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こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週の米国株は、主要3指数がそろって週間プラスになりました。
ダウは約0.5%高、ナスダックは約0.8%高、S&P500は約0.5%高。
ただし、数字以上に中身の濃い一週間でした。
最大のイベントは、もちろんNVIDIAの決算です。
売上高は962億ドルで前年比106%増。データセンター売上は890億ドルで前年比117%増。次四半期の売上高見通しも1,080億ドル±2%と、AIインフラ需要の強さを改めて示しました。
そして、今回の決算と同じタイミングでもう一つ重要な発表がありました。
NVHBMです。
これは単なる「新しいメモリー」ではありません。
NVIDIAがHBMのベースダイやメモリコントローラを含むアーキテクチャへ深く入り込み、NVLink Fusionを使うカスタムXPUにも高性能HBMを広げようとする仕組みです。
私が気になるのは、HBM需要が増えるかどうかだけではありません。
「AIメモリーで、誰がどこまで利益を取れるのか」
今週はここを中心に、いつもわたくしが発信している投資スタンスを材料に整理します。
3行で要約
- ダウ+0.5%、ナスダック+0.8%、S&P500+0.5%。NVIDIA好決算が支えましたが、週末は金利上昇で半導体株に利益確定売りが出ました。
- NVIDIAは売上高962億ドル、データセンター890億ドルと大幅成長。AIインフラ需要そのものは、まだ非常に強いことが確認されました。
- NVHBMはMU・SK hynixに需要面では追い風。ただし今後は「数量×ASP(平均販売価格)×NVIDIAとの利益配分」を見る必要があります。
こんな人向けの記事です
- 今週の米国株を初心者向けに短時間で振り返りたい人
- NVIDIA決算が本当に強かったのか知りたい人
- NVHBMが何なのか、MUやSK hynixへの影響を知りたい人
- MU、WDC、SNDK、STX、MRVL、CRDOを保有・監視している人
- AI相場で「GPUの次」に利益が広がる場所を考えたい人
今週の米国株を動かした主な材料
原油と金利低下で週初は株価を下支え
週初はWTI原油と米長期金利が低下し、株式市場の警戒感が後退。一方、NVIDIA決算を控え半導体株には持ち高調整の売りも出ました。
中東警戒後退で半導体株に買い戻し
米国とイランの緊張激化への警戒が和らぎ原油が下落。AMDが4.9%高となり、MUやMRVLにも買いが入り、SOX指数は1.4%上昇しました。
PCE上振れで長期金利が再上昇
7月PCEは前月比+0.2%、前年比+3.7%。物価の高止まりから早期利上げ警戒が残り、NVIDIA決算直前の市場は様子見となりました。
NVIDIA好決算でAI需要の強さを再確認
NVIDIAは売上高962億ドル、データセンター890億ドルと大幅増収。翌日の株価は8.7%高となり、半導体・AI関連へ買いが広がりました。
金利上昇とMRVL決算で週末は半導体売り
ジャクソンホール講演を受け米10年債利回りは一時4.73%へ。MRVLは記録的な業績でも高い期待に届かないと受け止められ10.2%下落しました。
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主要3指数の週間騰落率

| 指数 | 週間騰落率 | 週末終値 | 今週の特徴 |
|---|---|---|---|
| ダウ | 約+0.5% | 53,559.99 | 3週間ぶり上昇。NVIDIA・CRMが支え |
| ナスダック | 約+0.8% | 26,402.42 | NVIDIA決算で反発も金曜は半導体売り |
| S&P500 | 約+0.5% | 7,711.75 | 高値圏を維持しながら小幅上昇 |
3指数とも週間では上昇しました。
ただし、週の中では「NVIDIA好決算→半導体急騰→金利上昇→半導体利益確定」という大きな振れがありました。
ダウ

ダウは5万3,560ドル前後。
高値圏でのもみ合いが続いています。短期的には金利上昇が上値を抑えていますが、50日線より上を維持しており、中期上昇トレンドは崩れていません。
ダウ週間上昇ランキング

- CRM:+22.39%
- MSFT:+6.27%
- AAPL:+3.35%
- AMZN:+3.02%
- V:+2.85%
- TRV:+1.74%
- JPM:+1.72%
- NVDA:+1.32%
- UNH:+0.73%
- HON:+0.71%
Salesforceが好決算と通期見通し引き上げで急伸。Microsoft、Amazon、Appleも上位に入りました。
ダウ週間下落ランキング

