メリークリスマス!、キートンです!(^-^)/
もうすぐ2022年も終わろうとしてます。
みなさんこの1年いかがでしたでしょうか?
キーワードは「インフレ」「ウクライナ」でしたね。
2022年の最初あたりからナスダックを中心にハイテク系が下落していきました。
しばらくして一方、ウクライナ戦争が勃発して、エネルギー懸念が高まり、エネルギーセクターが暴騰していきました。
といいつつも今ではダウが約-8%、ナスダックが-30%程度と去年からするととんでもない下げがありました。
<ダウ、ナスダック、S&P500の一年間>↓↓
<米FRBの政策金利FFレートの推移>↓↓
さらにもう一方のFRBでは0.25+0.5+0.75%x4回+0.5%の利上げと、これまたとてつもない金融引き締めを実施してます。
S&P500が年初来-18%程度と
こんなひどい相場は過去3回くらいしかないみたいです。
まあ、ひどかったひどかった。
といいたいところなんですが、去年もしくは今年の前半に仕込まれた方は
利上げによる為替への影響でさほど害をうけてないかもしれませんね。
さて、これからはインフレもおさまりつつあるので、これまでの逆戻しが始まるかもです。
じゃあ米国株はこれから上がるんだねと思ってたら大間違い!
GAFAMはもう終わりです。したがってこれらを組み込んでる指数もパットしないでしょう。
じゃあ米国株買う意味ないじゃん!
とお思いでしょうが、あります!
答えはシンプル
「VTI-GAFAM」を買えばいいのです。
要はVTIからGAFAM抜いた銘柄を買うのです。
それに近いのはバンガード社がだしてる「VTV」です。
バリュー株を集めたファンドですが、利下げしても株価が上がらない企業を買ってもトントンで儲からないですからね。
ちなみに直近の成績をみてみましょう、ちなみに比較したファンドは下記4つです。
- VTV(バリュー株を集めたファンド)
- HDV(高配当を集めたファンド)
- VTI(アメリカ全体を集めたファンド)
- QQQ(アメリカの成長企業ナスダック100に連動するファンド)
下図をご覧ください。
いかがでしょう。
VTVとHDVが成績いいですね。HDVは配当金ももらえるので防御にはとっても適してます。ですので
VTV、HDVの2本立てもしくは
VTV、HDV、VTIの3本立て
というのもいいかもしれませんね。
ちなみに「VTV」の組み入れ銘柄は下図のとおりです。
あと、自分でそれに似たファンドを作ってみてもいいかもですね。
①除外する企業を選択
・GAFAM ・情報技術セクタ ・半導体セクタ ・テスラあたりですかね。
②各セクターから時価総額上位5つずつを引っ張ってきてリストを作ります。
そして時価総額順に並べて投資割合を%でそれぞれ出していきます。
③手持ちの資金をその割合%に投資する。
1年の振り返りは今日はこのくらいにして
今週1週間も振り返ってみましょう。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
ダウは0.9%プラス(終値:32920.47)
ナスダックが1.9%マイナス(10705.41)
S&P500は0.2%マイナス(3852.35)
でした。
先週と比較してほぼ横ばいでして
金利が下がっても株価も下がる。とくにGAFAM。。
といった状態で、パウエル議長のタカ派発言や景気後退懸念などの材料で株価は上がりにくい状況です。
とはいっても、インフレ鈍化は明らかで足元は固められた状態ですので、いつジャンプするかこれは時間の問題かとおもわれます。
すなわち株は売ることなく保有しておくほうが賢明だと思います。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.75%ってところで先週より0.3%くらい上がってますね。
10年債利回り上昇で株価も若干上昇基調です。
クリスマスということで商いが薄いということも影響あるかもですね。
年明けが楽しみです。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
GAFAMが~~!!、ほんとまるでダメですね。
テスラは先週-9%に引き続き今週は-20%越えとちょっといただけないですね。
ほんとさきほどもうしたとおりVTVこれ、いままでのバリュー株とはちょっと違ったイメージに変身しそうです。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
どのセクターも横ばいになりつつあり、下げ止まった感はありますね。
軒並みさげており、VCR(一般消費財セクター)がダントツで低調です。
で、ブービー賞がVGT(情報技術セクター)となっております。
ちなみにこの最下位VCR(一般消費財セクター)の上位はアマゾンとテスラです。
納得のな!ですね。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。20.86と先週よりやや下がりました。
しばらくは大きなイベントもなくボラティリティは落ち着くのではないかと思われます。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
先日、日銀が金利幅拡大すると発表したことで、日本の10年債利回りがこれまで0.25%だったのが今回の発表で0.4%超となりました。
それでアメリカとの金利差縮小ということで一気にドル円が円高方向に進みました。
今回はそういったことを匂わす示唆は一切なかったので、皆さんスーパーネガティブサプライズとなり一気に動いた感じです。
為替で損がでる場合もありますが、いかなる場合もそれは想定内としておきましょう。
為替より株のほうがはるかに儲けられます。株はプラスサムゲームですから。
個人的には、株価が上昇する米国株で儲けて、安くて住みやすい日本で暮らすという方針に変わりはありませんです。
経済イベント(経済指標)
過去のイベント含め、時系列に並べて下記に示しておきます。
過去の指標からながめていくとなんとなく流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
<今週>
第三四半期 経常収支→結果-2171.0 予測-2220.0 前回-2511.0億ドル
11月中古住宅販売件数→結果409.0 予測422.0 前回443.0万件
12月コンファレンスボード消費者信頼感指数→結果108.3 予測101.5 前回100.2
第三四半期 実質GDP(前期比年率)→結果3.2 予測2.9 前回2.9%
11月耐久財受注(前月比)→結果-2.1 予測-0.8 前回1.1
11月耐久財受注(コア前月比)→結果0.2 予測0.0 前回0.5
11月PCEデフレータ(前年比)→結果5.5 予測5.6 前回6.0
11月PCEコアデフレータ(前年比)→結果4.7 予測4.6 前回5.0
<来週>
11月中古住宅販売成約指数(前月比)→結果3.2 予測-1.2 前回-4.6%
12月製造業PMI→結果 予測 前回46.2
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 221224
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
GAFAM以外の米国株にもうま味はあります。
新興国株もありですが、VTV(バリューETF)のような手堅い銘柄にも目を向けて、
自分のポートフォリオを最強銘柄軍になるよう再構築、ブラッシュアップしていきましょう!
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいものですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
役立つアイテム
パソコンは必須です。しかも使い古したパソコンは買い替え必須です。
さーてなにに買い替えようかなー
こちらはMacbook Air↓です。M1チップ搭載でちょっぱや(超早い)!です!
コメント