キートンのウィークリー米国株ニュース 220917

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

毎週毎週、株式市場はビッグニュースばっかりでドキドキ感満載ですね。
ということで
 8月度消費者物価指数が予想より大きかったことで巷でいわれてるCPIショックが起きました。物価が高くインフレがなかなか手ごわいということでこれからの金利上昇も強いものとみてダウが一気に1200ドル超の下げを記録しました。

 FOMC直前ということもあり、軟調な地合いが続きこのままFOMCへ突入です。
 さて、9月のFOMCでは0.75%の利上げが有力とのことですが、1%利上げの可能性も浮上してきてます。しかしパウエルさんの性格からいくとここはコンセンサスどおりの0.75%で決めてくるでしょう。そうすれば霧が晴れてまた株価は風向きが変わってくるものと思います。

 でも次々とイベントがやってくるので一息つく暇はございません。
11月1日にはまたFOMCがあり、
11月6日には中間選挙とビッグイベントが来ます。

10月は当然9月度CPIの発表他いろんな経済指標がでてきます。

 今回のCPIショックのキーマンは原油と家賃だったと思います。
原油は下落基調でCPI上昇を抑えたのですが
家賃に関しては過去最高で上がってます。というのもよくよく考えると金利が上がった住宅購入をあきらめた人は賃貸に住むしかありません。
 そういった賃貸需要が増えると家賃が上がるのは当然ですね。
となると、このまままだまだあがるのかというとそうでもないかもです。
いまバイデン大統領がそこらへんの家賃上限について規制をもうけることを検討してるみたいです。これが成立してもしばらくは急降下ってわけにはいかなさそうですね。

。。となると10月のCPIもちょっと怪しいかもです。。

ちなみに参考に
8月消費者物価指数 品目別騰落率を下記に示しておきます。
   前月比 前年比
総合:0.1% 8.3%
食品:0.8 11.4
エネルギー:-5.0 23.8
新車:0.8 10.1
中古車:-0.1 7.8
衣料品:0.2 5.1
住居費:0.7 6.2
交通費:0.5 11.3

ちょっと長々とCPIについて語りましたが
いつものごとくアメリカ主要3指数をみてみましょう。

ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で
ダウは4.1%マイナス(終値:30822.43)
ナスダックが5.5%マイナス(11448.40)
S&P500は4.8%マイナス(4067.357)
でした。

3指数とも下値は上昇基調でしたがそのトレンド線をした抜けた格好です。
いまのところ6月につけた一番底までは下がってないのですが、このままいくと二番底を試す展開となるかもしれません。
来週のFOMCで反発するか見ものです。
9月利上げ幅が0.75%と市場コンセンサスどおりであれば反発の可能性は高いとみてます。

米10年債利回り

下図をご覧ください。
3.45%です。
先週からは約0.13%の上げです。ずっと右肩上がりですね。

この右肩上がりを加速させたのは、ジャクソンホールでのパウエル議長の発言、今回のCPIの結果によるものだと思います。
今年最終的なFF金利は4%ですから、3.45%は個人的にはま、妥当的なところではないかと思います。
3.5%+0.25(11月FOMC)+0.25(12月FOMC)=4%
てな具合でないでしょうか。

今週のセクター別騰落一覧

うーん、さすがにCPIショックで下げ幅はハイテク系で目立ちます。
先週に引き続きテスラが好調です。キラリ光ってますよね。
つまり株価は、EV、クリーンエネルギーを見てる証拠ですね。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

こちらもCPIショック起因で全セクター下げてます。
比較的エネルギーが下げ幅小さいほうです。
下げてはいますがこれから天然ガスLNGの需要がきます。否応なくです。
ロシアのウクライナ進攻がなかった去年でさえ9,10月からLNG関連の株価は上昇しはじめてますので、注目しておくべきかと思います。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。26.31と先週からは若干上昇です。
CPIショックというわりには低い数値です。。
ショックというからには30はさすがに超えるかなと思ってましたが。。

原油価格の動向

現在1バレル85.33ドル近辺で推移してます。先週より1ドル弱下がってます。

鉄道ストの関係で一時あがりましたが、交渉の末スト回避となりましたので価格がガクッと下がりました。さて、これから需給と価格がどうなるかですね。
秋、冬にむけて需要が下がるということはとても考えにくいことですから、需要は上がり価格も上昇してくると思われます。

ドル円の状況

下図をご覧ください。142.9円近辺で推移してます。
先週とほぼ同水準です。

日銀の為替介入の報道があってちょっと円高方向に進みましたが、やっぱり無理だよねってことで終わってます。
こんだけ円安だと、東南アジア並みとなってしまいます。つまり発展途上国に。。