- CAT:-3.34%
- NKE:-2.85%
- MRK:-2.75%
- MMM:-2.58%
- MCD:-2.20%
- BA:-2.04%
- CVX:-1.66%
- HD:-1.61%
- KO:-1.58%
- AMGN:-1.57%
ナスダック

ナスダックは26,402.42。
NVIDIA決算翌日に大きく上昇しましたが、金曜は半導体株への利益確定売りで反落しました。
それでも週間ではプラスを維持しており、AI需要そのものへの疑いが強まった一週間ではありません。
ナスダック週間上昇ランキング

- CRWD:+13.78%
- SNPS:+11.24%
- FTNT:+8.14%
- MSTR:+6.76%
- CDNS:+6.70%
- MSFT:+6.27%
- DASH:+5.93%
- ADBE:+5.89%
- META:+5.11%
- APP:+3.92%
ナスダック週間下落ランキング

- PYPL:-12.82%
- RKLB:-11.27%
- MRVL:-8.61%
- SNDK:-6.96%
- FER:-6.53%
- AMAT:-6.23%
- FANG:-6.19%
- TER:-5.53%
- REGN:-4.78%
- KLAC:-4.59%
MRVLとSNDKが下落上位に入りました。
ここでも「AIが弱い」というより、期待値が高かった銘柄のポジション調整という色が強くなっています。
S&P500

S&P500は7,711.75。
最高値圏を維持しながらの小幅高です。指数としては底堅い一方、個別株の強弱はかなり大きくなっています。
S&P500週間上昇ランキング

- CRM:+22.39%
- CRWD:+13.78%
- NOW:+12.63%
- VEEV:+11.61%
- SNPS:+11.24%
- FTNT:+8.14%
- TYL:+7.76%
- CDW:+7.61%
- GEN:+7.22%
- CDNS:+6.70%
S&P500週間下落ランキング

- PYPL:-12.82%
- GNRC:-10.77%
- HRL:-9.67%
- CASY:-9.60%
- MRVL:-8.61%
- FIX:-8.27%
- BSX:-7.01%
- SNDK:-6.96%
- Q:-6.69%
- COO:-6.63%
経済イベント(経済指標)
経済指標の推移

景況感は拡大圏を維持していますが、消費者信頼感は弱く、インフレは高止まりしています。
7月PCEは前年比3.7%、コアPCEは3.3%。FRBが安心して金融緩和へ動ける水準ではありません。
今週の経済指標結果

- 消費者信頼感指数:89.4(予想90.3)
- 新築住宅販売:60.7万件(予想62.0万件)
- 耐久財受注:前月比+1.1%(予想+0.4%)
- 耐久財受注コア:前月比+0.4%
- PCEデフレーター:前年比+3.7%
- コアPCE:前年比+3.3%
- 実質GDP:前期比年率+1.5%
耐久財は強い一方、消費者心理と住宅には弱さが見えます。
市場にとって最大の問題は、景気が急失速していないのにインフレが高止まりしていることです。
来週の経済指標

- 9月1日:製造業PMI、ISM製造業景気指数
- 9月2日:ADP雇用者数
- 9月3日:貿易収支、ISM非製造業景気指数
- 9月4日:雇用統計、失業率
最大の注目は金曜日の雇用統計です。
前月は非農業部門雇用者数が2.3万人減。今回は6万人増が予想されており、労働市場が本当に弱くなっているのかを確認します。
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米10年債利回り

米10年債利回りは4.730%。
NVIDIAが歴史的な好決算を出しても、金曜には半導体株が売られました。
それだけ現在のグロース株にとって4.7%台の金利は重いということです。
逆に言えば、業績が強いまま金利が低下する局面が来れば、半導体株には大きな追い風になります。
今週のセクター別騰落一覧

超大型テック、ソフトウエアには買いが入る一方、半導体の一部では利益確定売りが目立ちました。
直近1カ月のセクター別ETF推移

| ETF | セクター | 騰落率 |
|---|---|---|
| VGT | 情報技術 | +10.97% |
| VDE | エネルギー | +6.92% |
| VAW | 素材 | +4.98% |
| VCR | 一般消費財 | +3.68% |
| VHT | ヘルスケア | +3.10% |
| VFH | 金融 | +2.38% |
| VOX | 通信サービス | +2.03% |
| VIS | 資本財 | +0.41% |
| VDC | 生活必需品 | -2.43% |
| VNQ | 不動産 | -3.40% |
| VPU | 公益 | -4.50% |
この1カ月では情報技術が+10.97%でトップです。
金利が高くてもテクノロジーへ資金が集まっている点は、AI・ソフトウエアの利益成長期待の強さを示しています。
Fear & Greed Index

