こんにちは~、キートンです!(^-^)/
NVIDIA Corporation(エヌビディアコーポレーション)
株式銘柄をいろいろと調べていくと、ちらちら出てくる銘柄です。
バンガード・S&P 500 ETFや前回紹介したバンガード・ラッセル1000グロース株ETF(VONG)の組み入れ銘柄上位はGAFAMですが6位にテスラ、7位がNVIDIAとなっております。
ちょっと耳慣れなえい銘柄ですが実はこれからの新技術で間違いなく活躍する企業となります。
それではさっそくご説明したいと思います。
NVIDIAの概要
アメリカの半導体メーカーでパソコン向けGPUの開発で知られてます。
ここでGPUですが
GPUとは「Graphics Processing Unit」の略で、3Dグラフィックスなどの画像描写を行う際に
必要となる計算処理を行う半導体チップのことであります。
1999年にはそのGPUを使ってPCゲーミング市場が爆発的に成長し、近代コンピュータグラフィックに革新をもたらしました。
最近ではそのGPUによるディープラーニングにより、近代AIの起爆剤となり、コンピュータ、ロボット、自動運転車にも活用されております。
3Dゲームでヒットしました。
ここで半導体とは
よく巷で聞く「半導体」とは「半導体集積回路」のことを意味してまして、ざっくりいうと
電子基板をギュッと圧縮した石のことです。
ズバリ下の図のようなイメージです。
トランジスタやダイオード、抵抗などの部品を基板の上に乗っけて半田づけした記憶ありませんが?あれの圧縮したものと思っていただければOKです。
NVIDIAの歴史
1993年にジェン・スン・ファン(黃仁勳、Jen-Hsun Huang、社長兼CEO)とクリス・マラコウスキー(英語版)(Chris Malachowsky、副社長)らが設立しました。
彼らはGPU(半導体)を開発しつづけ
1997年には低価格でありながら非常にパワフルなGPUを発表し、業界大手の仲間入りを果たす。
以降もGPUを発展させ、一躍PCグラフィックチップ界の技術的筆頭メーカーとなりました。
1999年、PC用の廉価なGPUとしては世界で初めてジオメトリエンジンを搭載した「GeForce 256」を発売しました。
NVIDIAは以前から取引のある多数のアセンブリメーカーにチップを提供、多数の消費者に対して売り出し、ハリウッドでしか作ることが出来なかったレベルの3DCGを個人のPCで実現可能とした事により、市場に衝撃を与えました。
チップセット「nForce」シリーズは、CPUメーカー二位のAMDプラットフォームで、
かつてはトップシェアを誇っていたチップセットである。
そのAMDはGPU技術をもってないため、なんと、このNVIDIAを遠ざけGPUメーカー第2位のATIの買収を行いました。
これによりAMDプラットフォームからNVIDIAは徐々に締め出され、NVIDIAはIntelプラットフォームへ傾倒していくようになりました。
ところがところがCPU1位のIntelは自前のGPUをCPUに内蔵するようになったため、Intel向け
GPU内蔵チップセットを開発する意味を失ってしまい、
2010年、NVIDIAはついにチップセット事業からの撤退を発表することになりました。
このことから抜本的な経営方針の見直しを迫られた同社は、
ARM系CPUを自社製GPUに統合したTegraシリーズ、同じくスーパーコンピュータ用として2008年頃から注目されていたTeslaシリーズ、そしてゲーム用GPU、GeForceシリーズの3つに注力し、一定の成功を収めております。
※ARM:CPUまたはその製造会社。ほとんどのスマホのCPUはこれ。
その後も少しずつ業績を伸ばし、2016年頃に起こったAIを進化させる技術である
ディープラーニングブームの波に乗って急成長しました。
2019年現在、NVIDIAは人工知能、特に自動運転の分野では圧倒的な地位を占めるようになってます。
NVIDIAの株価
まずは10年チャートを見てみましょう
なにこれ、ヤバくね?
って感じの上昇のしかたですね。コロナショックがショックになってないのがびっくりです。
ということで、キャピタルゲインが今後も期待できるグロース色の強い株価でした。
っと思いきや、よーくみると配当金を出してるじゃないですか!!
それも連続増配してますがな!!
ま、利回りは0.07%とそんなに大きくないのですが。。
いやーこれからはキャピタルとインカムが両方期待出来てウハウハ状態ですね。
NVIDIAの今後
さきほどちらっとお伝えした通り、AIを飛躍的に進歩させ、またこれからも進歩させていく技術がありますので、おそらくこの技術が確立すると人間がやってる定型業務がいらなくなります。
するとまた需要がドーンときますのでさらに資金が集まり開発に手が出せます。
また、定型業務だけでなく、自動運転技術の精度や確度が高まり、普及への道のりもグッと短くなるのでこれまた需要が跳ね上がるものと予想されます。
ちなみに業績予想としては下図の通りで、売り上げ、利益とも年々上昇の見込みです。
いまからでも全然遅くなく今買って、短期でなく長期でもっておくのがおススメですね。
最後に
以上、NVIDIAってどんな企業? ということでお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。
ただいま半導体不足で世界中が混乱に突入しようとしてます。その反面このNVIDIAは半導体メーカー。今後しばらくはいくら生産しても売れ残って在庫をかかえるってことはないでしょう。なんせ世界を牛耳る力をもってることとなりますからね。
ちなみにこの「半導体」も「半導体集積回路」の意味です。いろんな機器、スマホやパソコン、自動車に家電、もうあらゆるものに使われてます。
ということで半導体の役割と重要性についてもわかっていただけたと思います。
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。では、また!(^-^)/
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