キートンのウィークリー米国株ニュース 250111/1月は軟調?後半は?

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

年初のスタートダッシュといきたかったところですが、
今年はアメリカ経済が強すぎてなかなか株価が上がってきません(怒)!

どうなってるんだとAIに聞いてみたところ、
インフレ懸念での金利上昇トランプ政策が見えないためだそうです。。

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一月は軟調?後半は?

 個人的にはさほど心配はしておりません。
 アノマリー的に1月はまだ年間でみる上昇相場の中盤あたりでして、1月効果で買われる可能性がまだあります。
 たしかに昨日の雇用統計は強く金利は上昇しましたが、このまま金利がドンドコ上がるのもどうかと思います。

 もう一度1月のイベントをおさらいすると、
1月13日~:米)消費者物価指数
1月20日~:トランプ大統領就任
1月24日~:FOMC、PCEコアデフレータ

そこで株価はというと
1月13日~:米)消費者物価指数、決算発表→株価少し上昇
1月20日~:トランプ大統領就任→株価上昇
1月24日~:FOMC、PCEコアデフレータ→株価横ばい

来週はどうもまだインフレ上昇圧力懸念が残っていて軟調で、
1月20日のⅩデーでトランプ相場2.0がくるのではと思っております。
そしてFOMCではトランプ就任をうけてのパウエル議長の発言に注目でして、
利下げはしたいんだけど、今はできないがインフレは低下していく。的な発言があればいいかなと
期待しております。

現在の
政策金利4.25-4.50%というのは
2022年11月12月と同水準

下図の通り
そんときのCPIはみるみる下がっているときで、CPIが高かったせいもありますが、それなりのインフレ抑制効果というのは今でもあると思われます。ですのでこれからこの政策金利でインフレが高まっていくかと言われるとそれはさすがにないと思いますね。

下図の「Nov 2022 7.12」というのは2022年の11月は消費者物価指数が7.1%だったということです。

で、今月は決算発表のシーズンです。
下図の通り、来週からいよいよ始まります。

注目は15日(水)の寄り前のJPモルガン
16日(木)の寄り前のTSMC
の決算発表です。

とくにTSMCは直近軟調であるものの、上昇基調は維持しており21日移動平均線上にありますので、ここで流れが変わると面白いと思われます。

↓↓TSMC(TSM)の株価チャート(日足)

 ただここで長期金利が下がるのはハテナですので、も少し待ってみるというのもありますが、すぐにトランプ大統領就任がきますので、AI相場で第一波がきて、金利のピークアウトでの第二波がきて株価上昇トレンドに。ということもありえますね。
 すると超ざっくりですが今年の株価も上昇相場になる可能性が高いということが言えます。

 そしていまは株価は総崩れ!
元気ですかー?現金ありますかー?
そろそろいくぞ、1,2,3ダー!

Q.1月効果とは?

A. ・タックス・ロス・ハーベスティングといって多くの個人投資家が12月に損失の出ているポジションを売却して税金を減らし、1月に入ってから株式を買い戻す傾向があります・ウィンドードレッシング:機関投資家が12月末のファンド決算前にパフォーマンスの悪い株式を売却し、1月に入ってから買い戻すことがあります

Q.雇用とインフレの関係は?

A.雇用が強いと時給が上がり、それにつられて物価も上がります。

Q.今回、時給も上がったの?

A.いいえ、時給は前回11月の4.0%に対し3.9%と鈍化してます。

Q.じゃあインフレはどうなるの?

A.雇用は強いがインフレ鈍化の傾向です。パートさんの影響が大きいとのことです。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

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ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは-1.9%(終値:41938.45)
  • ナスダックが-2.3%(19161.63)
  • S&P500-1.9%(5827.04)

でした。

ダウ

下図をご覧ください。
 いよいよ21日移動平均線が50日移動平均線を下へクロスしてしまいました。
 これで11月初旬、トランプ相場前まで一気に下落します。
またトランプ相場で跳ねるのかどうなんでしょうねー。

今週上げたのは

今週下落したのは(下位10銘柄)

上位にはアマゾンもアップルもありませんで、大型ハイテクがズッコケ中です。
長期金利があれだけ上がると仕方ないですね。。

ナスダック

下図をごらんください。
 昨日の雇用統計の発表でいよいよ50日移動平均線を割れて終えました。
ダウほどではないですが、トランプ相場で11月跳ねたときの水準ですので、あまり心配ないでしょう。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位10銘柄)

今週下落したのは(下位10銘柄)

先週もご紹介しましたが
コンステレーション・エナジー(CEG)が昨日20%超えの大暴騰してます。
規制緩和の影響ってすごいですね。
あれ?しまった、私手放してしまってる。。

