キートンのウィークリー米国株ニュース 240928/結局、今年の9月どうだった?

株式投資・お金
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こんにちは~、キートンです!(^-^)/

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結局、今年の9月どうだった?

今週は

・原油価格下落
・日本自民党総裁選

が世間をにぎわせましたね。

まず原油価格ですが
価格を生産量によってコントロールしてきたサウジが
アメリカなど他国よりシェアが落ちてるということで
シェア獲得のため増産します
みたいな報道で
価格が下落しました。

今月初旬あたりにつけた直近安値の65ドル台までには下がってない
のですが
現在68.57と70ドル台から転落してきてます。

それを受けてか航空会社(デルタなど)の株価が急伸しました。
たしか8%とか上げましたね。
昨日は原油の反発で株価下落してますが。

7月につけた84ドルからずっと下降トレンドをたどっており、
それなりにインフレも鈍化してきてます。

昨日のPCEデフレータでは前年比2.2%とかなり低い成長という結果でした。

次に
日本自民党総裁選が昨日ありまして、
結果、石破茂さんが当選しました。

金融所得課税、法人税、日銀独立性の尊重

といった考えをお持ちのようで、
市場はこれから円高、株安を意識して日経先物が急落しております。
39829→37440と
2400円もの下落です!

こういった政策が進むことによる我々への影響は覚悟しておく必要がありそうですね。
とくに円高になると海外資産は目減りしますので。。

以上この2つのニュースを受けての
今後の米国株への影響はとくにないと考えます。
原油はある程度の価格のところで落ち着くと思いますし、
石破さんの政策は日本国内向けの政策ですし、
来週は来週でアメリカは雇用統計ウィークに注視されますし、

とこんな見立てをしております。

で、今月は9月であと一日で終わりです。
9月というのは一年の中でももっとも株価が軟調な月といわれており
月初は株価急落してみんなびくびくしてましたが
FOMCでの利下げ、パウエル議長の巧みな会見で

9月のS&P500は

5528.92

5738.17

と約3.8%もの上昇を見せてくれました。

なんとも
米政策金利0.5%の引き下げというのは
冒頭での2つのニュースなどよりからかなり
パンチがありますね。

連日、米国株のニュースでは
「ソフトランディング」の文言が絶えることはなく
今週末は利益確定売りで下に押されたものの
みごとは成績だったのではないでしょうか。

そして10月には大統領選挙直前ということで
これまた株価はどうなるかわかりませんが
一般的に大統領選挙まえの9月、10月は下落するといわれており
もしかしたら下がるのかもですね。

0.5%利下げのパワーとの綱引きとなりそうです。
なんせ、0.5%利下げで株価急落というジンクスをひっくりかえしたのですから。

あと、あの中国が金融緩和というニュースもありました。

日本はこれから金融引き締め
アメリカはこれから金融緩和
といったところで、
どちらに投資しましょうか?となると
軍配はアメリカ、米国株に上がりますね。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。

ダウ、ナスダック、S&P500

3指数は終値ベース、先週末比で

  • ダウは+0.6%(終値:42313.00)
  • ナスダックが+1.0%(18119.59)
  • S&P500は+0.6%でした。(5738.17)

ダウ

下図をご覧ください。
先週から上昇し、本日、最高値更新を達成しました!!

ちょっとおおきな上髭が気になりますが
ダウが強い、グロース的な上げっぷりです。

今週上げたのは

今週下落したのは

今週もディフェンシブが強く、大型ハイテクに売りが目立ってきております。
これがソフトランディング期待、利下げパワーですかね。

ナスダック

下図をごらんください。
週では上昇してますが本日は下落で引けてます。

昨日は半導体関連が売られ、エヌビディア、がマイナス2%近くとなりました。

下落したとはいえども、8月中旬のネックラインの上にありますので
いまは押し目買いのチャンスかと思います。

ナスダックだけ最高値更新できないんですよね~
でも、まだこれは復活の余地ありということで期待したいと思います。

がしかし、今後は金利低下による株高がくるとはいうものの
ディフェンシブも勢いつけてくるでしょうから
なかなかいい勝負するのではないでしょうか。

ナスダック100
今週上昇したのは(上位より)

今週下落したのは(下位より)

上昇率トップのPDDはあの激安サイトTEMUの運営会社です。
中国の金融緩和を受けての暴騰。

そして好決算発表のあったMU(マイクロンテクノロジー)が
急騰し、ウトウトしていた半導体株を押し上げました。
またこれで半導体株への見直し買いが出てくるかもしれません。
というのもエヌビディア、ブロードコムとも売ってもいいサインは出てません。
つまり押し目買いのチャンスかもですね。

となると、大型ハイテクへの資金は入りづらいけど、半導体結局つよいじゃん!

