよその決算が出そろった感じとなり、概要とするとグロース軟調、ディフェンシブ好調といったところでしょうか。
さてこれからの米国株の展望は明るいのでしょうか?
季節的アノマリーからすると、8月中旬~10月まではあまりパフォーマンスがよくありませんので、それを見越して売りに来る投資家も多そうです、でも今年はアノマリーが通用しない年なので強気にいきたいとも思います。ですのでこれからは指数は売ります。
そして資金はどこかに流れるはずですから、個別銘柄をピックアップしに行こうかと思います。
指数は来週のCPI発表前には売り捌いといて、CPI後に個別をエントリー。そして8/16に7月FOMC議事録がでます。そこではおそらくソフトランディングの可能性が再度フォーカスされると思いますので、株価は一時上がると思われます。その上がった時に逆指値を入れ直し、上がってもよし、下がってもよしの状態にしたいなと思います。
夏枯れ相場に入るのか、それともまだまだラリーはつづくのか、今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
13連騰しましたので、ちょっと調整がはいってます。下値は50日移動平均線および前回高値の34500ドル近辺だとは思います。今週はやっぱりアップルの下落が効いてますね。
ナスダック
こちらもアップル決算の影響でさげてますが、まだ50日移動平均線の上で推移してます。50,200日のゴールデンクロスはすでに発生してますが、50日移動平均線が支えきれず価格が下落するかもですね。
S&P500
こちら、ナスダック並みに下落してます。ま、アップルの影響ですが。。50,200日のゴールデンクロス後、株価は50日を大きく下回ってませんので、S&P500はなんとか50日移動平均線で支えられそうです。ですので、4400そこらへんで買い場がくるのではと思います。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.040と先週から大きく上昇しました。
4%超えを維持しており、株価にとっては悪材料です。ただ昨日の雇用統計で非農業部門雇用者数が前回および予想を下回ったため、利上げ懸念が後退し、大きくさげてます。
このまま下げ続けるのか来週の利回りも見ものですね。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
全体が真っ赤ですね。唯一、決算の良かったアマゾンとエネルギーが頑張ってます。いよいよGAFAMのピークアウトが訪れるのか。来週もひきつづき動向に注目したいと思います。
現在、ちょっとした悪材料でもがつーんと株価さがるので、その下げ度合いも把握しておきたいと思います。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
トップがVDE(エネルギー)で次がVFH(金融)となっており、VPU(公益)が大きく下げてきました。
VGT(情報技術)がちょっと力弱いですね。
で、注目はVFH(金融)で、かなり安定した動きです。さすがディフェンシブです。大手銀行のJPモルガンとかはもっててよさそうですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
17.09とポーンと跳ね上がってきました。フィッチの米国債格付けをAAAからAA+に引き下げたことで長期金利が上昇しVIXも跳ね上がりました。株価が高くてみんな高所恐怖症になってたので、これで株価がっつり下げることができました。
この格付け事件はこのようにVIXを動かす力をもってるので影響力が大きいのですが、これは一過性のものだと思いますので、来週これがまた下がるかどうかに注目です。
※そうすると株価上昇??来週の前半は上昇、CPIでいったん下げ、そしてFOMC議事録で上げ、といった具合です。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は141.68円近辺で、先週からみると若干上げで終わってます。
いったん144円近辺まで上がったのですが例の格付け騒ぎや、雇用統計で下げてます。
なんだかんだ言ってドルはやっぱり強しですね。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
1か月は早いもので、もう消費者物価指数の発表ですね。今回は7月度です。前年7月はピークアウト後の数値との比較になりますので、上記予想3.3%のとおり6月度よりも鈍化は小さいものと推測できます。ここでFRBのスタンスを市場がどうみるか、おそらくインフレ鈍化せずということで利上げ懸念が再燃するかもしれませんね。
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230805
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
いよいよGAFAMのピークアウトが訪れるのか。夏枯れ相場に入るのか、それともまだまだラリーはつづくのか、来週もCPIとともに各指数に注目したいと思います。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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