イスラエルvsイランの停戦が今週頭に発表されました。いきさつ内容はともかくこれで市場の重しとなっていた地政学リスクがほぼ消えたということなります。2週間で終わるとはみてたのですが、ほぼ1週間で終わらせました。さすがですねトランプさん。
今週の出来事としては
- イスラエルvsイランの停戦合意
- FRBパウエル議長、「利下げ急がず」
- エヌビディア投資判断引き上げ
- テスラ欧州で販売不振
- マイクロン決算、売上利益とも予想上回る。見通しも良好。
- 個人支出、インフレ鈍化示す。
- ナスダック、S&P500最高値更新。
今週は停戦合意発表が呼び水となりつつも四半期末の買いもありの、なんだかんだポジティブニュースがたてつづけにあり、上昇相場が加速しました。そしてS&P500最高値更新。。

ということで、いつものごとく今週の各種指標について。まずはこちらから。。
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ダウ、ナスダック、S&P500
3指数は終値ベース、先週末比で
- ダウは+3.8%(終値:43819.27)
- ナスダックが+4.2%(20273.46)
- S&P500+3.4%(6173.07)
ダウ
下図をご覧ください。
先週までずっと横ばいで来てましたが、どこかで停戦が出て上昇するとは思ってましたが
こんなに早く停戦するとは思ってませんでした。

ダウ 週間上昇ランキングトップ10
今週上げたのは

ダウ 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

ほぼすべての銘柄で上昇しました。
とくに、エヌビディアが目標株価が引き上げられたことで、一気に上昇。
これまで高値で売られ、買われ、売られの繰り返しでもどかしかったのが、ようやく日の目を見ました。
↓↓エヌビディア(NVDA)の株価チャート(日足)

ナスダック
下図をごらんください。
こちらも今週は横ばい、決算も終わり、FOMCも通過。
高値圏にあり材料も乏しいため投資家心理が幅を利かせ一旦売りが発生するかもですね。

ナスダック 週間上昇ランキングトップ10
今週上昇したのは(上位10銘柄)

ナスダック 週間下落ランキングトップ10
今週下落したのは(下位10銘柄)

引き続き半導体銘柄が調子よく、目標株価を引き上げられたAMD、エヌビディアが調子を上げてます。
あわせて、通信銘柄のメタ、ネットフリックスも上げてきてます。
機関投資家が逃げているとのことですが、ここは個人投資家もいつでも逃げられるよう準備はしておきましょう。
次の上昇を見据えていれば、手じまいにいささかの迷いはありませんよ。
まだまだ悲観は禁物、新値は買いです。
S&P500
下図をご覧ください。
前回の高値2月の6144ポイントをブレイクアウト。
指数でも新値をとったど~!!

S&P500 週間上昇ランキングトップ10
今週のS&P500上昇銘柄は

S&P500 週間下落ランキングトップ10
下落銘柄は(下位10銘柄)

ナスダックと様相は異なり
クルーズ関連、暗号資産銘柄が上昇と半導体チームに対抗しております。
とにかく米国株には優秀銘柄がゴロゴロと転がっており、
いつでもエントリーできるよう、日ごろから選定を怠らず準備しておきたいところです。
いまの相場環境としては
利下げ局面
AI需要増大
そして
地政学リスクの緩和
と
あらゆる切り口から見てもおいしいところばかりです。
ここで値ごろ感から高いからといって売るところではないと個人的には思います。
ただ、高値付近だと売り勢が活発化してくるので、手じまいには冷静な判断、ていうか売りのルールどおりしっかり手じまいしていくのと、狼狽売りもやめましょうね。
↓↓コインベース(COIN)の株価チャート(日足)

↓↓ロイヤルカリビアン(RCL)の株価チャート(日足)

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米10年債利回り
下図をご覧ください。
4.275%と先週からひきつづき低下です。

中東情勢が緩和し原油が大幅に下落、インフレ懸念が和らぎました。

今週のセクター別騰落一覧(ヒートマップ)

原油除くとほぼほぼグリーンです。
ポジティブニュースで10年債利回りが低下傾向で株は買われました。
下図をご覧下さい。1か月のセクター毎の株価指数の推移です。

VGT(情報技術)が返り咲き、VOXの通信がすごい勢いで上昇してきてます。大型ハイテク株の影響ですね。ようやく日の目を見そうです。
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VIX(恐怖指数)
下図をご覧ください。
16.33と先週から大きく低下。

