こんにちは~、キートンです!(^-^)/
今週はなんといってもCPI(消費者物価指数)6月度の発表に注目があつまりました。
結果は
消費者物価指数 06月[前年比]→前回4.0% 予想3.1% 結果3.0%
という結果で予想を下回り、インフレ懸念、利上げ懸念が後退し、株価は上昇しました。
これで、また株価押し上げの圧力を下支えした格好となります。
ただ、円高ドル安が急速に進みましたので、実利はトントンかちょっと上がったくらいですかね。ま、急速に進んだあとはまた揺り戻しがきますので、そこまで気にする必要はないかと思います。(いまのところは。。)
さて、今後の注目としてはこれから第二四半期の決算発表シーズンに入りますので、ここで各企業、セクターどうなるか見ものかと思います。
で昨日はさっそくJPモルガンの決算発表がありましたが、売上高、利益とも予想を上回り、株価も上昇しました。ただ大きくは伸びず昨日比で上がりはしたものの陰線で終わってます。
一方、米国株をけん引しているGAFAMの決算はどうなるかといいますと、目を見張るほどの成長は見込めないのですが、アップルやマイクロソフトは予想を上回る可能性がありますので、ひきつづき米国株をけん引していくと予想します。
ただ、成長がないのに株価があがるのはいつか終わります。いまは大口でショート(空売り)のカバー(買戻し)がきてるとのことですので、それが落ち着けばいったんの株価上昇はあまり期待できないかもしれません。
それでもAIブームがまだありますのでなんともいえないところです。。
で、サマーラリーも8月の中旬あたりで終わる可能性が大です。がしかし、利上げ最終局面ということと、季節的アノマリーがイレギュラーなため、今年はずっと上がり続けることも想定できます。
ということで、ここでいったん利確するのは待っておいて、随時、逆指値をいれておきつつ持ち続けるのが賢明な策の一つだと思います。
そうすれば下がってもよし、上がってもよしですので。。ね。
もうひとつの作戦としては、全世界株式やS&P500といった全体を買うのを控えて、逆風を避けれるセクターに置いておくという手もあります。たとえば現在、今後調子がでてくるホームビルダーセクターや、インド株です。
こちら実はじわじわ上がっており、GAFAMの影響は限定的でありますのでかなりおススメです。
ということで今は8月のサマーラリー終了の可能性に向けて、準備段階に入っていこうと思います。ですのでどこらへんで見切りをつけるかどの銘柄を切っていくかなど考察していきたいと思います。
それでは、CPI発表があった今週の米国主要3指数を振り返ってみたいと思います。
ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
でした。
ダウ
週ごとに上下に大きく振れながらボックスを形成し、昨日は前回、前々回高値を超えて終了しました。目立ったのがUNH(ユナイテッドヘルス)で昨日だけで7%を超える上昇でした。ヘルスケアセクターが低迷してましたので、このUNHが復活の狼煙となるか、今後ヘルスケアにも注目していきたいと思います。
ナスダック
先週終値、先々々週終値をブレイクスルーして上昇で終わってます。ナスダックは依然好調で、ヘッジファンドのショートカバーで上がってると思われます。依然AI関連銘柄が強いので全体が押し上げているではなく、ほんの数銘柄のみが上昇しているといういびつな構造になってます。ただ、この波には乗っておき、8月以降はいつでも降りれる状態にしておきたいと思います。
S&P500
こちらも完全にダブルボトムのネックラインを完全に突破して上昇で終わってます。しかも節目の4500をも超えておりまして。去年3月の4631を目指す展開となっております。今後のシナリオとしてはこのまま上昇しつづけるか、GAFAMが失速していったん調整に入るかですが、さきほども申した通り、キャッシュポジションを多めにするのもありですが、今年はイレギュラーの年です。このまま上がる可能性が大の予想ですので、持ち続けつつ、逆指値をこまめに入れておくのがベストとなります。
まずはセルインメイ崩れました。8月以降の調整もあるかどうかですし、大統領選挙の前の年でもありますので。
米10年債利回り
下図をご覧ください。
3.828と先週の予想通りガクンと下がりました。今年1回の利上げでそのままいく可能性大です。
ということは株高でずっと行くというのが予想できますよね。
極端な利下げはおきないかもしれませんが、じわじわ利下げの可能性を保ちつついつ利下げになる?という希望をもたせつつしばらくは株価上昇していくパターンがあり得るかもです。。
なんせイレギュラーな年が続く可能性大ですから。。
今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)
CPIの結果のおかげで多くの銘柄、セクターで上昇がみられました。
3.0%の伸びまで落ちてきたので、これは誰がみてもインフレ鈍化は火を見るよりも明らかです。
ただ、賃金が上昇してますので、これを抑え込む方策としての利上げが次回あります。そしてタイムラグをみるために5.25%の政策金利を保ち様子見というのがメインシナリオでしょう。
これは市場もFRBも一致するはずです。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。
先週と同じく
VCR(一般消費財)アマゾン、テスラ、マクドナルドなど
VIS(資本財、サービス)ボーイング、GE、レイセオンなど
がまだ強く突出している状況です。
やはりいま、特定のセクターに資金がいってるのがこれでわかりますね。
これから決算発表シーズンなのでこれらのセクターの順位がどういれかわるのか見ものです。
VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
現在は13.33と依然としてかなり低水準にいます。これもCPIの結果をうけてガクンとさがって落ち着きを取り戻しております。ほんと、まだまだ株高が続きそうな雰囲気ですね。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
現在は138.85円近辺で、先週から4円近くも大きく下げました。
長期金利が上昇懸念が後退しましたので、ドルが売られた結果となります。昨日は上昇に転じましたが、もはやタカ派発言が飛び交うことはないかと思いますので、この水準かまだ下がるかですね。
為替はなにが起こるかわからないのでドル円ショートはまだ早いかもしれません。。
経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>
最後に
以上、キートンのウィークリー米国株ニュース 230715
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか。
ずっと株高、そして逆指値。
今年のサマーラリー、ちょっと様相が違います。2023年はアノマリーが完全に崩壊してますので金利と業績、それとテクニカル(数字)にコミットしてトレードしていこうと思います。つまり予想はもちつつも実績ベースで判断です。
ここらで売ろうかな?ここらで買おうかな?ではなく、機械的にトレードします。
ここでキートンのトレード術の本領発揮かと思いますので、思いっきり使っていこうと思います。
株って勉強すればするほど、ほんと楽しいですね。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
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