Fear & Greed Indexは54でNeutral。
- 前日:58(Greed)
- 1週間前:54(Neutral)
- 1カ月前:37(Fear)
- 1年前:64(Greed)
指数は高値圏ですが、市場心理は極端な強欲には入っていません。
VIX

VIXは14.42。
ボラティリティは低く、市場全体にパニック感はありません。
むしろ今は、指数より個別企業の決算・期待値・金利への感応度で差が出る相場です。
ドル円

ドル円は160.079円。
米長期金利の高止まりを背景に、再び160円台です。
米国株を円で買う場合は、株価の割安・割高と為替の割安・割高を分けて考えたいところです。
WTI原油

WTI原油は83.45ドル。
週前半は中東不安の後退で下落しましたが、地政学リスクは完全には消えていません。
Xでもホルムズ海峡を巡るニュースには警戒してきました。原油が再び上昇すると、インフレと金利を通じてAI・グロース株へ逆風になります。
保有・監視銘柄

保有・監視銘柄はMU、WDC、SNDK、AMD、STX、TSM、VRT、MRVL、CRDO、SKHYです。
今週はNVIDIA決算という大きなイベントを通過しました。
ここからは「AI需要が強い」という大きな話だけではなく、その需要が各企業の売上と利益へどのように配分されるのかを見ていきます。
考察:NVIDIA好決算の次は「AIメモリーの利益配分」
NVIDIA決算でAI需要の強さは確認できた

NVIDIAはQ2 FY2027で、売上高962億ドル、前年比+106%。
データセンター売上は890億ドル、前年比+117%。
Non-GAAP EPSは2.22ドル、粗利益率は75.0%。Q3売上高見通しは1,080億ドル±2%です。
決算翌日に株価は8.7%上昇しました。




「AI設備投資は本当に続くのか?」という問いに対して、NVIDIAは数字で「まだ強い」と答えた。
ここは今週の最大の確認ポイントです。
NVHBMとは?初心者向けに一言で

従来のHBMでは、メモリコントローラはGPUやXPU側に置かれています。
NVHBMでは、NVIDIAが設計するカスタム・ベースダイ側へメモリコントローラを移すことで、XPUの計算用スペースを広げます。
NVIDIAによれば、標準HBM4Eと比べて、メモリー帯域を最大30%増やし、HBM消費電力を最大15%減らせるとしています。
学校に例えるなら、これまでメモリー会社が「教科書」と「図書室の受付」を一緒に工夫していたところに、NVIDIAが入ってきて、
「受付と机のルールは私が決めます。最高の教科書をこの仕様で作ってください」
という形に近づくイメージです。
プラス① NVIDIA以外のAIチップでもHBM需要が増える可能性
NVHBMはNVLink Fusionと組み合わせて、NVIDIA GPUだけでなくカスタムXPUにも高性能メモリーを広げる狙いがあります。
AmazonのAnnapurna Labsが最初の協業先として発表されています。
つまり、Amazon Trainiumなど各社のカスタムAIチップが増えても、HBM需要の拡大につながる可能性があります。
これはMU、SK hynixなどメモリーメーカーには明確な追い風です。
プラス② NVIDIAが設計しても「作る技術」は必要
NVIDIAがアーキテクチャを握っても、HBMを安定して大量生産するのは別の技術です。
高速DRAMを作り、何層も積み、熱を逃がし、歩留まりを上げ、大量供給する。
この製造競争力は引き続きメモリーメーカーの価値です。
したがって、NVHBMが登場したからMUやSK hynixが不要になる、という話ではありません。
リスク① 高付加価値の「設計」をNVIDIAが取り込む可能性
一方で、投資家として気を付けたいのは利益率です。
HBM4E以降、メモリーメーカーはベースダイを顧客ごとにカスタム化し、単純なDRAM供給より高い付加価値を得ようとしてきました。
NVHBMでNVIDIA側の設計比率が高まれば、メモリーメーカーが期待していたカスタム設計の利益の一部がNVIDIA側へ移る可能性があります。
リスク② 複数メーカー対応で価格競争が強まる可能性
NVIDIAはNVHBMを複数のメモリーパートナーで提供できる形を目指しています。
これはNVIDIAにとって、供給安定・特定メーカー依存の低下・価格交渉力向上というメリットがあります。
一方、MU・SK hynix・Samsungが同じ仕様を満たせるようになると、メモリー側の価格決定力は以前より弱くなる可能性があります。
MUには意外とチャンスかもしれない