経済イベント

過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>
7月製造業PMI、→〇 結果52.3% 予測51.9 前回52.7
7月サービス業PMI、→× 結果47.0% 予測52.7 前回52.7
6月新築住宅販売件数→× 結果59.0万件 予測65.9 前回69.6
6月耐久財受注→〇 結果1.9% 予測-0.4% 前回0.8%
6月中古住宅販売成約指数→× 結果-8.6% 予測-0.9% 前回0.7
7月FRB政策金利→0.75
第二四半期GDP→× 結果-0.9% 予測0.4% 前回-1.6
第二四半期個人消費→× 結果1.0% 予測1.2% 前回1.8
6月PCEデフレータ→〇※わずかにプラス(インフレ)
7月製造業PMI→〇(結果:52.2 予想52.3)
ADP雇用者数→公表なし
7月ISM製造業景気指数→〇(結果:52.8 予想52.2)
7月ISM非製造業景気指数→〇(結果:56.7 予想53.6)
7月非農業部門雇用者数→〇(結果:52.8万人 予想24.9万人)
7月失業率→〇(結果:3.5% 予想3.6%)
7月消費者物価指数CPI→〇
7月生産者物価指数PPI→〇
ミシガン大学信頼感指数→〇 結果55.1、予測52.5 前回51.5
小売売上高→〇結果0.0(前月比前回1.0%、予想:0.1%)
7月FOMC議事録公表
7月中古住宅販売件数→×結果481万件(前回512万件、予想:487万件)
8月製造業PMI→〇 結果51.3、予測52.0 前回52.2
8月サービス業PMI→〇 結果44.1、予測50.1 前回47.3
7月新築住宅販売件数→〇 結果51.1万件、予測58.1 前回59.0
7月耐久財受注→〇 結果0.0%、予測0.7% 前回2.0%
7月中古住宅販売成約指数→〇 結果-1.0%、予測-2.6% 前回-8.6%
第2四半期実質GDP→〇 結果-0.6%、予測-0.7% 前回-0.9%
7月PCEコアデフレータ→〇 結果4.6%、予測4.8% 前回4.8%
7月PCEデフレータ→〇 結果6.3%、予測6.4% 前回6.8%
8月コンファレンスボード消費者信頼感指数→〇 結果103.2 予想97.6 前回95.7
8月ADP雇用者数(前月比)→× 結果13.2万人 予想29.5 前回26.8
8月ISM製造業景気指数→〇 結果52.8 予測52.0 前回52.8
8月非農業部門雇用者数→〇 結果31.5万人 予測30 前回52.8
8月失業率→× 結果3.7% 予測3.5 前回3.5
8月ISM非製造業景気指数→〇 結果:56.9 予想:55.3 前回:56.7

<今週>
8月度消費者物価指数(CPI)前年比 結果8.3%、予測8.1 前回8.5
8月度消費者物価指数(CPI)前月比 結果0.1%、予測-0.1 前回0.0
8月度消費者物価指数(CPIコア)前年比 結果6.3%、予測6.1 前回5.9
8月度消費者物価指数(CPIコア)前月比 結果0.6%、予測0.2 前回0.3

8月生産者物価指数(PPI)前年比 結果9.8%、予測8.8 前回8.7
8月生産者物価指数(PPI)前月比 結果-0.1%、予測-0.2 前回-0.5
8月生産者物価指数(PPIコア)前年比 結果7.3%、予測7.1 前回7.6
8月生産者物価指数(PPIコア)前月比 結果0.4%、予測0.2 前回0.2

8月度小売売上高 前年比 結果0.3%、予測-0.1 前回0.0
8月度フィラデルフィア連銀景況指数 結果-9.9%、予測2.4 前回6.2
8月度鉱工業生産指数 結果-0.2%、予測0.3 前回0.6
8月設備稼働率 結果80。0%、予測80.4 前回80.3
9月ミシガン大学消費者信頼感指数 結果59.5、予測59.9 前回58.2

<来週>
8月中古住宅販売件数
9月FRB政策金利(FOMC)
9月製造業PMI
9月サービス業PMI
9月コンポジットPMI

来週はいよいよ FOMC(米連邦公開市場委員会)です。
政策金利は0.75%でコンセンサスどおりか??
パウエル議長の発言は??タカ派継続か?

最後に

以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 220917
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。

9月度FOMCでの利上げ幅は0.75%
と申してましたが1.0%の可能性も出てきました。
さて、結果はどうなるか?
ウォールストリートジャーナル、フェドウォッチなどの
観測記事も注目しておきましょう。
来週は霧が晴れるといいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/

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