S&P500

下図をご覧ください。

冒頭もうしあげましたが、今週も最高値更新やりましたね。

やはり7月高値5667ライン越えによる上昇気流に乗ってる形です。
21日移動平均線もこの5667を超えると本格的な上昇ムードなりそうです。

本日は、週末ということもあり、利益確定売りにおされマイナスで引けましたが
PCEコアデフレータの発表でインフレ鈍化が好感され、さらにソフトランディングの期待
が高まりましたので、目先は明るい。ということになります。

米10年債利回り

下図をご覧ください。

3.754%と先週からほぼ横ばいです。

ここ最近上昇基調にあったのが
昨日のPCEコアデフレータの発表で一旦低下しました。
インフレ退治は完遂に向かってるという証しですね。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

まちまちの様相で、ハイテク大手は軟調ですが
今週は半導体とテスラが上昇に貢献しました。

下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

1位は
VCR(一般消費財 アマゾン、テスラ、ホームデポ)
2位は
VPU(公益関係 ネクステラエナジー サザン、デュークエナジー)
3位は
VAW(素材 リンデ、エアプロダクツ、シャーウィン)

9月の成績となると、これらのセクターに資金が入ったということになりそうです。
ヘルスケア、エネルギーといったバリュー株はちょっと人気がありませんね。

利下げ局面では
金融、情報技術、不動産セクターが強いといわれてますが
大型企業での悪いニュースが目立つため、
利下げ局面では中小型株が上昇しやすい環境となっていると思われます。

もうすぐ決算シーズンがやってきます。ここで利下げ効果があらわれるのかというと
まだそこまではいかないと思います。ですが、株式には先見性がありますので
金融、情報技術、不動産はもっておくのが賢明かと思います。

VIX(恐怖指数)

下図をご覧ください。
先週末からほぼ横ばい、若干下げて16.95で若干の上昇です。

やはり昨日の日本での石破ショックにはほぼ反応はありませんでしたね。
来週の雇用統計ですが、失業率予想は4.2%と先月と同じ値です。
若干のプラマイはあるにせよ、結果が大きくぶれなければ動揺はしないでしょう

ドル円の状況

下図をご覧ください。142.16と先週末より1円強の下げです。

昨日の石破ショックでなかなかのボラティリティですね。
おそらく来週140円切る場面があってもおかしくない状況ですね。
そして
日本の利上げによる金利差縮小により、これから円高になると思います。
この理屈はまともな理屈ですが
いつもドル円は理屈をくつがえします。
FOMC後のドル円どうでしたか?市場予想と逆に円安になりました。

ドル円にかかわる要素は金利差縮小だけではなく、構造的な流れも影響を及ぼしますので
一時的には円高にはなるもこれがトレンドになるかというとハテナですね。

経済イベント(経済指標)

 米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。

<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 09月[コンポジットPMI・速報値]→前回54.6 予想54.0 結果54.4
  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 09月[製造業PMI・速報値]→前回47.9 予想48.4 結果47.0
  • PMI(購買担当者景気指数・速報値) 09月[非製造業PMI・速報値]→前回55.7 予想55.1 結果55.4
  • コンファレンスボード消費者信頼感指数 09月→前回103.3 予想102.9 結果98.7
  • 新築住宅販売件数 08月→前回73.9万件 予想69.5万件 結果71.6万件
  • 実質GDP(確報値) 第2四半期[実質GDP・前期比年率]→前回3.0% 予想2.9% 結果3.0%
  • 耐久財受注(速報値) 08月[前月比]→前回9.8% 予想-2.9% 結果0.0%
  • 耐久財受注(速報値) 08月[輸送除くコア・前月比]→前回-0.2% 予想0.1% 結果0.5%
  • 中古住宅販売成約指数 08月[前月比]→前回-5.5% 予想-1.0% 結果0.6%
  • PCEデフレータ 08月[PCEデフレータ・前年比]→前回2.5% 予想2.3% 結果2.2%
  • PCEデフレータ 08月[PCEコアデフレータ・前年比]→前回2.6% 予想2.7% 結果2.7%

来週のイベント

  • PMI(購買担当者景気指数・確報値) 09月[製造業PMI・確報値]→前回47.0 予想47.0 結果
  • JOLTS求人件数 08月→前回767.3万人 予想 結果
  • ISM製造業景気指数 09月→前回 予想 結果
  • ADP雇用者数 09月[前月比]→前回9.9万人 予想12.1万人 結果
  • 耐久財受注(確報値) 08月[前月比]→前回0.0% 予想0.0% 結果
  • 耐久財受注(確報値) 08月[輸送除くコア・前月比]→前回0.5% 予想0.5% 結果
  • ISM非製造業景気指数 09月→前回51.5 予想51.5 結果
  • 雇用統計 09月[非農業部門雇用者数・前月比]→前回14.2万人 予想14.0万人 結果
  • 雇用統計 09月[失業率]→前回4.2% 予想4.2% 結果

最後に

以上、「キートンのウィークリー米国株ニュース 240928/結局、今年の9月どうだった?」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか

連日、米国株のニュースでは
「ソフトランディング」の文言が絶えることはなく
今週末は利益確定売りで下に押されたものの
みごとは成績だったのではないでしょうか。

株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。

それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。

本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/

 

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