MUは932.86ドル。
NVHBMの共通仕様化は、後発だったMicronにはプラスに働く可能性があります。
これまでSK hynixとNVIDIAの長期的な共同開発関係が大きな参入障壁でした。
しかしNVIDIAが仕様を標準化し、複数メーカーへ広げれば、
「この仕様を満たせるならMicronでも採用できる」
という競争へ近づきます。
ただし現時点でNVIDIAは、NVHBMの具体的な認定メモリーサプライヤー名を公表していません。
MU採用を前提に株を買うのではなく、正式認定を待ちます。
SK hynixも悲観する段階ではない

SKHYは161.04ドル。
SK hynixにはHBMの量産・歩留まり・積層技術という強みがあります。
NVHBMでNVIDIAの設計力が強くなっても、最高性能のHBMを大量に安定供給できる企業の価値は消えません。
NVHBMは「NVIDIA対SK hynix」という話ではなく、NVIDIAがアーキテクチャを握り、メモリー各社が製造力で競う方向へ進む可能性があります。
投資家が見るべきは「数量×ASP×利益配分」
これまでHBM投資では、
HBM不足 → 値上がり → メモリー会社の利益増
という見方が中心でした。
NVHBMの登場後は、もう一段細かく見る必要があります。
数量 × ASP(平均販売価格) × NVIDIAとの利益配分
HBMの総需要が大幅に増えても、価格決定力が下がれば利益率は思ったほど伸びないかもしれません。
逆に、数量増加の方が圧倒的に大きければ、MU・SK hynixの利益はさらに伸びます。
私は現時点では、NVHBMを理由にAIメモリー投資テーマを弱める必要はないと見ています。
Marvell:好決算でも-10%が教えてくれること

MRVLは216.62ドル。
Q2 FY2027売上高は27.39億ドルで過去最高、前年比+37%。データセンター売上は21.72億ドルで前年比+46%でした。
Non-GAAP EPSも0.94ドル。
数字だけ見れば強い決算です。
それでも金曜は10.2%下落しました。
理由は「悪い決算」ではなく、事前の期待値がそれ以上に高かったことと、金利上昇が重なったためです。
先週のWDC・SNDK・AMDと同じです。
短期の株価は期待値で動く。長期は売上と利益で見る。
このルールは変わりません。
Xで感じた「熱狂に流されない」という大切さ
最近Xでも、「最大のリスクは市場ではなく、自分自身が熱狂に飲み込まれること」という考えに共感しました。
売り煽り・買い煽りを見ると、「あ、そうかも」と流されそうになることは誰にでもあります。
さらに、AI半導体市場の長期成長に期待する材料も増えています。
だからこそ、強気材料が多い時ほど、
業績・成長性・割安度を自分で説明できるか。
ここを確認したいと思います。
その他の保有・監視銘柄

WDCは459.45ドル。決算後の急落から横ばい。大容量HDDのAIデータセンター需要を確認します。

SNDKは1,484.98ドル。週間下落上位に入りました。NAND・SSD需要の強さと高い値動きの両方に注意します。

AMDは465.58ドル。NVIDIA決算後も大きく上がらず、AIアクセラレーターで実際の売上拡大を確認したい局面です。

STXは829.76ドル。AI時代のデータ保存需要という長期テーマは継続です。

TSMは417.52ドル。AI半導体の先端プロセス需要を見るベンチマークとして監視します。

VRTは257.08ドル。AIデータセンターの電力・冷却需要を確認する銘柄です。

CRDOは232.75ドル。来週は決算予定。高速接続需要がどこまで伸びるかが焦点です。

KOSPIも急落後の底固めが続いています。SK hynixを含む韓国半導体株の需給を見るうえで継続確認します。
キートン流、今週の投資判断
1.NVIDIA好決算=すぐ半導体を全部買う、ではない
AI需要の強さは確認できました。ただし決算後の株価は金利や期待値でも動きます。好材料を確認してから、チャートと余力を見ます。
2.NVHBMは「需要」と「利益率」を分けて見る
HBM市場が広がることはプラスです。ただし設計主導権や価格決定力が誰にあるかで、MU・SK hynixの利益率は変わります。
3.NVHBMの認定サプライヤーを確認する
現時点で具体的なメモリーメーカー名は公表されていません。MU、SK hynix、Samsungの誰が正式採用されるかを一次情報で確認します。
4.MRVLのような「好決算後急落」を恐れすぎない
業績悪化と期待値調整は別です。売上・データセンター成長・ガイダンスが崩れていなければ、短期株価だけで長期仮説を捨てません。
5.金利4.7%台ではキャッシュを残す
10年債利回りが4.7%台にある以上、AI株は好決算でも急落します。一括買いを避け、買う場合は引け付近で分割します。
今週の相場を一言でいうと
NVIDIAの好決算でAI需要は確認できた。でも次の焦点は「誰がどれだけ利益を取るか」に移った一週間。
来週の注目ポイント