さて、地政学リスクが緩和したことで恐怖も遠のきました。
ついでに大型ハイテク企業の業績も好調、インフレ鈍化で利下げ期待も高まってきてます。
今は売りの材料がみあたらず、売りようにも売れないので株価は今後も上昇するものと思われます。
たとえばS&P500で、去年の4月の中東情勢以降をみてみると、いったんの停戦からは3か月ほどは上昇トレンドを形成していました。
↓↓S&P500(SPX)の株価チャート(日足)

今回もそうなるとは限りませんが、確率は高いと思います。
ドル円の状況
下図をご覧ください。
144.62円/ドルと先週から1.5円下落です。
結局いってこいになりましたが、
底値は固いですね。
ま、いつか上昇するのでしょうが、安定しているうちにトレードで利益獲得するチャンスです。

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経済イベント(経済指標)
米経済の過去のイベントを時系列に並べて下記に示しております。
過去の指標からながめていくとなんとなく米経済全体の流れが見え、最新ニュースの意味がより深く理解できるようになります。
<過去分>

今週のイベント結果(経済指標の結果)

来週のイベント

考察
先ほども述べた通り、
利下げ局面、AI需要継続、地政学リスク緩和
ということで、売り材料が見当たりません。
関税リスクは?というと
こちら時間がたつにつれ、市場はどんどん免疫力をつけてきてますので
関税砲があっても一過性となるでしょう。
機関投資家が売っているという声をききますが、これはこれで受け止めておいて
トレードしてる個別銘柄には「必ず」ストップロスラインを設け
逆指値売り注文を入れておきましょう。、
まだ市場は4月初旬の大幅下落から記憶が抜けないとは思います。
つまりみんなある程度危機感をもってのトレードをしてるでしょうから、
すぐには大幅下落期待できません。
ホールドしておき、売ってはならないサインが出続けたら売り
また上昇トレンドになったら買い。
でよいかと思います。
とりあえず「損をしない」
ことを基本に動けば自然と利益も伸びていくでしょう。
そういえば、今年の初め頃DeepSeekショックというものがありましたね。
中国でもチャットGPTみたいな生成AIが開発され、米国企業のAIが終わったと。
で、結果どうだったのかというと、
今の株価が答えです(笑)
つまりもう生成AIのタームは過ぎて次は自動運転だのロボティクスだの、フィジカルAIの流れです。
さらにいうと中国はトップランナーではなく、モノマネ王国です。
技術は追いつくのですが、イノベーションができないので
どうしても先取りで値をつける株式では米国には勝てないのです。
もうすこしいうと、電気自動車のBYDですが。
売り上げはものすごいということでしたが、これは出荷したものを売りあげとしてたらしく、
販売店とかには在庫の山とききます。
さらには基本的な車の骨格の出来栄えは20年前の日本車よりも出来が悪く、基礎がない構造のもとにつくられた自動車のようです。
要はハリボテみたいです。(真偽は不明ですが)
欧州に関しては連続利下げで株価上昇しているわけですが
イノベーションがない欧州で今後利下げストップとなると株価は下落します。
まだ大丈夫ですが、欧州一国集中などは避けるべきでして、
いつかまた米国株への回帰が見込まれます。
Q.トランプ関税、地政学リスク、利下げ今後どうなる?
A.停戦合意がなされ、利下げも意識されてきてます。
Q.来週の相場は?
A.久々の適温相場です。上昇が見込まれます。
Q.今は株を買った方がいいのでしょうか?
A.地政学リスクが去ったあと2から3か月上昇がありえます。
Q.売りのサインはなんでしょうか?
A.売りは激ムズなので、別途記事「キートンの米国株トレード術」を見てください。あっさり簡単ですよ!
最後に
以上、「ウィークリー米国株ニュース250628/S&P500最高値更新」
ということでお伝えしました。
いかがでしたでしょうか
利下げ局面、AIの需要増、地政学リスク低下、関税交渉進展と売り材料がない今、株価上昇の機運です。去年の5-7月同様チャンスですので銘柄選定、エントリー忘れずに!(ストップロスもね)
それでは今日はこのへんで
みなさんの投資ライフにお役に立てれば幸いです。
本日もご覧いただきありがとうございました。
では、また!(^-^)/
※参考 ↓↓「キートンの米国株トレード術」
https://puretwostrokespirit.com/archives/6122/keatonstrading/
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