↓↓コンステレーションエナジー(CEG)の株価チャート(日足)

S&P500

下図をご覧ください。

こちらも50日移動平均線を割って大きく下回って終えてます。2024年は21日移動平均線が50日移動平均線を下回ることなく順調に右肩上がりでしたが、ここへきて雲行きが怪しくなってきてます。

今週のS&P500上昇銘柄は(上位10銘柄)

下落銘柄は(下位10銘柄)

ビストラ(VST)今年ナンバー2の銘柄でして、昨日の株価総崩れに対し、堅調に株価伸ばしてます。ちなみにこれまた公益株です。
パランティア(PLTR)はちょっとあげすぎましたかね、今お休みモードです。PER320倍です。。

↓↓ビストラ(VST)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り

下図をご覧ください。
4.763%と先週から大幅上昇です。

どこまで上がるんでしょうね、こいつが株価下落の原因でして、これが下がってこないと株価はなかなか上昇トレンドに転換できません。
ただ、逆転の発想で、これが原因で株価全体が下げているとしたら、業績いい銘柄もこいつのせいで下がってるわけです。金利はどこまでもあがるわけないので、株価下がるたびに業績いい銘柄を買って仕込んどくと1月後半楽しみですね。
※ちなみに株価はどこまでも上がります。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

 半導体が元気がありません、CES(Consumer Electronics Show)2025というテクノロジーの見本市がラスベガスで開催されまして、大変盛り上がったようですが、とくにエヌビディアがなにかしらでがっつり売り込まれそこから半導体全体が低調となり、他のテック企業も連れ安みたいな感じになりました。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

 

1位は
VDE(エネルギー エクソンモービル、シェブロン、コノコフィリップス
2位は
VHT(ヘルスケア メイーライリリー、ユナイテッドヘルス、J&J
3位は
VPU(公益 ネクステラエナジー、サザン、デュークエナジー

一気にトップ3がいれかわりました。
というより、全体が下げて団子状態になっており、いまは総崩れ状態です。
ただ、公益いいですよね。

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VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
19.53と先週から上昇です。

 10年債利回りがかなりの勢いで上昇してますので、株価もかなりの勢いで下落、恐怖もそれなりに悪化してきております。
 FEAR & GREED INDEXは「27」とFEARにおののいている状態ですので、ここで買いが推奨されます。いや何買おうっかなー。

ドル円の状況

下図をご覧ください。
157.69円/ドルと先週から若干上昇です。

 158円を超える場面もありましたが、ここはなんとか押さえつけられて157円台キープです。がしかし、160円も時間の問題でしょうね。
 今ではもうさすがにどんなエコノミスト、アナリストも円高140円とか130円という文言を控えるようになってきてます。さらには円はもってはいけないとまでいう人も出てきてますね。

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経済イベント(経済指標)

米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

耐久財受注(確報値) 11月[前月比]→前回-1.1% 予想-0.5% 結果-1.2%
耐久財受注(確報値) 11月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.1% 予想0.2% 結果-0.2%
貿易収支 11月→前回-738億ドル 予想-785億ドル 結果-782億ドル
JOLTS求人件数 11月→前回774.4万人 予想771.0万人 結果809.8万
ISM非製造業景気指数 12月→前回52.1 予想53.6 結果54.1
ADP雇用者数 12月[前月比]→前回14.6万人 予想13.2万人 結果12.2万人
雇用統計 12月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回22.7万人 予想15.0万人 結果25.6万人
雇用統計 12月[失業率]→前回4.2% 予想4.2% 結果4.1%
ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) 01月→前回74.0 予想73.9 結果73.2

来週のイベント

2025年01月15日(水)
消費者物価指数(CPI) 12月[前月比]→前回0.3% 予想0.3% 結果
消費者物価指数(CPI) 12月[前年比]→前回2.7% 予想2.9% 結果
消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前月比]→前回0.3% 予想0.2% 結果
消費者物価指数(CPI) 12月[食品・エネルギー除くコア・前年比]→前回3.3% 予想3.3% 結果

2025年01月16日(木)
小売売上高 12月[前月比]→前回0.7% 予想0.5% 結果
小売売上高 12月[自動車除くコア・前月比]→前回0.2% 予想0.5% 結果
フィラデルフィア連銀景況指数 01月→前回-16.4 予想-8.0 結果

2025年01月17日(金)
鉱工業生産指数 12月[前月比]→前回-0.1% 予想0.4% 結果
鉱工業生産指数 12月[設備稼働率]→前回76.8% 予想77.1% 結果

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース250111/一月は軟調?後半は?」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

いまは株価は総崩れ!元気ですかー?現金ありますかー?決算発表来週はJPモルガンにTSMC、消費者物価指数発表のあとってのがいいですね。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

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