米雇用統計
9月4日発表。非農業部門雇用者数は6万人増、失業率は4.2%が予想されています。前月の雇用減が一時的だったのかを確認します。
ISM製造業・非製造業
景気が強すぎれば金利上昇、弱すぎれば景気後退懸念につながります。株式市場には「ほどほど」の数字が理想です。
Credo決算
高速接続・AEC・AIデータセンター需要を確認します。CRDOはAIインフラの「GPU以外」の需要を測る重要銘柄です。
Dell決算
AIサーバー受注、バックログ、利益率を確認します。GPU需要がサーバー全体の売上・利益へつながっているかが焦点です。
Broadcom決算
カスタムAIアクセラレーター、ネットワーク、ハイパースケーラー需要を確認します。NVIDIA以外のAI計算市場がどこまで広がるかを見る重要イベントです。
キートンの投資方針
- MU、WDC、SNDK、STX、MRVL、CRDO、SKHYは基本ホールド
- NVIDIA決算でAI需要の強さは確認。ただし急騰を追いかけない
- NVHBMは「数量×ASP×利益配分」を継続監視
- MU・SK hynixの正式なNVHBM認定を一次情報で確認
- 信用余力とキャッシュを優先する
- 買う場合は引け付近で分割する
- 米10年債、WTI、KOSPI、ドル円を毎日確認する
質問コーナー
NVIDIA決算は本当に良かったのでしょうか?
はい。売上高は前年比106%増、データセンターは117%増、次四半期売上見通しも1,080億ドルと非常に強い内容です。AI需要そのものが弱っている決算ではありません。
NVHBMでMUやSK hynixは不要になりますか?
いいえ。NVIDIAがアーキテクチャを主導しても、DRAM製造、積層、熱対策、歩留まり、大量生産はメモリーメーカーの重要な役割です。
NVHBMはMUにプラスですか?
現時点ではプラス寄りと見ています。HBM市場がカスタムXPUまで広がる可能性があり、共通仕様化はMicronの参入機会を増やす可能性があります。ただし正式な認定サプライヤーは未公表です。
SK hynixにはマイナスですか?
ベースダイ設計の価値や価格交渉力にはリスクがあります。一方、HBMの量産技術と歩留まりという強みは残ります。現段階で悲観する材料ではありません。
MRVLは決算後に10%下がったので売るべきですか?
株価だけでは判断しません。売上高は過去最高、データセンターは前年比46%増です。業績悪化なのか期待値調整なのかを分けて考えます。
最後に
今週の主役はNVIDIAでした。
売上高962億ドル。
データセンター890億ドル。
前年比100%を超える成長を続けています。
AI需要が強い。
これは、かなりはっきり確認できました。
でも投資家にとって、次の問いはもう一段先です。
その巨大なAI投資から、誰がどれだけ利益を取るのか。
NVHBMは、そのルールを変える可能性があります。
メモリー需要そのものは増える。
でも、NVIDIAが設計主導権を強めれば、メモリーメーカーの価格決定力は変わるかもしれない。
だからこれからは、単純に「HBMが足りないからMU・SK hynixが上がる」だけではなく、
数量 × ASP × 利益配分
を見る必要があります。
Xでも長期のAI半導体市場には強い期待材料が出ています。
だからこそ、熱狂に流されない。
良いニュースほど、一次情報を確認する。
そして、自分が持っている企業がどうやって利益を得るのかを説明できる状態にしておきたいと思います。
それでは今日はこのへんで。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
主な参照先:添付資料「米国株一週間のニュース」「キートン メモ」、TradingView添付チャート、経済指標資料、キートンのX(@masterkeaton19)、NVIDIA Newsroom / NVIDIA Technical Blog、Marvell Investor Relations、米BEA。
一次情報確認:NVIDIA Q2 FY2027売上高962億ドル・Data Center 890億ドル・Q3売上高見通し1080億ドル±2%、NVHBMの性能・NVLink Fusion構想、Marvell Q2 FY2027売上高27.39億ドル・Data Center前年比+46%、7月PCE前年比+3.7%・コアPCE+3.3%。
NVHBMの具体的なメモリー認定サプライヤー名は2026年8月29日時点でNVIDIAから公表されていないため、MU・SK hynixの採用は未確認として扱っています。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。
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